単発バイトは期間が短く、募集によってはすぐに給料をもらえる働き方です。そのため、すぐにお金が欲しい方や、スキマ時間だけ働きたい方、さまざまな職種を経験したい方におすすめです。
しかし、単発バイトには沢山の種類があり求人媒体も多いため、始め方が分からず迷ってしまうかもしれません。
本記事は単発バイトの探し方や申し込みの流れ、選ぶ際の基準などを解説します。簡単に単発バイトを始められるおすすめのアプリも紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
単発バイトの探し方
単発バイトの探し方は以下のとおりです。
- バイトアプリで探す
- 求人サイトで探す
- 求人誌で探す
- 派遣会社から紹介してもらう
- 友人・知人に紹介してもらう
上記を順番に解説します。
バイトアプリで探す
まずおすすめしたいのは、バイトに特化したスマホアプリを活用して探す方法です。サービスによって、掲載されている求人の数や種類が異なるため、ご自身が実現したいはたらき方に沿ったバイトアプリを見つけましょう。
例えばスキマバイトアプリ「タイミー」では、自分のスケジュールに合わせて働きたい人に向けて、単発バイトをたくさん紹介しています。当日の申し込みも可能なので、スキマ時間を有効活用できます。
アプリをダウンロードすれば、簡単操作で登録可能です。いまからすぐに仕事を探したい人はぜひチェックしてみてください。
求人サイトで探す
インターネット上の求人サイトでは、単発バイトの募集を行っています。
求人サイトや求人サービスに登録して検索すれば、複数の案件からご自身に合った仕事を選べる可能性があるため試してみましょう。
求人誌で探す
コンビニや公共機関などで配布されている求人誌で単発バイトを探す方法もあります。
求人誌が置かれている場所をメインに、エリアごとの求人が紹介されているため、ご自身の行動範囲内で単発バイトが見つかる可能性は高いです。
ただし、掲載件数は求人サイトよりも少ない傾向にあります。
派遣会社から紹介してもらう
派遣会社によっては単発バイトを紹介している場合があります。登録してご自身の希望に合った単発バイトに申し込めば、働くことが可能です。
なお、派遣会社によって募集している単発バイトの数や種類、エリアなどが異なるため、複数の派遣会社をチェックしてみましょう。
友人・知人に紹介してもらう
学校の友達や職場の同僚から単発バイトを紹介してもらうケースもあります。人材を募集している場合は、同じ職場で働ける可能性があります。
しかし、SNSなどで紹介されるバイトの中には違法性の高いものもあるため注意しましょう。
短期・単発バイトを探す方法については、以下の記事でも解説しています。
関連記事:おすすめの短期・単発バイトを探す方法とは?!働き方の特徴やおすすめの仕事情報も紹介
単発バイトの申し込みの流れ
単発バイトの申し込みから就業までの流れを順番に解説します。
スキマバイトアプリ「タイミー」で申し込む場合
スキマバイトアプリ「タイミー」を使う場合の申し込み手順は以下のとおりです。
1.アプリをインストールする
2.初期設定を済ませる
3.バイトを探す
4.バイトに申し込む
5.仕事開始までにマニュアルの確認や質問を済ませる
6.仕事先に到着したらチェックインを行う
「タイミー」で申し込む場合、わざわざ面接に行ったり履歴書を作成したりする必要がなく、アプリで完結します。
申し込み完了後は、就業前日までに持ち物や当日の集合場所、業務上の注意事項などをアプリ上で確認できます。空きがあれば、当日も働けるためスキマ時間を有効活用できます。
求人サイトや求人誌から申し込みする場合
求人サイトや求人誌から申し込みする場合の手順は、以下のとおりです。
- 申し込みたい単発バイトの申し込み方法を確認する
- 方法に従って申し込みをする
- 場合によっては面接や面談を受ける
- 問題が無ければ就業開始する
求人サイトの場合は電話かサイトの専用フォームから申し込み、求人誌なら電話で申し込むのが一般的です。
なお、申し込み後に折り返しの電話やメールが届く場合があるため、連絡はいつでも受け取れるようにしておきましょう。
連絡後にすぐに働けるケースもあれば、面接や面談を受けるケースもあるため、スケジュールにある程度の余裕を持っておくとよいです。また、単発バイトに関する疑問点や不安点があれば、面接や面談を受ける際に質問しておきましょう。
