新聞配達バイトは未経験者でも働きやすいことで知られています。服装や髪形などが自由で勤務時間が短く、接客業などと比較すると覚えることが少ないため、初心者でも始めやすいバイトです。
しかし、力仕事で悪天候でも働く必要があるなどの理由から、「きつい」といわれることもあります。そのため、新聞配達バイトを始めようと考えている方は、どのような点が「きつい」のか予め知っておくとよいでしょう。
本記事では新聞配達バイトの仕事内容やメリット、探し方などを解説します。
新聞配達バイトの仕事内容
新聞配達バイトの仕事内容は以下のとおりです。
- 荷下ろし
- チラシの仕分け・折り込み作業
- 配達
- 集金
上記の仕事内容を順番に解説します。
荷下ろし
新聞配達のバイトにおける荷下ろしとは、トラックで運ばれてきた新聞を荷台から降ろして販売所に運び入れる作業です。
販売所や新聞社によって異なりますが、朝刊は午前2時頃に各店舗に配送されるケースがあるため、朝早くから出勤する必要があります。
チラシの折り込み作業
チラシの折り込みとは、前日までに用意しておいたチラシの束を、新聞の適当な箇所に折りこむ作業です。
チラシの束は、前日までに複数のチラシを機械で仕分けて1セットに組まれていることが多いですが、販売店によっては手作業で行われることもあります。
そのあと、配達エリアごとに仕分け、バイクや自転車等に積み込みます。雨や雪の日には、新聞が濡れないようにビニールで包装する作業も必要です。
配達
配達は文字どおり、バイクや自転車を使って契約している配達先に新聞を配る作業です。
事前に担当エリアが割り振られており、「順路帳」という帳面に沿って配達します。「順路帳」は、お届け先までの道順が数字や矢印などの「順路記号」で記載されています。ほかにも、配達先のお客様の名前やアパート・マンションの部屋番号、新聞の種類、投函場所などが書かれています。
朝刊の場合は、一般的に午前6時過ぎまでに担当エリアの配達先に配る必要があり、天気が悪くても行います。
未経験の場合は、独り立ちできるまで経験者がついてくれる場合が多いため、過度に心配する必要はありません。
集金
集金とは、契約中のお客様から新聞購読料金を徴収する仕事です。
宅配新聞は購読期間を設定して契約する仕組みで、購読期間が11ヵ月の場合は月末~月始めまでに当月分を集金します。集金時に翌月以降の購読の有無を尋ねることもあるため、接客経験のある方は歓迎されます。
なお、販売所によっては口座引き落としやクレジットカード払いも受け付けているため、集金の仕事がない場合もあります。
新聞配達バイトがきついといわれる理由
新聞配達バイトがきついといわれる理由は以下のとおりです。
- 力仕事である
- 悪天時は身体に負担がかかる
- 夏季は暑く冬季は寒い
- 休みが少ない
上記の理由を順番に解説します。
力仕事である
新聞やページ数によって異なりますが、1部あたりの重さは約210g~約220gです。
100部持った場合の重さは約21kg~22kgで、持ち運ぶとなるとそれなりの重量となります。また、1階に集合ポストのない集合住宅の場合、投函するために階段を上り下りしなくてはいけないケースもあります。
そのため、新聞配達バイトは新聞を持ち運ぶ力や階段を上り下りする体力が求められるバイトと言えます。
悪天時は身体に負担がかかる
原則、新聞配達バイトは雨や雪、強風などの悪天候でも配達業務があります。
天候に関わらず、担当エリアの配達先に決められた時間までに届ける必要があるため、悪天時はとくに身体に負担がかかります。
新聞配達バイトをする場合は、雨の日は雨合羽を用意し、雪の日は手袋やマフラーなどの防寒具を用意しましょう。
夏季は暑く冬季は寒い
新聞配達バイトはバイクや自転車で新聞を届けるため、屋外で過ごす時間が長いバイトです。車のようにエアコンがついていないため、夏季は暑さ対策、冬季は寒さ対策が必要です。
夏季は、太陽が昇る前に配達をするなど工夫するとよいでしょう。また、冬は手袋やハンドルカバーをつけたり、ズボンを2枚重ねて履いたりするなどして防寒・防風対策をしましょう。
休みが少ない
新聞の休刊日は、もっとも多い新聞でも年12回と限られており、配達員は交替で休日を取ります。
配達所によって異なりますが、新聞社から届いた朝刊に折り込みチラシを入れて各配達先に届け終わるまでに2時間~4時間、夕方の配達に2時間程度かかるため、1日の労働時間は配達のみなら4時間~6時間程度です。
新聞配達バイトの労働時間は短いですが、休日が少ない点に注意しましょう。
なお、スキマバイトアプリ「タイミー」のスキマバイトなら、スキマ時間を利用して働けます。休みが少なくてプライベートの時間を確保できないようなことはありません。
働きたい日程を自分で調整でき、ちょっとしたスキマ時間でもすぐに働くことも可能なため、プライベートな時間を優先したい方は「タイミー」の利用を検討してみましょう。
新聞配達バイトはきついけどメリットもある!
