営業コールでの活用で1日あたり1〜2件の商談数UP!業務切り分けによる生産性向上を実感し、1名の長期採用にも成功

「業務を通じて候補者の人柄や働きぶりを確認できるため、タイミーでは効率的かつ納得感のある採用活動ができる」と語るのは、自動車販売などの事業を展開する株式会社グッドライブの水津さん(代表取締役)です。今回は、水津さんとタイミーを通じて同社に入社した阪田さんにお話を伺いました。同社はタイミーを活用してどのような成果を実現したのでしょうか。

 
株式会社グッドライブ 代表取締役 水津俊哉さん

関東で自動車販売事業を展開|営業のためのコールスタッフを増員したかった

–はじめに、事業内容をお聞かせください。

代表取締役 水津さん(以下、水津さん):当社は東京都に本社を置き、中古車販売・買取、新車販売、カーラッピング、損害保険代理店の事業を展開しています。本社と埼玉県東松山市にある支店で、専門知識を持ったスタッフが万全な体制でお客様をサポートさせていただいております。


タイミーを活用される前、どのような人材課題・採用課題がありましたか?

水津さん:本社と支店を合わせて当社では14名の従業員が働いていますが、営業担当者をはじめとする職種の人手不足が課題でした。これまでは知人や関係者からの紹介を中心に人材を確保していましたが、事業の成長に伴って紹介だけでは採用が追いつかず、限界を感じていたのです。

一方、営業担当者の採用は決して簡単ではなく、育成にも一定の時間がかかります。そのため、まずは営業を支援するアポイント獲得のコールスタッフを採用し、営業担当者の負担を軽減しようと考えていました。

採用にあたっては、インターネット求人媒体や成果報酬型の方法を試しましたが、求人広告を掲載するだけで数十万円の費用が発生し、必ずしも求める人材が集まるわけではないというリスクがあり、満足できる採用活動ができずにいました。

 

–どのような経緯でタイミーを知りましたか?

水津さん:採用活動について悩むなかで、以前知り合いがタイミーを活用していたことを思い出しました。そのときに「ワーカーさん※に仕事を試してもらい、職場に合う方がいれば長期採用につなげる」という活用方法を聞いており、それが当社の採用課題の解消に役立つのではないかと考えました。

他の求人媒体を通じて候補者と接点を持っても、面接だけで終わってしまうケースは少なくありません。しかし、タイミーであれば業務を通じてワーカーさんの人柄や働きぶりを把握できるため、採用の精度を高められると感じたのです。
※タイミーを通じてマッチングした働き手

–導入にあたって不安などはありましたか?

水津さん:初めて仕事に来てくれたワーカーさんに営業のアポイント獲得のための架電業務のすべてを任せるのは不安でした。そこで、営業リストをもとに自動車の買取りのためのアウトバウンドコールをワーカーさんにお願いし、興味があるお客さんに繋がった場合は従業員にトスアップする仕組みを考えました。このように業務を分解し、初めてのワーカーさんでも働きやすい環境を実現でき、当初の不安は解消されました。

 

コールスタッフと写真撮影スタッフを募集|業務を通じてワーカーさんの人柄や働きぶりを確認できた

–タイミーの実際の活用方法を教えてください。

水津さん:当社では2025年3月からタイミーを活用しており、現在は次の2つの仕事でワーカーさんを募集しています。

  • コールスタッフ
  • 自動車の写真撮影および写真編集スタッフ

写真撮影および写真編集スタッフには、軽度の洗車を含む撮影前の準備、インターネットに掲載する自動車の写真撮影、公開前の画像編集、SNSやインターネットへの情報掲載の業務をお願いしています。

当社の場合、長期採用につなげる目的があるため、私が現場にいる日を中心にワーカーさんを募集しています。そこで私の目でワーカーさんの人柄や働きぶりを確認しています。

 

–OJTはどのように対応しましたか?

