バイトは単なるお小遣い稼ぎにとどまらず、社会経験を積む貴重な機会であり、自己成長にもつながります。しかし、初めてのバイトにどんな職種を選べばよいか迷う高校生も多いのではないでしょうか。
本記事では、コンビニやファストフード店といった定番のバイトから、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に挑戦できる短期バイトまで、高校生におすすめのさまざまなバイトを紹介します。
バイトを始める際の注意点や、高校生が働くうえでの制限についてもくわしく解説するため、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
高校生がバイトを探す方法
高校生がバイトを探すなら、スマートフォンアプリや求人サイトを利用するのがおすすめです。「高校生OK」や「未経験OK」などのキーワードで絞り込むことで、高校生が挑戦できる求人が見つかりやすくなります。
スキマ時間のバイトが探せるアプリの「タイミー」は、18歳以上であれば高校生も利用できます。
地域に密着した仕事を探したい場合は、地元の情報誌やバイト募集の張り紙をチェックしてみましょう。自宅や学校近くのお店で働くことで、通勤にかかる時間が短くなり、学校帰りや悪天候の日でも通いやすくなります。
また、行きつけのお店や興味のある店舗に直接問い合わせる方法も効果的です。求人広告掲載費用の削減などの理由で、求人サイトや情報誌に募集を出していないケースもあるため、直接聞いてみる価値は十分にあるでしょう。
高校生におすすめのバイト職種10選
ここからは、高校生におすすめのバイト職種10選を紹介します。
なお、18歳未満の場合は深夜の時間帯は働けないため注意しましょう。
コンビニ
コンビニバイトの主な仕事内容は、レジ打ち、商品陳列、ホットスナックの調理、清掃、接客などです。レジでは、商品の会計だけでなく、宅配便の手配、公共料金の支払い、イベントチケットの販売なども行います。
コンビニは24時間営業していることから、学校終わりでもシフトに入りやすいのがメリットです。また、店舗数が多いことから、自宅や学校近くでバイトをしたい高校生に向いています。
スーパー
スーパーの仕事は、レジ打ちや品出しが基本的な業務ですが、配属される部門によっては惣菜の盛り付けや精肉・鮮魚のパック詰めなどの裏方作業も行います。多くのスーパーでは、業務内容や部門ごとに募集が分かれているのが特徴です。
多くの場合、部門別に募集されているため、業務の範囲が明確で仕事を覚えやすいというメリットがあります。社員やパートの方々と協力して働くため、わからないことがあってもすぐに相談できる環境が整っています。
カフェ
カフェでの主な仕事内容は、接客から始まり、注文受け、ドリンク作り、料理の提供、レジ打ち、店内の清掃まで多岐にわたります。キッチンでは簡単な調理や盛り付けを担当することもあり、コーヒーやその他のドリンクを作るスキルが求められます。
カフェは比較的落ち着いた雰囲気で接客に慣れやすく、バイト未経験の高校生にとって理想的な職場環境といえます。おしゃれな空間で働きたい、かわいい制服を着たいなど、憧れの働き方を実現できる点も魅力です。
ファストフード店
ファストフード店では、接客、注文受け、調理、商品の提供、レジ打ち、店内清掃などが主な仕事です。ドライブスルーのある店舗では、インカムを使ってお客さまの対応をすることもあります。
大手ファストフード店は研修制度やマニュアルが充実しており、バイト経験のない高校生でも働きやすい環境が整っています。夕方以降や土日は学生中心でシフトが組まれることが多く、同年代の仲間ができやすいのもメリットです。
ファミリーレストラン
ファミリーレストランの仕事内容はファストフード店とほぼ同じですが、ホールとキッチンで募集が分かれているのが特徴です。接客・調理のマニュアルが用意されているため、初めてのバイトでも安心して働き始められるでしょう。
