タイミーの使い方

求人を出したら何もしなくてもマッチングできるのが、タイミーの魅力です。しかし、マッチングしたものの、どんなワーカーさんが働きにくるのかを一度も確認したことはない……なんてことはありませんか？

事前にマッチングしたワーカーさんを確認しないと、「働くための条件を満たしていない人が来てしまった」ということが起こってしまう可能性があります。そのため、マッチングしたら必ず、ワーカーさんを確認するようにしましょう。

スムーズに働いていただくためにも、事前にコミュニケーションを取ることは有効です。事前に互いの疑問や不安を解消することで、しっかりと働いていただくことが可能になります。

この度、求人掲載時にワーカーさんに質問できる機能を搭載しました。ワーカーさんに確認したいことを求人のひな形作成上で設定ができる機能です。質問を設定すると、申し込んでから働くまでの間に回答をいただくことができます。

また、ワーカーさんから持ち物や当日の建物への入り方といった、働くことに関する質問が届く場合もあります。メッセージ機能を活用してやりとりを行ってください。

勤務当日、働きにきたワーカーさんがご本人であるか、管理画面のワーカープロフィールから確認するようにしましょう。その際には、本人確認書類や身分証明証、アプリ上でマッチングしている画面を提示してもらうことをおすすめします。

タイミーは、QRコード（2次元バーコード）の読み込みを行うことで、チェックインとなり、この時点で事業者様とワーカーさんとの雇用契約が締結される仕組みです。就業開始〜終了時にQRコードを読み込んでもらうことで、就業時間が確定し報酬が支払われます。QRコードの取り扱いには十分に気を付けるようにしましょう。

QRコードの管理が手薄になってしまうと、マッチングしていないのにQRコードを読み込んでしまい、報酬が発生してしまうことにもなりかねません。

以下の内容を徹底することで間違った読み込みを防ぐことができます。

• QRコードを印刷したものを放置しない
• ワーカーさんがQRコードを保存しないよう、チェックイン/アウトの際は立ち会う
• 管理画面でチェックイン/アウトが正しくできているか確認をする
• 定期的に QRコードの更新 を行う

※QRコードは株式会社デンソーウェーブ様の登録商標です。

QRコードが読み込めなかった場合、もしくは、当初予定していた就業時間から変更があった場合には、「修正依頼」によって正しい就業時間を確定することができます。

ワーカーさんから正しい時間を申請されるので、事業者様は店舗用管理画面上で修正依頼の内容確認と報酬確定を行ってください。

内容を確認せずに確定してしまうと、誤った時間を申請されていた場合に正しい報酬が支払われなくなります。一度修正依頼を承認してしまうと、事業者様では訂正・変更ができかねるため、注意が必要です。

また、就業時間の認識齟齬が起こらないよう、ワーカーさんが退勤する際に、必ず「申請すべき就業時間」を伝えるようにしてください。念のため、手書きの出勤表や事業者側で使用している勤怠システム、入館履歴など、勤怠の記録がわかるものを残しておいてください。

知らない場所で初めての仕事になることから、自身のカバンや荷物の管理に不安を感じるワーカーさんも少なくありません。ワーカーさんに限らずさまざまな雇用形態の方の貴重品管理に気を配り、あらかじめ事業者様で対応できる対策に取り組むことが大切です。

例えば、鍵付きのロッカーを用意したり貴重品は事務所で預かったりと、トラブルを未然に防ぐためのご協力をお願いします。

また、店舗や現場における貴重品も注意深く管理しなければなりません。多くの人が出入りするバックルームなどは用心することでトラブル防止にもつながります。

• 店舗や現場内で貴重品を放置しない
• 金銭や重要書類などは、鍵をかけて管理する
• 監視カメラの設置など防犯対策を行う
• 働き手を長時間一人にせず、作業中も定期的に声がけを行う

タイミーは単発バイトサービスであるため、仕事が1回限りのワーカーさんも多くいます。しかし、その日限りだからと対応を疎かにせず、1回だからこそ丁寧なコミュニケーションを心がけることが必要です。

例えば、初対面同士だとお互いをまだ深く理解し合えていないことから、ちょっとした齟齬でミスが発生したり、相手の捉え方次第でトラブルにつながったりする可能性もあります。一方、職場の雰囲気や指導者の対応が良いと、「次も働きたい」とリピートにつながったり長期採用につながったりすることも。ちょっとした対応一つで大きく印象が変わります。

良い印象を与える職場づくりのポイントとして、以下を心がけるようにしましょう。

• 指示の出し方や説明は丁寧に。説明1つで作業パフォーマンスに大きく影響する
• 指示書やマニュアルを用意する
• 〇〇さんとお名前で呼ぶだけで、丁寧な印象を与えられる
• 「今日はきてくれてありがとう」など、勤務に対しての感謝を伝える

作業着や業務用品を貸し出す場合、ワーカーさんの退勤時に必ず返却してもらうようにしてください。貸与物の返却漏れや忘れ物が発生してしまうと、双方の手間になってしまいます。

ワーカーさんの退勤時には以下の点を確認いただくようお願いします。

• 貸与物が正しく返却されているのか
• ワーカーさんの忘れ物がないか

その際、退勤時のチェックリストを用意しておくと、現場スタッフも見落としなく対応できるためおすすめです。

最近では、副業・兼業としてタイミーを利用する方が増えており、働きにきたワーカーさんの本業は別にある……という方もいらっしゃいます。事業者側として、（自社だけではなく他社での業務も含め）働き手が長時間労働にならないような配慮が大切です。

そのため、副業・兼業として働いているワーカーさんを雇い入れる際には、必要に応じて自社と副業・兼業先の労働時間を通算して管理をする必要があります。場合によっては割増賃金の支払いが必要となる場合があるため、注意しなければなりません。

他の事業場での労働時間について、ワーカーさんからの申告等がなかった場合には労働時間の通算は不要ですが、ワーカーさんからの申告があった場合、他の事業者の現場における仕事内容や労働時間を把握してください。

労働時間の通算に関する詳細は、 厚生労働省の『副業・兼業』 にある、各種ガイドラインにまとめられています。厚生労働省のガイドラインを確認の上、労働時間の適切な管理に努めるようにしましょう。

タイミーに限らず、求人を掲載するにあたって不明な点や疑問はありませんか？

就業場所や緊急連絡先が正しく登録されていなかったり、求人内容に不備があったりすると、ワーカーさんが不安を感じて申し込めない状態に。その結果、十分に働き手が確保できないという状況になりかねません。

サービスを安心・安全にご利用いただくために、 タイミーで求人を掲載するときの注意点 をまとめております。法律観点を踏まえて解説しておりますので、ご一読のほどお願いいたします。

もし、求人を作成する際に「こんな条件を設定してもいい？」と悩んだら、タイミーカスタマーサポートまでご相談ください。