来館者は年間約300万人。インバウンド需要への対応と職員の負担を減らすため、多くの部門でタイミーを活用する沖縄美ら海水族館

全国的に有名なレジャー施設においてもタイミーは活用されています。今回は、沖縄美ら海水族館を管理運営する一般財団法人 沖縄美ら島財団 水族館事業課 水族館販売推進係の金城さんにタイミー導入前の課題と導入による効果について伺いました。

水族館事業課 水族館販売推進係 金城さん

インバウンド需要の増加で、職員の負担が増えていた

ー タイミー導入前の課題を教えてください。

水族館事業課 水族館販売推進係 金城さん(以下:金城さん):海洋博公園にある沖縄美ら海水族館には、年間約300万人のご来館者がいらっしゃいます。特にゴールデンウィークや夏休み、修学旅行の時期はハイシーズンとなり、一定の波はあるものの繁忙期はある程度予測ができていました。

ところが近年は、インバウンドの需要で訪日される海外からのお客様が非常に増え、時期に関わらず多くの方がご来館するようになりました。いつ混雑するのか読めない状況で、職員の負担も増えて「負担の分散」という意味での解決策を探していました。そんな時に上司からの情報共有でタイミーの存在を知りました。

 

ー タイミーでは、どのような職種やお仕事で募集をしていますか?

金城さん:ショップ 「ブルーマンタ」や「オキちゃんショップ」では商品の在庫管理や品出し、最後尾のレジ待ち案内、レジ業務(経験者限定)を中心に募集しています。その他カフェやレストランでは、お客様のご案内やバッシング作業、洗い場、清掃などをお願いしています。海洋博公園全体で言えば、イベントの運営スタッフや受付、ビーチの売店スタッフなど多くの部門でタイミーのワーカーさんに活躍していただいています。

毎日違うワーカーさんが来て店舗運営がうまくできるのか心配でしたが、ワーカーさんがリピートして働いてくれることも多いため、助かっています。

募集に対して9割以上が稼働。現場の負担が軽くなり、お客様に余裕を持って対応できるようになった

ータイミーを利用してよかったことを教えてください。

金城さん:特に人員がきちんと集まるという点においては安心して活用できています。実際にこれまで募集に対して9割以上のワーカーさんに稼働していただいています。店舗運営の観点でも、安定した人員確保は「お客様の満足度の向上」や「職員の負担を軽減する」ことにもつながるため、導入してよかったなと感じています。

現場でも「業務を切り分けることで負担が軽減されて、気持ちに余裕を持って仕事ができるようになった」という声も多く聞きます。またタイミーを活用することで、シフト管理や給与支払い手続きなど管理業務を簡素化できたことも嬉しいポイントでした。

 

ータイミーを利用する上でのコツはありますか?

金城さん:通常期は一般募集をして沖縄美ら海水族館で働くことに興味のある方を広く集め、繁忙期は業務に慣れているお気に入りワーカーさん限定で募集を出すなど、募集の出し分けを工夫しています。そうすることで、勤務経験のあるワーカーさんの母数を増やしながら、人材が必要な時にすぐマッチングしてもらいやすくなる環境づくりができていると思います。

今後は引き抜きや募集職種の拡大などにチャレンジしていきたい

「国営沖縄記念公園(海洋博公園):沖縄美ら海水族館」

ー今後のタイミーをどのように活用していきたいですか?

金城さん:これからは相性の良いワーカーさんを引き抜く※1ことも検討していきたいです。それに加え、タイミーでは検便検査※2を実施しているため、そういった制度を利用してカフェやレストランなどで幅広い職種を募集できると、より店舗運営の効率化や負担軽減につながると考えています。
※1:タイミーはワーカーの引き抜きが無料です
※2:検便検査実施には、一定の条件・基準がございます

取材協力:一般財団法人 沖縄美ら島財団
沖縄の自然、歴史、文化に関する調査研究及び、技術開発、沖縄の自然環境や生物など、これまで培った調査研究の成果を活用した普及啓発、技術開発、沖縄観光の拠点である海洋博公園や首里城公園など、公益性の高い施設の管理運営を行い、市民の心身の健全な発達および環境の保全に寄与すること、並びに地域社会へ貢献することを目的として事業を行っています。