水津さん:コールスタッフのためにマニュアルとトークスクリプトを作成しました。マニュアルにはコールの手順のみならず、電話で営業を行う背景や目的も記載しているところがポイントです。

また、ワーカーさんが働きやすいように明るく分かりやすい職場づくりを心がけています。全員で明るく挨拶を行い、ワーカーさんに依頼する業務を明確に伝えるように徹底してます。

 

–タイミーを活用して、これは便利だ!などと思ったポイントを教えてください。

水津さん:タイミーを活用して便利だと感じたのは、実際の業務を通じてワーカーさんの人柄や働きぶりを確認できる点です。通常の面接だと、求職者はどうしても構えた状態になってしまい、自然な姿や性格が見えにくいのですが、タイミーでは自然体で働いている様子を確認できます。

また、面接だけで終わってしまう他の採用手段と違い、費用が無駄にならない点も嬉しいです。時給を払って業務にしっかり対応してもらいながら、当社としても適性を見極められるため、効率的かつ納得感のある採用活動ができています。

 

1日あたり1〜2件の商談を獲得|1名の長期採用にも成功し、従業員がコア業務に集中できるようになった

–タイミーを導入してどのような変化がありましたか?

水津さん:はじめに定量的な成果として、商談の獲得があります。ワーカーさんが1日あたり5時間前後のコール業務を行ってくれると、1件〜2件の商談を獲得できます。なかには、即日の商談に結び付くケースもありました。

また、タイミーを通じて1名の長期採用に成功しました。その方は営業職への適正も備えており、外見も爽やかでコミュニケーション能力も高く、採用後の働きぶりも文句なしです。

採用に至るまでの流れもスムーズで、会話の中で「仕事を探している」と話してくれたため、その日のうちに採用を提案しました。スピード感を持って対応できたことが、結果として良いご縁につながったと感じています。

その他の成果として、これまで従業員が担っていたコール業務や車両の写真撮影業務をワーカーさんに任せ、従業員がより多くの時間を営業活動に充てられるようになりました。その結果、営業社員1人あたりが対応できる商談数も増加しており、業務の切り分けによる生産性向上を実感しています。


–ワーカーさんから正社員になった阪田さんにもお話を伺いたいと思います。はじめに、これまでのご経歴を教えてください。

採用ワーカー 阪田さん(以下、阪田さん):私はこれまで野球一筋の人生を送ってきました。高校、大学と野球を続け、海外でもプレーする機会がありました。長い間、野球に全力を注いできましたが、自分なりに一区切りをつけるタイミングだと感じ、引退後は新たに仕事を探し始めました。

そのときに出会ったのがタイミーです。最初から1つの仕事に絞るのではなく、まずはさまざまな職種を体験してみたいと思い、引っ越し作業や搬入出の仕事などを試しました。そのなかで今の職場とご縁があり、正社員として働くことになりました。

 

–株式会社グッドライブのイメージはどうでしたか?

阪田さん:私がこれまでイメージしていた車屋さんとは異なる印象を受けました。グッドライブには柔軟な雰囲気があり、現場も和やかだったのです。最初の日に採用のお話を頂き、私としても良いタイミングだったため迷わず入社を決めました。

現在はホールや出張査定、写真撮影、画像編集などを幅広く担当しています。査定については、最初の2週間〜3週間は先輩に同行して一から教えていただきました。単に車を買い取るだけでなく、それが会社の利益になるように見極めていく必要がある点が難しさでありやりがいでもあります。今後は対応できる業務の幅を広げて、会社に貢献できる存在になりたいと思っています。

 

タイミーを積極的に活用し、高い成果をあげられる組織を作る

–今後の展望を教えてください。

水津さん:今後は、タイミーをさらに活用しながら業務の効率化を進めていきたいと考えています。具体的には、千葉県や神奈川県にあるオークション会場まで自動車を運ぶ「陸送業務」をワーカーさんに依頼できればいいなと考えています。これにより、従業員の移動負担を減らし、時間をより有効に使えるようにする計画です。

また、タイミー経由での採用も強化し、優秀な人材との出会いを増やしていきたいと考えています。営業担当者がコア業務に集中できる環境を整え、より高い成果を上げられる組織を目指していきます。

取材協力:株式会社グッドライブ

東京都で中古車販売および買取、新車販売、カーラッピング、損害保険代理店の事業を展開。一人ひとりのお客様に向き合う丁寧な接客が強み。