学生スタッフの長期休みをカバーできる。地域に愛される焼肉店がタイミーを導入し、店舗運営の即戦力とお店のファンを同時に獲得!

「タイミーの導入により、繁忙期に必要なスタッフの数をスムーズに確保できるようになった」と語るのは、株式会社セイザンフーズが運営する焼肉リストランテ「BirraRistorante GAJA (ビラ・リストランテ『ガヤ』)恵庭店」で店長を務める名畑さんです。タイミー導入前の課題と導入による効果について伺いました。


120席の広大なスペースが自慢の焼肉店|繁忙期に学生スタッフの実習や帰省が重なり人手不足に悩んでいた

–はじめに、事業内容をお聞かせください。

店長 名畑さん(以下、名畑さん):BirraRistorante GAJAは、上質なお肉をリーズナブルな価格で提供するリストランテスタイルの焼肉店です。120席を備えた広大なスペースが自慢で、3世代でご来店くださるお客様も多く、地域の皆様に愛される店舗となっています。

 

 

 

–タイミーを導入される前、どのような人材課題・採用課題がありましたか?

名畑さん:当店は、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始に繁忙期を迎えます。スタッフには恵庭市が地元ではない学生が多く、長期の帰省や学校実習で繁忙期にシフトに入れなくなるケースも少なくありません。そのためお客様の数に合わせたスタッフの確保に課題を感じる状況が続いていました。

現在当店には正社員5名、パートおよびアルバイト40名が所属していますが、店舗を運営するためには1日あたりキッチンスタッフ5名、ホールスタッフ6名から7名が必要です。週末をはじめとする繁忙期には1.5倍の人数が必要になります。食べ放題を実施しているためお皿の使用枚数が多く、ピークタイムにはお皿が一周するのです。

 

そのような状況のなかで、本社からの紹介でタイミーを知りました。当時、北海道の別の店舗でタイミーを導入していたため、利用してみることにしました。

 

 

 

–また、導入にあたって不安などはありましたか?

名畑さん:当初は、トラブルがあった場合、どのように対処すべきかという点で不安を抱えていました。しかし、タイミーの担当者がこれらの不安に丁寧に対応してくれ、安心できましたね。また、タイミーを通して仕事に来てくれるワーカーさんには、説明した内容に的確に対応してくれる方が多く、当初の心配は杞憂でした。

 

 

当日の直前募集でもワーカーさんとマッチング|タイミー導入により店舗運営に必要なスタッフを確保しやすくなった

–タイミーでは、どのような職種やお仕事で募集をしていますか?

名畑さん:当店では2024年8月から、洗い場や食器の仕分け、簡単な調理に対応するキッチンスタッフと、配膳やバッシング、セッティング、洗い場に対応するホールスタッフを募集しています。

ワーカーさんを募集する曜日や募集人数は、1カ月ごとのシフト組みの段階で決めますね。当日のベテランスタッフの人数によっても、店舗運営に必要なワーカーさんの数が異なるため、正社員スタッフに組んでもらったシフトを確認しながら、タイミーでワーカーさんを募集することが多いです。

現在は、週末を挟む形で木曜日から月曜日に1日あたり1名から3名のワーカーさんを募集しています。また連休や祝日にはワーカーさんを多めに募集して、余裕のある店舗運営を心がけています。

 

 

 

–タイミー導入により、どのような効果がありましたか?

名畑さん:タイミーの導入により、店舗運営に必要なスタッフをスムーズに確保できるようになりました。導入当初から頻繁に募集している洗い場のお仕事には、特に多くの申し込みがあります。社会人経験豊富なワーカーさんが店舗運営スタッフの「準レギュラー」のような形で定着してくれました。副業として働いている方が多いのは意外な発見でした。

特に助かったのは、スタッフに突発的な欠員が出た繁忙期のある日。17時半に募集を開始し、ワーカーさんに19時に来てもらったことがあります。約1時間でワーカーさんとマッチングでき人員を確保できたため、安心できたのを今でも覚えています。

 

 

 

–タイミーのどのような機能を活用して、ワーカーさんを募集していますか?

名畑さん:当店では、タイミーの「グループ機能」を活用してワーカーさんを募集しています。リピートで来てくれるワーカーさんのみにお仕事を案内でき、即戦力を確保できるためです。

なかにはお仕事に10回以上来てくれている方もいます。そのようなワーカーさんは当店の運営に対する理解も深く、店舗運営においてとても頼もしい存在です。

 

 

 

–予想していなかった副次的効果はありましたか?

名畑さん: タイミー導入から1カ月足らずでアルバイト1名を長期採用できたことですね。現在はホールやキッチン業務を中心に店舗運営に貢献してくれています。

今後の店舗運営を見据えて、正社員採用を視野に入れたワーカーさんの引き抜きも計画しており、タイミーを通じた長期的な採用戦略が整いつつあります。

また、ワーカーさんのなかには、タイミーでの募集を通じて当店を知ったという方もいました。それらのワーカーさんが「次は家族でお店に食べに来たい」と言ってくれることも多く、店舗のファンづくりにもつながっています。さらに常連のお客様が働きにきてくれたこともありました。「スタッフ同士もこんなに和気あいあいと働けているから、お店が繁盛するのですね」というお言葉を頂戴することができ、嬉しい限りです。

 

 

即戦力の確保と人材育成の負担軽減を両立|今後はスタッフチームの強化とお店のファンづくりを目指す

–タイミーを継続利用するようになった決め手を教えてください。

名畑さん:継続利用の決め手は「即戦力を確保しやすい」「採用時に作業内容を端的に指示することで業務が滞りなく進む」というメリットが店舗運営に大きく寄与しているためです。経験者限定での募集により、即戦力の確保と人材育成の負担軽減を実現できます。このような募集ができるため、年末年始をはじめとする繁忙期にもワーカーさんを安心して募集できる点が魅力です。

また、現在は繁忙期の備えとしてもタイミーを重宝しています。私は店長の役職に就いて6年目であり、1日のお客様の大まかな流れをイメージできます。平日と休日の違いや、近隣のドームで行われている野球の試合による影響なども考慮しながら、複数のお客様が同時に来店される時間帯やお帰りのお客様が多くなる時間帯を予測していますが、読みが外れると店舗運営の負担が一気に増大しかねません。

タイミーの場合、当日に募集をかけても、マッチングしたワーカーさんがすぐに働きにきてくれます。現在は「予想外にお客様が増えてもタイミーがあるから大丈夫」と考えており、店舗運営に関連する精神的な負担も軽減されました。

 

 

–今後の展望を教えてください。

名畑さん:タイミー導入により、当店では繁忙期におけるスタッフの確保や効率的な長期採用を成功させることができました。地域に根差し、お客様に愛される店舗運営の一環として今後もタイミーを活用し、スタッフチームの強化とお店のファンづくりを目指していきます。 

取材協力:株式会社セイザンフーズ
北海道を拠点に多様な事業を展開するセイザングループの飲食業部門として、GAJA/特急焼肉せいざん/焼肉ホルモンジンギスカン酒場れもん/串焼肉酒場れもんなどの飲食店ブランドを運営。