そのほか、職場によっては社員割引が使えたり、まかないが食べられたりする場合もあります。学校近くなど人通りが多い場所に店を構えていることが多く、学校終わりに家に帰らずそのまま働くこともできるでしょう。
焼肉店
焼肉店での主な仕事内容は、接客、注文受け、肉の提供、ドリンク作り、レジ打ち、店内清掃などが挙げられます。さらに、メニューやコース内容、肉の焼き方などをお客さまに説明したり、料理の盛り付けや七輪の交換なども行ったりします。
焼肉店は夕方以降や週末のシフトが中心となるため、学校生活に支障をきたすことが少ないのがメリットです。店舗によっては、まかないが食べられるという場合もあります。
弁当店・パン屋
弁当店・パン屋には、チェーン店と個人経営の店舗があります。基本的な仕事内容は、接客、商品の陳列、レジ打ち、清掃などですが、繁忙時にはお弁当の詰め合わせやパンの袋詰めなどの簡単な調理補助を担当することもあるでしょう。
イートインがある場合は、食事やドリンクの提供なども行います。業務内容がシンプルで覚えやすいため、バイト未経験の高校生でも始めやすい職種の一つです。早朝から営業している店舗では、学校が始まる前に働くこともできます。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、セルフサービスとフルサービスで仕事内容が大きく異なります。セルフサービスはお客さま自身で給油を行うため、車の誘導、店舗内の監視、お客さまのサポートが主な仕事です。
一方、フルサービスの場合は、車の誘導、給油作業、会計、洗車、窓拭き、タイヤの空気圧チェック、オイル交換の補助なども担当します。ガソリンスタンドのバイトは運転免許が必須ではないため、高校生でも挑戦可能です。
バイト未経験の高校生なら、比較的簡単なセルフサービスがおすすめです。もちろん、車が好きな人や車についてくわしくなりたい人なら、フルサービスを選ぶのもありでしょう。
カラオケ店
カラオケ店のバイトは、受付での案内や会計、ドリンクやフードの注文受けと提供、ルームの清掃などが主な仕事内容です。必要に応じて、お客さまの案内や機器の使い方の説明も行います。
裏方業務が中心で接客の時間が少ないため、集中して仕事しやすいのがメリットです。また、音楽好きな人が集まりやすく、共通の趣味を持った友人を作れるのも魅力と言えるでしょう。
ドラッグストア
ドラッグストアでは、レジ打ち、商品陳列、在庫管理、店内清掃などを担当します。薬の販売や説明などは専門の資格を持ったスタッフが行うため、高校生が担当する仕事はシンプルで覚えやすいものが中心です。
日用品を主に取り扱うため、商品の特徴を覚えやすいのがメリットです。また、店舗によっては24時間営業しており、早朝から働くこともできるため、自分の生活リズムに合わせて働き方を選べるでしょう。
夏休み・冬休み・春休みにおすすめの短期バイト
夏休み・冬休み・春休みなどの長期休みは、その時期ならではの短期バイトの募集が始まるシーズンです。学業や部活で忙しい高校生にとって、新しくバイトを始める絶好の機会のため、チャンスを逃さないようにしましょう。
高校生におすすめの夏休みバイト
夏休みは冬休み・春休みと比べて期間が長いため、高校生にとって短期のアルバイトに挑戦しやすい時期です。以下のような、夏ならではのアクティビティに関する求人が多くなります。
・プール監視員 ・海の家 ・リゾートバイト ・イベントスタッフ |
高校生におすすめの冬休みバイト
地域によって異なりますが、高校生の冬休みは2週間程度が一般的です。夏休みよりは短いものの、次のような冬季限定バイトの募集が始まります。
・年賀状の仕分け・配達 ・お歳暮販売 ・クリスマスケーキ販売 ・巫女 |
高校生におすすめの春休みバイト
3~4月は新生活が始まるシーズンです。春ならではのイベントなども増え、下記のようなバイトの求人が見られるようになります。
・引っ越し ・工場や倉庫の軽作業 ・イベント設営 ・ティッシュ・チラシ配り |
