「もう少しお小遣いがあれば……」と考えるのは、子どもだけではありません。自由に使えるお金が増えれば活動範囲が広がるだけでなく、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。
本記事では、いますぐ始められるお小遣い稼ぎの方法を紹介します。また、副業にならない働き方や在宅でお小遣いを稼ぐ方法、注意点についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
お小遣い稼ぎとは？
お小遣いとは、生活に必要なお金以外の自由に使えるお金を意味することが一般的です。生活費や学費のように使いみちが明確で必要性が高いお金ではなく、カフェでお茶を飲んだり、趣味に使ったりするお金全般を指します。
お小遣いが増えると活動範囲が広がるだけでなく、気持ちにも余裕が生まれます。「家族に花を買おう」「今日はバスではなくタクシーで帰ろう」といった、少し余裕のある使い方もできるようになるでしょう。
お小遣い稼ぎとは、お小遣いを増やすために働くことです。通常は、本業以外を指します。自由になるお金が少ないと感じる方は、お小遣いを始めてみてはいかがでしょうか。
副業にならないお小遣い稼ぎの特徴
副業とは、主とする職業以外の仕事で副収入を得ることです。お小遣い稼ぎのために副業をするケースもあります。
しかし、仕事内容や働き方によっては、お小遣い稼ぎが副業に相当しないこともあるようです。例えば、お小遣い稼ぎとして得た収入が事業所得や給与所得に該当しない場合は、副業とみなされない可能性があります。
フリマやオークションで不用品を売ること、アンケートモニター、ブログでアフィリエイト収入を得ることなどはお小遣い稼ぎですが、事業所得や給与所得ではないため副業とはみなされないことが一般的です。
ちなみに、アンケートモニターで「謝礼」という名目で報酬を受けとったときや、事業以外のブログでアフィリエイト収入が入ったときは、確定申告では「雑所得」として申告します。後述しますが、本業で給与を得ている方の雑所得を含む所得が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
単発バイトでお小遣い稼ぎをする方法
お小遣い稼ぎの方法に迷ったときは、単発バイトを検討してみてはいかがでしょうか。本業の勤め先で副業が禁止されていない場合に限られますが、単発バイトなら1日単位で雇用契約を結んで働けるため、余った時間を有効活用できます。
単発バイトの始め方は、大きく分けて以下の2とおりがあります。
| ・求人誌やフリーペーパーで探す ・アルバイト紹介サイト、アルバイト検索アプリで探す |
どちらも無料で単発バイトを探せます。フリーペーパーは配布エリア内の仕事が掲載されているため、普段の生活圏で働きたいときにチェックしてみましょう。
一方、アルバイト紹介サイトやアルバイト検索アプリは基本的には全国対応のため、仕事の件数が多く、幅広い選択肢から探せる点が特徴です。しかし、閲覧者も多いため、好条件の仕事はわずかな時間で働き手が決まってしまうかもしれません。こまめにチェックして、気になる仕事にはすぐに申し込むようにしてください。
単発バイトのお小遣い稼ぎにおすすめの職種
単発バイトでお小遣い稼ぎをするなら、特別なスキルが不要でマニュアルが整備された職種を選ぶようにしましょう。基本的には仕事が数時間で終わるため、難易度が高い職種を選んでしまうと仕事に慣れるだけで時間を使ってしまい、雇用者に迷惑をかける恐れがあります。
単発バイトのおすすめ職種には、以下が挙げられます。
| ・イベントやキャンペーンのスタッフ ・工場作業員 ・ポスティングスタッフ ・飲食系のスタッフ ・引っ越しスタッフ ・コールセンタースタッフ など |
なお、単発であっても職種自体は経験済みであることや一定のスキルが求められることがあります。一切未経験でもOKな単発バイトであるかどうかは、応募の際に内容をよく確認するようにしましょう。
在宅でお小遣い稼ぎをする方法
自宅から出ないでお小遣い稼ぎをしたい場合は、在宅でできる方法を探してみましょう。おすすめの方法としては、次のものが挙げられます。
| ・フリマアプリ ・アンケートモニター ・商品モニター ・ブログ ・文字起こし ・ライティング など |
それぞれの方法の特徴や注意点を紹介します。
フリマアプリ
不用品があるなら、フリマアプリやオークションサイトで販売してみてはいかがでしょうか。レアなコレクターアイテムや人気の高い商品なら、予想以上の価格で売れるかもしれません。
なお、フリマアプリでは価格をあらかじめ設定して販売しますが、オークションサイトでは入札形式で販売するため、売り手が提示した最低価格よりも高額で売れる可能性があります。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、アンケートに回答することで謝礼を受けとる仕事です。あらかじめアンケート会社にモニター登録をし、指定されたサイトからアンケートに回答します。
アンケートによって謝礼の金額が異なり、当然のことですが謝礼額が高いアンケートは人気も高いです。また、アンケートによってはオンラインではなく対面で回答するものがあり、謝礼額が高い傾向にあります。
商品モニター
