今回は外資系スポーツブランドを展開するP社にて、タイミーの導入を決定したリテール本部の太田さんと御殿場店 副店長の吉田さんにお話を伺いました。タイミーを活用したことで、職場の環境改善につながった事例をお届けします。
左:御殿場店 志村さん 右:御殿場店 副店長 吉田さん
ータイミー導入の背景を教えてください。
P社 リテール本部 太田さん(以下、太田さん):新型コロナウイルス感染症による制限が緩和されてから、インバウンド顧客含め店舗への来客が増える中で、慢性的な人手不足が発生していました。
特に採用が難しいエリアで、すぐに働ける方に出会えるきっかけがなく困っていたところ、他のアパレル企業でもタイミーを取り入れたスポット採用をしていることを知り、チャレンジしてみようと思ったんです。
また弊社が記録している全世界の支社・店舗のスタッフ人数や就労時間などのデータによると、スタッフの残業が多くなるにつれてパフォーマンスや従業員満足度が下がる傾向があります。既存スタッフの負担を少しでも軽くするためにも、導入を決定しました。
ー御殿場店の吉田副店長に伺います。導入する上で店舗側の懸念点はありましたか?
御殿場店 副店長 吉田さん(以下、吉田さん):タイミーのワーカーさんがお店の裏側であるバックヤードを見ることで、ブランドイメージを損なわないか、単発で働く方が職場に入ることによりトラブルが起きないかといった部分が不安でした。
ー実際にタイミーを利用してみていかがでしたか?
吉田さん:いざ募集してみると、想像の何倍も仕事ができる人が多く来てくれる印象でした。ワーカーさんには、主にバックヤードでの商品整理や品出し準備、洋服のたたみ直し等の業務をお任せしています。年齢も属性もバラバラの方が働いていますが、リピートしてくださる方も多いです。
気になっていたバックヤードを見られてしまうことに関しては、タイミーのワーカーさんが職場に入ることで、既存スタッフの「見られている意識」が上がったんです。それにともない、お客様から見えないバックヤードも綺麗に整理・整頓する習慣ができました。明日はお客様になる可能性があるワーカーさんと一緒に業務を行うことで、自分たちの行動や振る舞いを振り返る良い機会になったと思います。
またワーカーさんのフォローを受け入れ担当者のみに任せず、スタッフ全員でケアすることを心掛けることで、トラブルもなく円滑に業務をまわせています。
ータイミー導入による効果を教えてください。
吉田さん:タイミーのワーカーさんにバックヤードの仕事をお任せできたおかげで、店舗社員の残業時間が1人あたり1日1時間ほど削減されました。繁忙期で換算すると、1人につき20時間程度の残業がなくなっていることになります。
以前は社員もバックヤードでの商品整理の作業に充てる時間が多く、次の日に作業が残ってしまうといったことも発生していました。しかし、タイミーを利用してうまく業務を切り分けることで、社員の作業効率が上がり、気持ちにも余裕が出るようになり、職場全体がポジティブな雰囲気に変わっていったんです。
また業務を切り分けることで、既存の社員ができるだけ店舗運営や店舗経営にリソースを使えるようになったことも大きな変化です。目の前の作業で手一杯になってしまう状態から、きちんと人材の育成につながる業務を任せられるようになり、社員のモチベーションアップにもつながっています。
ーこれからタイミーに期待することを教えてください。
吉田さん:これまではタイミーのワーカーさんにはバックヤードの業務をお願いすることが中心でした。何回かリピートして働いてくださるワーカーさんの中には、接客に興味を持ってくださる方も多いため、これからは販売・接客など幅広いお仕事をお任せして行ければと考えています。
また当初はスポット採用を満たす目的でタイミーを利用していましたが、今後は長期採用への引き抜きや長期スタッフへの転換を目指せるといいなと思っています。
外資系スポーツブランドP社 事業内容
スポーツブランド製品等の生産、輸出入、販売、またそれに付帯する事業
ワーカーさんにお任せしているお仕事の詳細は、下記タイミーラボの記事をご覧ください。
https://lab.timee.co.jp/blog/feature/global-sportsbrand
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