面接や面談で問題が無ければ、単発バイトを始められます。
派遣会社の場合
派遣会社を利用する場合の申し込み手順は、以下のとおりです。
派遣会社に登録する
場合によっては面接や面談を受ける
働きたい単発バイトに申し込む
問題が無ければ就業開始
派遣会社の場合は、最初に派遣会社自体に登録します。登録時には経歴やスキルを聞かれるため、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。
なお、派遣会社によって異なりますが、登録時に個別面談や登録会に参加する場合があるため、スケジュールを調整しましょう。
登録後は働きたい単発バイトに申し込み、採用されれば単発バイトを始められます。
友人・知人からの紹介の場合
友人・知人から紹介された場合の一般的な申し込み手順は以下のとおりです。
- 紹介された職場に連絡を取る
- 場合によっては面接を受ける
- 問題が無ければ就業開始
友人や知人から紹介された単発バイトの場合、決まった申し込みの流れはありません。
友人や知人から直接引き合わされる場合もあれば、履歴書を作成して面接を受ける場合もあるため、確認が重要です。
単発バイト探しの基準
単発バイトを探す際の基準は、以下のとおりです。
- 時給・日給
- 勤務時間
- 勤務地
- 業務内容
- 各種条件
上記を順番に解説します。
時給・日給
単発バイトの場合、給与形態は時給制や日給制が多く、時給は1時間あたり、日給は1日あたりの給与を指します。
時給の場合、勤務時間が長いと比例して給与も高くなりますが、日給は1日単位の給与のため、勤務時間が長くても給与に影響を与えません。ただし、契約時に定められた所定の労働時間を超えた場合は、超過した分の賃金が支払われます。
最低賃金法により地域別最低賃金が決められており、単発バイトの場合でも2023年10月以降の最低賃金の全国平均は時給1,004円です(※)。
実際の最低賃金は働いている地域や産業によって異なりますが、日給を時給換算した賃金が最低賃金を下回っていないか確認しましょう。
(※)出典:日本労働組合総連合会「労働・賃金・雇用 最低賃金」
勤務時間
勤務時間とは、労働する時間のことです。給与形態が時給制なら勤務時間が長いほど給与も多くなりますが、日給制では時給換算すると割安になる可能性があるため注意しましょう。
例えば、時給1,500円の単発バイトで6時間働いた場合と、日給9,000円の単発バイトでを働いた場合では貰える給与は9,000円と同じです。しかし、日給9,000円の勤務時間が9時間だった場合は、時給換算すると1,000円になります。
また、雇用主は原則として、雇っている方を1日8時間以上、1週間に40時間以上超えて労働させてはいけません。単発バイトでも、8時間の法定労働時間を超えた分は割増の残業代を付け、1時間の休憩を与えることとなっています。
単発バイトを選ぶ際は勤務時間だけでなく、残業代や休憩、日給が時給換算で最低賃金を下回っていないかなどを確認しましょう。
勤務地
バイト先によっては住んでいる場所から離れており、交通費が増えてしまう場合もあるでしょう。交通費が支給されない場合は自分で交通費を負担する必要があるため、自宅から遠い職場の場合は注意が必要です。
交通費支給の有無はバイト先や契約内容によって異なるため、事前に確認しましょう。
「タイミー」では、自宅近くの求人を探すことが可能です。マイページの「位置情報の設定」から位置情報の取得を許可することで、現在地からお仕事先まで、距離が近い順にお仕事が表示されるので、ご活用ください。
業務内容
時給や日給だけでなく、業務内容も確認しましょう。中には、業務経験が必要なものや専門知識が求められる場合があります。ミスマッチを避けるためにも、申し込む前によく確認しましょう。
求人サイトや求人誌などに掲載されている業務内容と実際の内容が異なるケースがあります。
単発バイトでも労働条件の通知は必須となっているため、雇用契約書や労働条件通知書をきちんと確認しましょう。
各種条件
単発バイトごとに次のような細かい条件が異なります。
- 給与の支払い方法・支払い時期
- 交通費支給の有無
- 研修の有無
- 経験の有無
- 年齢
