交通量調査バイトは、道路やショッピングセンターなどで自動車や歩行者の数をカウントするのが主な仕事です。計測用のカウンターを持ってカチカチと数えている人の姿を、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、交通量調査バイトに興味がある人に向けて、仕事内容や拘束時間、給料などをわかりやすく解説します。さらに、メリットやデメリット、この仕事に向いている人の特徴なども紹介するため、交通量調査バイトに興味がある人はぜひ参考にしてください。
交通量調査バイトの仕事内容
交通量調査とは、道路・ショッピングセンター・駅などに配置された調査員が、実際に通る自動車や自転車の台数、歩行者の人数を計測する調査のことです。計測する対象は募集内容によって異なりますが、主に交通量調査・交差点調査・来場者調査・走行調査などがあります。
交通量調査バイトの主な仕事は、計測用カウンターを使用して指定された対象を計測することです。
交通量調査バイトの拘束時間
交通量調査バイトの拘束時間は会社によって異なりますが、一般的に12時間制か24時間制が多いです。12時間制なら早朝から夕方、24時間制なら早朝から翌朝まで拘束され、2〜3人でローテーションしながら休憩します。
交通量調査バイトに申し込むときは、拘束時間と実労働時間をチェックしておきましょう。
交通量調査バイトの給料
交通量調査バイトの給料は、時給換算にすると1,000円以上になり、日給の場合12時間制なら1万円前後、24時間制なら2万円以上になることもあります。ただし、地域や時期によって違いがあるため注意しましょう。
交通量調査バイトのメリット
ここからは、交通量調査バイトならではのメリットを紹介します。
覚える内容が少ない
自動車や歩行者を計測用カウンターで数える単純作業であり、覚える内容が少ないのがメリットです。未経験でも申し込みやすく、業務上、調査員同士で話すことはほとんどないため、人間関係のトラブルが生じにくいのも嬉しいポイントです。
座って業務ができる
交通量調査の仕事は椅子に座って計測することが多いため、肉体労働が苦手な人もできるのが魅力です。ただし、現場によっては立って計測することもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
服装自由
調査する場所によって規定がある場合もありますが、一般的に交通量調査バイトは髪型や服装が自由なところが多いです。ただし、自由だといっても仕事である以上、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
当日に給料をもらえる場合がある
会社によっては、アルバイトをした当日に現金で給料をもらえる場合があります。その場合は受けとるときに印鑑が必要になるため、忘れないようにしましょう。手渡し以外に銀行振り込みに対応しているところもあります。
交通量調査バイトのデメリット
ここからは、交通量調査バイトのデメリットを紹介します。実際に働いてから後悔しないように、しっかりと確認しておきましょう。
絶えず集中力を保たなくてはいけない
交通量調査は、交通量を正確に把握することを目的としているため、仕事には正確さ性が求められます。数え間違いを防ぐためには、対象を見落とさないように絶えず集中力を保つ必要があります。
雨天時は雨に打たれる
屋外で行われる交通量調査は、雨天時には雨に打たれることが多いです。天候は当日にならないとわからないため、突然の雨にも対応できるようにカッパなどの雨具を自分で用意しておく必要があります。
夏季は暑く冬季は寒い
屋外で調査する場合、仕事環境は天候に左右されます。そのため、夏は暑くて冬は寒いのが基本です。
夏は炎天下で仕事をするため、帽子をかぶる、水分を補給するなどの熱中症対策をする必要があります。また、冬は冷たい風に長時間さらされるため、防寒具やカイロなどを自分で用意しなければいけません。
拘束時間が長い
交通量調査バイトは12時間制か24時間制が多く、拘束時間が長いのが一般的です。遠方の場合は集合時間が早く、より長く拘束される可能性があります。休憩時間は設けられていますが、休憩のタイミングは会社によって異なります。
交通量調査バイトに向いている人
特別なスキルがなくてもできる交通量調査バイトは、以下の人に向いています。
- 未経験の人
- 経験者の人
- 学生
- 主婦(主夫)
- Wワーク希望の人
座って働ける交通量調査バイトは、間違えないように数える集中力があれば老若男女誰でも働けます。ただし、拘束時間が長いうえに屋外の場合は天候の影響を受けやすいため、体調管理がきちんとできる人に向いています。
また、交通量調査は1人で集中して計測するため、コミュニケーションが苦手な人にもおすすめです。
交通量調査バイトの探し方
交通量調査バイトを探す方法には、主に5種類の方法があります。交通量調査は単発バイトが多いため、この5種類を併用して探すと見つけやすくなります。
タイミーで探す
交通量調査バイトのように集中して黙々とできるバイトを探すなら、単発バイトを数多く紹介しているタイミーがおすすめです。
タイミーでは幅広いエリアの求人を紹介しているため、通いやすいところを見つけられます。また、バイトに申し込みをする際は履歴書が不要のため、手間なく手続きができます。
実際にバイトをした人の口コミも確認できるため、大きなミスマッチを避けることができるでしょう。
一人で黙々と作業できる軽作業などのバイトに興味がある人は、まずタイミーのアプリをチェックしてみてください。
求人サイトで探す
求人サイトも、自分に合った条件でバイトを探せて便利です。サイトから求人に申し込めるところもあり、手軽に交通量調査バイトに挑戦できます。「交通量調査」というキーワードで探してみましょう。
求人誌で探す
求人誌は限られた地域の求人情報が掲載されているため、働きたい地域が決まっている人にぴったりな探し方です。大手求人サイトには掲載されていない、ローカルな求人が掲載されていることもあります。求人誌は駅やコンビニ、スーパーなどに置いてあり、定期的に発行しているためこまめにチェックしましょう。
派遣会社から紹介してもらう
あらかじめ派遣会社に登録して、交通量調査バイトを希望していることを伝えておくと、求人があったときに紹介してもらえます。ただし、派遣会社によっては交通量調査バイトを取り扱っていないことがあるため、注意が必要です。
友人・知人に紹介してもらう
すでに交通量調査バイトをしている友人や知人がいれば、紹介してもらいましょう。一緒に働けるかどうかは会社によりますが、実際の仕事の様子や待遇などを事前に知ることができるため安心です。
交通量調査バイトの1日の流れ
ここからは、交通量調査バイトの1日の流れを紹介します。
まず、調査開始1〜2時間前に駅などの指定された場所に集合してから、2〜3人のグループごとに調査をする場所へと移動します。仕事の内容ややり方の説明を受けてから、業務開始となります。
業務中は、2〜3人でローテーションしながら休憩を行い、調査が途切れないようにします。調査が終われば、必要な手続きをしたあとに解散となります。
交通量調査バイトの持ちもの
交通量調査バイトの持ちものとして、あらかじめ指定されたもの以外にあると便利なものは以下のとおりです。
- 腕時計
- 筆記用具
- カッパ(雨具)
- タオル
- 飲食物
- マスク
- 防寒具
調査場所によっては、スーパーやコンビニが遠い場合があるため、昼食や飲みものなどを必要に応じて用意しておくと安心です。また、夏は熱中症対策グッズ、冬は防寒具など、季節に応じて用意しましょう。
雨が降っても傘をさせないことが多いため、晴れの日でも万が一に備えてカッパ(雨具)を用意しておくのがおすすめです。
まとめ
特別なスキルが必要ない交通量調査バイトは、経験や年齢を問わずチャレンジしやすい仕事です。屋外で調査する場合は天候による影響を受けやすいため、夏は熱中症対策、冬は防寒対策を忘れないようにしましょう。
タイミーでは、さまざまなバイトを紹介しています。気になる人はぜひアプリをチェックしてみてください。