高校生が初めてバイトをする際の注意点
高校生が初めてバイトをする際の注意点は、以下のとおりです。
・校則を確認する ・保護者の同意を得る ・深夜は働けない ・高校生や未成年が働けない職種がある ・SNSで募集しているバイトには要注意 |
それぞれくわしく解説します。
校則を確認する
バイトを始める前に、必ず校則を確認しましょう。学校ごとにバイトのルールは異なり、完全禁止の学校もあれば、条件つきで許可しているケースも存在します。一部の学校では長期休暇中のみバイトを許可していたり、仕事時間に制限を設けていたりすることもあります。
バイト可の場合でも、始める前に許可証の提出が必要なケースもあります。校則に違反すると、停学や退学などの処分を受ける可能性があるだけでなく、バイト先にも迷惑がかかってしまうため、バイトを始める前に必ず確認することが重要です。
保護者の同意を得る
未成年者の労働には法律で保護者の同意が必要とされています。多くの企業が雇用条件として保護者の同意書の提出を求めるでしょう。これは、万が一トラブルが発生した際に、未成年である高校生だけでは対応できない可能性があるためです。
バイトを始める場合は、応募をする前に必ず保護者の同意を取りましょう。
深夜は働けない
法律により、18歳未満の未成年者は午後10時から午前5時までの深夜帯に働くことはできません。また、22時以降に外出していると補導される可能性があるため、夜までバイトする場合は、帰宅時間が遅くならないよう家の近くの職場を選びましょう。
高校生や未成年が働けない職種がある
高校生や未成年者のバイトには、法律で制限されている職種があります。例えば、バーやクラブなど風俗営業での仕事などが禁止されています。また、工場での機械操作や建設現場での高所作業など、危険を伴う仕事も原則として18歳未満は従事できません。
法律で規制されてはいないものの、酒類を提供する飲食店やパチンコ店では高校生が働けない場合があります。事前に募集要項をよく確認しましょう。
SNSで募集しているバイトには要注意
SNSで見かける「簡単に高収入」「在宅で稼げる」など魅力的な触れ込みの募集は、実際には違法な仕事や詐欺まがいの内容である可能性が高いでしょう。業務内容が不明瞭な場合や、個人情報の提出を求められる場合、会社情報を調べても出てこない場合などは、応募しないようにしましょう。
初めてバイトをする高校生なら、スマートフォンアプリ、求人サイト、地元の情報誌などで探すことをおすすめします。
スキマ時間を有効活用したいなら「タイミー」がおすすめ
「タイミー」は、18歳以上であれば、高校生でも利用できるバイトアプリです。日付や地域を指定して仕事に申し込み、条件を満たせばすぐに働き始められます。履歴書の提出・面接・登録会への参加はすべて不要なため、気軽に挑戦できるのが魅力です。
働いたあとはアプリ内から振込申請をすれば、手数料無料ですぐに報酬を受け取れます(※)。アプリを通じた支払いのため、報酬が受け取れないなどのトラブルの心配もありません。スキマ時間でお金を稼ぎたいなら、「タイミー」を利用してみてはいかがでしょうか。
(※)下記に該当する場合は、振込申請後からお受け取りまでに時間がかかることがございます。
・ご登録された銀行口座の情報に誤りがある
・ご利用銀行の規定メンテナンス期間
・土日祝日や大型連休、年末年始の場合
まとめ
本記事では、高校生の初バイトにおすすめの職種と、長期休み限定の仕事や選び方について解説しました。コンビニ、スーパー、カフェなどは未経験者でも働きやすく、これからバイトを始めようと考えている高校生におすすめです。
また、夏休みや冬休みになれば、その時期ならではの短期バイトの募集も始まるため、長期休みのスキマ時間でバイトに挑戦してみるのもよいでしょう。ただし、バイトを始める前には必ず校則を確認し、保護者の同意を得ることが大切です。
自分に合ったバイトを見つけたい人は、ぜひ「タイミー」を利用してみてください。