- 服装の指定
- 通勤方法
- Wワークの可否
- 学生の可否など
求人サイトや求人誌などに細かい情報は掲載されているため、ご自身に合う条件の単発バイトに申し込みましょう。
単発バイトを探すときのポイント
単発バイトを探すときのポイントは以下のとおりです。
- 給料だけで選ばない
- 優先すべき条件を整理する
- 仕事内容に見合う能力があるか確認する
- 交通費支給の有無を確認する
- 給料支払いのタイミングを確認する
- 源泉徴収をされるか確認する
上記のポイントを順番に解説します。
給料だけで選ばない
給料が高い単発バイトに申し込みたくなりますが、業務内容や労働環境に問題ないか確認が必要になります。
給料が相場よりも高い場合は、肉体労働を求められたり勤務時間帯が深夜・早朝であったりする場合があるため、あらかじめ詳細を確認しておきましょう。
優先すべき条件を整理する
単発バイトに申し込む前に、ご自身の優先すべき条件やポイントを整理することも大切です。
例えば、単発バイトを行う目的が「早くたくさん稼ぐこと」であれば、給料を重視したバイト選びになるでしょう。一方「スキマ時間に働きたい」など、給料の高さよりも勤務時間を重視する方もいるはずです。
学業や本業とのバランスを加味して、ご自身が優先したい条件を再度整理してみましょう。
仕事内容に見合う能力があるか確認する
単発バイトによって業務内容は異なり、求められる能力も違います。
例えば、体力に自信がない方は力仕事が中心の単発バイトは向いていない、集中力がない方は細かい作業に向いていないなどのケースが考えられるため、仕事内容に見合う能力が自分に備わっているかどうか確認しましょう。
交通費支給の有無を確認する
単発バイトによって交通費の有無は異なります。交通費の支給があっても、全額支給される場合もあれば、一部負担や上限ありなどのケースもあります。
交通費の支給が無ければ、手元に入るお金が減ってしまうため、申し込む際は注意しましょう。
給料支払いのタイミングを確認する
単発バイトごとに給料の支払いのタイミングは次のように異なります。
支払いの種類 | 支払いのタイミング |
日払い | 給与計算の締め日が1日単位で、働いた日に支払われるとは限らない |
即日払い | 給与計算の締め日が1日単位で、働いた日に支払われる |
週払い | 給与計算の締め日が1週間単位で、決まったタイミングで支払われる |
ここで注意すべき点は、日払いは給与計算の締め日が1日単位でも、働いた日に給料が貰えるとは限らないことです。すぐにお金が欲しい場合は即日払いの単発バイトにを申し込みましょう。なお、タイミーの場合は即日振り込みです。
源泉徴収をされるか確認する
源泉徴収されている単発バイトの場合、確定申告を行うことでバイト代が戻って来る可能性があります。
確定申告とは、毎年1月1日~12月31日までの1年間に生じた所得の合計金額と、所得税額を計算して確定させる手続きです。
源泉徴収とは、勤務先が税金や保険料をあらかじめ天引きしておき、納税者の代わりに納める仕組みです。源泉徴収されている単発バイトでは、バイト先が税金を代わりに納めているため、収入額が一定以下なら確定申告行う必要がありません。
しかし、バイト先で源泉徴収されていれば確定申告を行うことで還付金を受け取れる可能性があります。
次の表は、確定申告が必要なケースと必要ではないないケースをまとめたものです。
源泉徴収されていない | 源泉徴収されている | |
年収103万円以下 | 確定申告は不要 | 確定申告は不要 |
年収103万円以上 | 確定申告は必要 | 確定申告は必要 |
1月1日~12月31日までの年収が103万円以下の方は、源泉徴収の有無に関わらず確定申告を行う必要はありません。
しかし、年収103万円以下で源泉徴収されている場合、税金を余分に納めているため確定申告を行うことで還付金を受け取れる可能性があります。
働き方にもよりますが、単発バイトを申し込む際は源泉徴収の有無と年収103万円を意識するとよいでしょう。
初めて単発バイトをする人におすすめの職種
初めて単発バイトをする人におすすめの職種は以下のとおりです。
- イベントやキャンペーンのスタッフ
- ピッキング
- サンプリング・ポスティング
- 試食案内・デモンストレーター
- データ入力