新聞配達バイトは力仕事が多く、悪天時でも休めないなどの理由によりきついといわれていますが、次のようなメリットもあります。
- 未経験でも挑戦しやすい
- 服装自由
- 早寝早起きの習慣が身につく
- 勤務時間が短い
上記のメリットを順番に解説します。
未経験でも挑戦しやすい
新聞配達バイトは未経験者でも働ける仕事内容です。
配達は力仕事ですが、担当エリアがいくつかのコースにわけられており、コースごとの配達ルートが「順路帳」に記載されています。担当エリアとルートが決まっているため、都度ルートが変わるわけではありません。
また、途中で道順が分からなくなっても「順路帳」を見れば分かります。そのため、新聞配達バイトが未経験の方でも安心して働くことが可能です。
服装自由
バイト先にもよりますが、新聞配達バイトでは服装や出退勤時の交通手段が自由な傾向があります。ほかにも、髪形や学歴なども重視されません。
服装や髪形などを制限されたくない方は、新聞配達バイトをチェックしてみましょう。
早寝早起きの習慣が身につく
新聞配達バイトはバイト先や仕事内容にもよりますが、朝刊の配達を担当する場合は午前2時~5時までに出勤するケースが多いようです。新聞配達バイトがある日は、毎朝早起きする必要があるため、必然的に前日は早く寝ることになります。
そのため、新聞配達バイトを続けていると早寝早起きの規則正しい生活習慣が身に付く可能性があります。
勤務時間が短い
バイト先にもよりますが、仕事内容が新聞配達だけであれば、朝刊と夕刊の配達時間を合計して1日6時間程度で仕事が終わる可能性があります。
また、バイト先によっては朝刊のみ、あるいは夕刊のみの配達だけで終わるケースもあるため、新聞配達バイトは勤務時間が短いです。
朝刊の配達のみで終われば、残った時間は自由に過ごせます。そのため、新聞配達バイトは学業や趣味などのプライベートな時間を楽しみたい方や、別のバイトや仕事と掛け持ちしたい方におススメです。
新聞配達バイトの給料
新聞配達バイトは朝刊と夕刊でバイト代が異なる傾向があります。都内で時給制の場合、朝刊は時給1,450円程度、夕刊は時給1,200円程度が相場です。
中には、歩合制の場合もあります。完全歩合制の場合は、配達部数により給与が変動します。歩合制の場合は、基本時給に加えて配達部数に応じた手当がつきます。
販売所によって給与形態が異なるため、募集内容を確認してから申し込みをするようにしましょう。なお、バイクの免許の有無によっても報酬額は変動します。
新聞配達バイトの探し方
新聞配達バイトの探し方は以下のとおりです。
- 求人サイトで探す
- 求人誌で探す
- 派遣会社から紹介してもらう
- 友人・知人に紹介してもらう
上記を順番に解説します。
求人サイトで探す
インターネットの求人サイトで新聞配達バイトを探すことができます。
希望するエリアや時給など、条件別に絞り込めるため便利です。とくに、朝刊の新聞配達バイトをする場合、電車やバスが運行していない時間帯に出勤する必要があるため、自宅からアクセスのよい地域に絞って検索できるのは嬉しいポイントです。
求人誌で探す
コンビニや駅などに置いてある求人誌に新聞配達バイトが掲載されている場合があります。
求人誌が置かれているエリアを中心としたバイトが掲載されているため、生活圏内で新聞配達バイトを探したいときにおススメです。
派遣会社から紹介してもらう
派遣会社から新聞配達バイトを紹介してもらえる可能性もあるため、自分で一から探すのが面倒な方はチェックしてみるとよいでしょう。
なお、新聞配達は正社員の募集も多いため、新聞配達バイトを希望している方は申し込むときに間違えないようにしましょう。
友人・知人に紹介してもらう
友人や知人から新聞配達バイトを紹介してもらうケースもあります。
友人や知人から紹介してもらう場合、事前に職場の雰囲気を聞けたり率直な感想を聞けたりするため、採用されたあとのミスマッチが少ない点がメリットです。
ただし、友人や知人にコネクションがなければ紹介してもらえないため、すべての人に有効な手段ではありません。もし、身近に新聞配達バイトをやっている友人がいない場合は、別の方法で探しましょう。
スキマバイトアプリ「タイミー」なら単発バイトに挑戦できる!
スキマバイトアプリ「タイミー」は、スキマ時間にできる単発バイトを探せるアプリです。
新聞配達バイトに興味があるが、毎日やるのはハードルが高いと感じる方や、まずはお試しでやってみたい方は、ぜひ単発でチャレンジしてみましょう。
また、「タイミー」では新聞配達バイト以外にも、イベントやキャンペーンのスタッフ、仕分け・ピッキング、コールセンター、飲食店スタッフ、サンプリング・ポスティングなどのスキマバイトも掲載されています。
新聞配達バイトは必ずしも常に募集があるとは限りませんが、イベントやキャンペーンのスタッフ、軽作業などのバイトは比較的募集がかかりやすい傾向があります。
興味のあるバイトが自分に合っているか確認したい方は、単発でチャレンジできる「タイミー」で仕事を探してみるとよいでしょう。
まとめ
新聞配達バイトは、朝刊や夕刊を契約先の住戸に配達するバイトで、バイト先によっては荷下ろしやチラシの折り込み作業、集金などもあります。
重い新聞の束を持ち運ぶことや階段を上り下りすること、悪天時でも時間どおりに配達する必要があるなどの理由から、体力に自信のない方はきついと感じるかもしれません。
しかし、事前に配達エリアとルートを決めているため未経験者でも働きやすい点や、髪形や服装などが自由な点、配達だけの業務なら勤務時間が短い点など、メリットもたくさんあります。
スキマバイトアプリ「タイミー」では、さまざまな職種の単発のバイトが掲載されています。配達やサンプリング・ポスティングなどの仕事に興味がある方は、早速「タイミー」に登録して、気になる募集に申し込んでみましょう。