人手が足りず諦めていた“全てのお客様にピザをお届けする”ということ。タイミーで、実現できました。

今回はピザハット 採用担当の笠原さん、代々木店店長さん(取材当時:4月)にお話を伺いました。注文が殺到した際に人手不足で対応できず、全てのお客様にお届けしきれないことがかねてからの悩みだったのこと。タイミーの導入が人手不足の解消だけでなく売り上げアップにも繋がった、その背景をお話しいただきました。

ピザハット 採用担当の笠原さん

ータイミーを導入いただいた背景をお聞かせください

笠原さん:導入前は人手不足が原因で、お客様にピザをお届けするまでかなりの時間がかかってしまっていました。待ち時間を見て注文をためらうお客様もいらっしゃったと思います。「おいしいは、愛だ。」のスローガンのもと、地域の多くの方々にピザで幸せになっていただきたい。お客様の機会損失の要因であった人手不足は喫緊の課題でした。類似のスポットバイトのサービスと比較したところ、マッチング率が80-90%と圧倒的に高い点が決め手となり、タイミーの導入を決めました。

ータイミー導入前はどのような方法で人材を確保されていましたか?

笠原さん:大手求人広告媒体を駆使し、アルバイトを採用していました。それでも人手が足りない場合は、他店からヘルプを呼んだり人材派遣会社を利用したりしていました。ですが、デリバリーの業態は免許が必要になってくるので募集のハードルが高く、募集人数の10%ほどしか派遣されませんでした。料金も時給換算で2,000円程度と決して安くはない金額でしたが、お客様の機会損失だけは防がねばという思いで利用していました。

ータイミーの導入によって、どのような効果がありましたか?

店長さん:タイミーの方にオーダーが集中する3-4時間だけシフトに入ってもらうことで、より多くのお客様にピザをお届けすることが可能になりました。人件費の微調整が利くようになって、売り上げの増加にも繋がりましたね。固定のアルバイトの方達に残業をお願いすることも無くなり、シフトに追われる精神的ストレスから店長・アルバイト共に解放されました。

ータイミーを導入して良かったと思った瞬間はいつでしたか?

店長さん:大雨の日、当日募集をかけた10分後にマッチングした時は本当に感動しました。雨の日のデリバリーってすごくきついのでヘルプに入ってくれるアルバイトがいない一方、お家でピザを食べたいお客様からの注文は集中するため、対応しきれないのが常だったんです。「雨の日はしょうがない」と半ば諦めていました。ですがその日はタイミーのおかげで注文を取りこぼすことなく配達でき、通常の倍の売り上げを達成しました。革命的だと感じた瞬間でしたね。

ータイミー導入にあたっての懸念は何でしたか?

店長さん:やはり事故への懸念が大きかったです。当日来ていきなり働くなんてことがそもそも本当に可能なのかと。ですが初回で来てくれた方がデリバリー経験者で、見事に即戦力として働いてくれたのでその不安も大きく軽減されました。当店に来てくれるワーカーさんは、学生時代にデリバリーをやったことがある社会人の方が多いですね。タイミーの担当の方に提案いただいて案件に掲載した「原付に一年以上乗っている人・経験者限定」の文言が功を奏しているのだと思います。

ー事故への懸念に対し、現在はどのような工夫をされていますか?

笠原さん:初めて来てくれた方に対し、動画などを活用した研修を30分間行っています。短時間で要点をまとめた教育を行う必要があったため、アルバイト教育の見直し・効率化を考える良いきっかけにもなりました。また「お気に入り」機能(※)を活用し、研修の時間を省く工夫もしています。最初に導入した店舗では、お気に入り登録ワーカーだけで運用する試みもすでに始めています。

(※)お気に入り機能:良い働きをしてくれたワーカーを「お気に入り」登録し、そのワーカーにだけ限定的に募集を公開することができる機能。

ータイミーのシステムで画期的だと感じる点があれば教えてください

店長さん:働いた後に店舗とワーカーさんが相互に評価し合う仕組みは、非常に画期的だと感じています。この仕組みのおかげで、ワーカーさんはある程度緊張感を持ちながらポジティブな働きをしてくれているのだと思います。ただお金を稼ぐため、というよりは経験を積むという意味で意欲的な働きをしてくれる方が多いですね。反対にワーカーさんから店舗への評価は、社員に対する通信簿だと思って受け止めています。やはりgood評価をしてもらえると、やる気にもつながりますしね。

笠原さん:様々な現場で働いてきたワーカーさんからの評価は、店舗・自分の会社を客観的に評価する指標です。再発見した自社の強みや良さを、採用の時などにもアピールしていければと思っています。