- 試験監督
- 軽作業
イベントやキャンペーンのスタッフ
イベントやキャンペーンのスタッフは、会場で運営をサポートする仕事です。
バイト先によって業務内容は異なりますが、受付や来場者の誘導、グッズ販売、会場の設営などを行います。
イベントやキャンペーンのスタッフは土日の募集が多く、Wワークをしやすいといったメリットがあり、初めて単発バイトをする人におすすめです。
ピッキング
ピッキングとは、工場や倉庫にある商品を指定されたとおりに集める仕事です。
バイト先によって扱う商品や重さは会社によって異なりますが、特別なスキルが必要ないため未経験者でも働けます。また、大量に募集している傾向があるため、友達や恋人と一緒に働きたい方にもおすすめです。
サンプリング・ポスティング
サンプリングとは商品のサンプルを配る仕事で、店頭や駅周辺など人通りの多い場所で働く傾向があります。土日の募集が多く、平日は忙しくて働けない学生の単発バイトとしておすすめです。
ポスティングは広告などの商材を各住戸のポストに投函する仕事です。時給制と歩合制があり、好きな時間に働くことができるためWワークやスキマ時間に働ける単発バイトになります。
試食案内・デモンストレーター
試食案内やデモンストレーターなどは、スーパーやショッピングモール、イベント会場などで商品のPRを行う仕事です。
バイト先によってPRする商品は異なり、主に試食案内は食品を取り扱い、デモンストレーターは食品から家電まで幅広い商材を取り扱います。
人前に出て商品を宣伝する仕事ではありますが、未経験者でも働けるようにマニュアルが用意されており、土日祝日に募集があるため、初めて単発バイトを行う方におすすめです。
データ入力
データ入力とは、決められたフォーマットに与えられたデータを入力する仕事です。
バイト先によって使うツールやソフトは異なりますが、一定以上のパソコンスキルや知識、正確性、スピードが求められます。
ある程度の技術が必要なバイトではありますが、人間関係を気にせずに済み、バイト先によっては自宅で作業ができる場合があります。単発バイトが初めてで、人間関係に不安がある方は検討してみましょう。
試験監督
試験監督は、試験会場で試験の運営サポートを行う仕事です。
バイト先によって異なりますが、受付や会場の案内、答案用紙の配布、試験の内容説明、試験開始・終了の合図のほか、不正がないか試験中は巡回するなど、業務内容は多岐に渡っています。
また、勤務時間はバイト先の試験内容によって異なり、短時間で終わる場合もあれば、一日中働く場合もあるため、申し込む際はチェックしましょう。
民間の資格試験等は土日祝日に開催されるため、本業の合間の単発バイトとしてWワークが可能です。また、採点係は、回答の採点をサポートする仕事で、在宅でできることもあり、スキマ時間を使って働けます。
軽作業
軽作業とは、工場や倉庫などで行う単純作業全般を指します。例えば、荷物の仕分けや梱包、商品の検品、ラベル貼りなどがあります。
黙々とできる仕事なので、集中して取り組む作業が得意な方におすすめです。また、タイミーでは軽作業の大量募集を行っていることもあり、友達と一緒に応募できます。
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バイト先とのやり取りや、チェックイン/チェックアウトなどはすべてアプリを利用するため、スマホさえあれば誰でも手軽に単発バイトができます。単発バイトが未経験の方は、ぜひ「タイミー」をインストールしてバイトをチェックしてみましょう。
まとめ
単発バイトは求人サイトや求人誌などから探すことができます。
時給・日給、勤務時間、勤務地、業務内容、各種条件などを比較して、ご自身にあった仕事に申し込みましょう。
なお、単発バイトを探すときは給料だけに注目せず、ご自身の優先すべき条件を整理して、仕事内容に見合った能力があるかなどを確認してください。
「タイミー」では未経験者でも始められるスキマバイトが掲載されており、アプリで業務マニュアルを確認できるためスムーズに働けます。また、バイト代はアプリ上のウォオレット残高に追加され、振込申請すればすぐに登録した銀行口座に振り込まれます。
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