食品工場の生産数が変化しても安定稼働を維持できる。10名以上の採用と自社雇用率の向上を実現

安定した生産体制の構築が必要な食品工場でも、タイミーは活用されています。今回は岐阜県を中心に食品製造業を営むサンミール株式会社 可児工場副工場長の山本さんにタイミー導入前の課題と導入後の効果について伺いました。

可児工場 副工場長 山本さん

外国人実習生のリーダーが退職した後に続けて数名が離職。工場の安定稼働のために人材確保の手段を探していた

ー タイミー導入前の課題を教えてください。

副工場長 山本さん(以下:山本さん):可児工場ではピザを中心に製造をしており、日本全国の小売店様にお値打ちかつ品質の安定したピザを販売しております。タイミー導入前までは、外国人実習生が多く働きに来てくれていました。しかし、ある時にリーダーの方が退職してしまい、それに続くように離職者が数名出てしまったんです。

それをきっかけに、これまでの採用の方法を見直す必要があると思い、タイミーを試してみることにしました。
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ー タイミー導入にあたって懸念はありましたか。

山本さん:安定的に稼働していただけるのか、効率よく働いていただけるのか等、生産性に関わる部分は懸念としてありました。しかし、実際に募集をしてみるとリピートで働いていただけるワーカーさんも多く、生産性の部分については問題なく進められています。

 

ータイミーでは、どのような職種やお仕事を募集していますか?

山本さん:冷凍ピザの製造に関わるお仕事をお願いしています。ピザ製造の工程としては「生地をつくる」「生地を伸ばす」「ソースを塗る」「チーズをかける」「トッピングをする」「オーブンで焼く」「冷凍する」「品質・賞味期限などの検品をする」「梱包する」「掃除をする」などのプロセスがあるのですが、ほぼ全ての工程でワーカーさんに関わっていただいています。

 

10名以上の採用に成功。ライン作業で必要な人数に対して6割のリピートワーカーさんが集まるようになれば安心

ー実際にタイミーを利用してよかったことを教えてください。

山本さん:タイミー経由で10名以上のレギュラースタッフを採用できたことがよかったです。それにより自社雇用率が上がり、より安定した稼働体制を整えることができました。

 

またレギュラースタッフさんのシフトに合わせながら、平日は13名ほど、土曜日は20名ほどのワーカーさんに働いていただいています。週2〜3日など安定的に働きに来てくださるワーカーさんも多いので、レギュラースタッフの方と変わらないような感覚です。   

 

特に、商品の取扱いが繊細になる梱包の作業に関しては、タイミーのワーカーさんも中心となって活躍していただいています。60回以上繰り返し働きに来ていただいている方も多くいるので、非常に信頼して仕事を任せることができています。設備投資の影響もあり、生産数が去年と比較して1.5倍ほどに増加していますが、生産数が変化しても工場の安定稼働を維持できています。

 

ー タイミーを活用した安定的な稼働体制をつくるための基準はありますか?

山本さん:これは個人的な意見になってしまうのですが、ライン作業に必要な人数に対して6割のお気に入りのリピートワーカーさんが来てくれるようになれば安心して良いと思います。

 

お気に入りのリピートワーカーさんを増やすことで、繁忙期やレギュラースタッフが休みを取る土曜日などは、レクチャーの必要なく即戦力として活躍していただけて非常に助かっています。

大事なのは「来たくなる職場づくり」タイミー関係なくすべての従業員が働きやすい環境を目指す

可児工場での仕事風景

ー今後のタイミーをどのように活用していきたいですか?

山本さん:これまで通りタイミーのワーカーさんには工場の仕事をお手伝していただきたいです。その上で相性の良い方はレギュラースタッフとして長期雇用としてお誘いしたいと考えています。

日頃、工場長と話しているのは「来たくなる職場にしたいよね」ということ。タイミーのワーカーさんに関係なくすべての従業員が働きやすくなるための工夫をしていければと考えています。

サンミール株式会社可児工場で製造しているマルゲリータピザ(左)とクアトロチーズピザ(右)

 

取材協力:サンミール株式会社
1939年創業。岐阜県産小麦を使用した小麦粉やピザをはじめとする多様な商品を展開し、お客様のニーズに誠心誠意応えていくとともに、独自工法を取り入れるなど今後も安心安全な商品を提供し続けています。