「社員が本来の業務に集中できるようになりました」 単純作業をタイミーに任せて、メインサービスの品質向上にも貢献

今回はサービスステーションやレンタカー営業店など、自動車関連サービスを提供するヤマヒロ株式会社 取締役部長 第四事業部担当の増田さん・第三事業部 担当部長の古志さんにお話を伺いました。ピークタイムにピンポイントで人手を確保することで、お客様への提供価値の向上に成功した、その背景をお伝えします。

ータイミーご利用前はどのような求人・人材サービスをご利用されていましたか?

増田さん:求人広告媒体やシルバー人材センター等を活用していました。サービスステーションスタッフは大変そうなイメージが強いせいか、求人広告を掲載してもあまり応募がなく人手の確保が困難でした。求人広告での集まりの悪さから、シルバー人材センターに相談に行ったのですが、地域によってはガソリンなどの危険物を扱う現場には人材を派遣していないところも多く、依然として人手の確保が課題でした。

ーどのような場面でタイミー利用されていますか?

古志さん:第三事業部が運営するサービスステーションにおいては、主に給油監視業務をお任せしています。(*1)今までは、他のお客様の洗車・コーティング作業の手をいちいち止めてボタンを押しに行く必要がありました。給油のお客様が殺到すると、他の業務に手が回らなくなってしまうこともしばしばでしたが、現在は社員とアルバイトは本来あたるべき洗車・コーティング業務に集中できています。お客様へ提供する価値の品質向上にも役立っていますね。

増田さん:第四事業部が運営するレンタカーの店舗では、帰着した車の清掃をタイミーさんにお願いしています。お客様が車を借りて出発する朝と帰着が多い夜がピークタイムで、それ以外の時間帯との繁閑の差が激しくなっています。山となる時間帯にピンポイントで人手を確保できるので、重宝しています。
(*1)給油監視業務:セルフサービスステーションでは車にノズルが正しく刺さっているか確認してから、担当者が裏で給油開始のボタンを押す仕組みになっている。


「“開けてびっくり玉手箱”なマッチングスピードでした」

ータイミー導入前の懸念点は何でしたか?

古志さん:これまで散々求人広告をかけても人が来なかったし、もともと集まりにくい業種でもあるので、今回もどうせ無理だろうと思っていました。また、もしマッチングしてもどんな人が来るのだろうという心配もありましたね。

増田さん:実際に利用し始めてみると、ドタキャンされたり変な人がマッチングしてしまったりといったことが一切ないんです。非常に真面目に働いてくれ、礼儀正しい人が多い印象です。そのままスカウトして、自社の長期アルバイトとして雇用した事例もあります。

古志さん:少し郊外にある店舗で募集した際も、1・2分後にはマッチングしました。そのスピード感は衝撃的でしたね。

増田さん:まさに、開けてびっくり玉手箱でした(笑)。

ー人手不足の解消の他に、タイミー導入による成果はありましたか?

古志さん:乙4(*2)の資格を持ったワーカーさんがマッチングした事例があります。全ワーカーの内、乙4保有者は0.1%ほどと聞いていたので、どうせマッチングしないだろうと高を括っていましたが、見事にマッチングしてびっくりしました。当時、元々在籍していた有資格のアルバイトさんが辞めてしまい店長が休めない状況だったので、定期的にシフトに入ってもらって助けてもらっていました。
また、ワーカーさん向けに基本的な業務までマニュアル化を行ったことも、導入による副産物として挙げられます。一定の品質管理の基準を見直す機会になりましたね。
(*2)「危険物取扱者 乙種 4類」のこと。ガソリンスタンドの営業には1名以上の有資格者の配置が必要。

「高い品質を提供する点もしっかり担保できています」

ーどのようなワーカーさんがいらっしゃることが多いですか?

増田さん:手が空いたら自ら進んで仕事を見つけてくれるなど、非常に一生懸命な方ばかりですね。一回限りの短時間作業だからこそてきぱきと動いてくれる方が多い印象です。当社が大切にしている、高い品質の提供という点も、しっかり担保できていると感じています。

ー今後のタイミーに期待することは何ですか?

タイミーというブランドがより広く世の中に浸透していくことを願っています。利用者が増えればそれだけ有資格者の数も増え、当社としても活用の幅が広がりますしね。今後に期待しています。

ヤマヒロ株式会社
地域に根差したサービスステーションを展開。 給油のみならず、車検、修理、コーティング、自動車の売買、保険、レンタカー、コンビニと、これまでの「ガソリンスタンド」といった概念にとらわれず、顧客の本来のニーズに目を向けた事業を推進している。