商品モニターとは、サンプル品を使用してアンケートに回答する仕事です。新しい商品を使えるだけでなく、謝礼の金額がアンケートモニターよりも高額の傾向にあります。
サンプルの種類にもよりますが、化粧品や健康食品などのすぐに効果が表れないものを試すときには、モニター期間が長くなることがあります。「期間が長いわりには謝礼が少ない……」と感じることもあるため、謝礼目的というよりは新商品を使えることを目的としてチャレンジするほうがよいかもしれません。
ブログ
ブログを開設し、広告収入でお小遣い稼ぎをする方法もあります。ただし、広告収入を得るためには、閲覧者を増やすことが必要です。ブログの存在が知られ、一定数以上のファンを獲得する必要があるため、収入を得られるようになるまでには相当な時間がかかるでしょう。
また、開設したブログでコンテンツを販売する方法もあります。有意義な情報をファイルにまとめて販売したり、アイコンや画像などのウェブ素材を販売したりしてみてはいかがでしょうか。
ただし、コンテンツ販売も、すぐに収入を得られるわけではありません。ブログの存在を知られるようになるまでに時間がかかるだけでなく、閲覧者が「お金を払ってでも欲しい」と感じる魅力的なコンテンツであることが求められます。
文字起こし
文字起こしとは、インタビューや会議などの音声を文字化する仕事です。一言一句文字化するものや、「えー」や「あの」などを省くもの、要点だけまとめるものなどがあり、依頼者のニーズに合わせて文字化します。
音声を聞き取って文字化する作業に慣れている場合なら、効率よく稼げるかもしれません。しかし、慣れないうちは何度も音声を聞く必要があり、報酬に作業量が見合わないように感じる可能性があります。
ライティング
ウェブライティングとは、企業や団体のインターネット記事を作成したり、個人ブログを代行作成したりする仕事です。文章を書くことが得意な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
スキルアップすれば、報酬も高くなります。ただし、クオリティが低い場合は依頼を受けられず、期待するほどに稼げない可能性もあるため注意が必要です。
お小遣い稼ぎをする際の注意点
お小遣い稼ぎをするときには、いくつか注意すべき点があります。気軽に始めたお小遣い稼ぎによってトラブルに発展するリスクもあるため、ぜひ始める前に注意点を確認しておきましょう。
企業勤めの場合は就業規則を確認する
副業自体は違法ではありません。しかし、企業によっては副業を禁じていることがあるため、本業がある方は勤め先の就業規則を確認しておきましょう。
また、副業を禁止してはいないものの、届出が必要なこともあります。トラブルを回避するためにも、お小遣い稼ぎが副業に該当するときは本業の規定を守るようにしてください。
必要に応じて確定申告や住民税の申告をする
給与所得以外の所得が20万円を超えるときは、確定申告が必要です。1年間の所得を示す書類をまとめ、翌年の確定申告期間中に申告してください。
また、20万円を超えていなくても、給与所得以外の所得が少しでもあるときは、住民税の申告が必要です。お住まいの自治体で忘れずに申告してください。
体調管理を徹底する
お小遣い稼ぎが忙しすぎて本業に支障が出るのでは本末転倒です。また、本業がない方でも、お小遣い稼ぎに熱中するあまり家事やプライベートの時間がとれなくなるい状況では、「余裕のある暮らし」とは言えないでしょう。無理のない範囲でお小遣い稼ぎをするようにしてください。
お小遣い稼ぎをすることで労働時間が増え、身体的・精神的に疲れやすくなるかもしれません。楽しく働くためにも、体調管理に努めてください。
闇バイトに注意する
闇バイトに注意することも大切です。犯罪組織に関わるだけでなく、自分自身が犯罪者になる可能性もあります。
とくに注意したいのが、簡単な仕事で高収入を得られることをアピールしている仕事です。例えば、「荷物を1時間運ぶだけで5万円」「電話応対をするだけで1日10万円」といった仕事は、詐欺バイトかもしれません。トラブルに巻き込まれないためにも、慎重に仕事を選んでください。
闇バイトの特徴やうっかり怪しいバイトに関わってしまった場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事：「【闇バイトにご注意を！】犯罪に巻き込まれないように知っておきたいポイントを解説（24年10月最新版）」
スキマ時間を有効活用するなら「タイミー」がおすすめ
最短1時間から数時間単位で働ける「タイミー」なら、スキマ時間をお小遣い稼ぎに充てられます。「タイミー」のアプリを利用すれば、条件に合えば当日の仕事に申込むこともできるため、急に空き時間ができたときにもぜひチェックしてみてください。
面接や履歴書なしに働けるのも、「タイミー」の特徴です。ぜひ「タイミー」のアプリをダウンロードして、ご自身に合うスキマバイトを見つけてください。
まとめ
本業がある場合は、お小遣い稼ぎをする前に勤め先の就業規則を確認しておきましょう。また、お小遣い稼ぎによる所得が年間20万円を超えるときには確定申告が必要になるため、忘れずに申告するようにしてください。
スキマ時間を有効活用してお小遣いを稼ぐなら、1日単位で契約する単発バイトがおすすめです。「タイミー」なら最短1時間から働けるため、空いた時間でお小遣いを稼げるかもしれません。ぜひ「タイミー」のアプリでご自身に合う仕事を探してみてください。
