本屋のアルバイトはきついのかどうか気になりアルバイトの申し込みを迷っている人もいるでしょう。採用後のミスマッチを避けるためにも、アルバイトに申し込む前にきついと言われている理由を知っておくことが大切です。
本記事では、本屋でアルバイトをしてみたい人に向けて、きついと言われるの理由を解説します。さらに、仕事内容や本屋ならではの魅力も紹介するため、本屋のアルバイトが気になっている人はぜひご覧ください。
本屋バイトの仕事内容
本屋バイトの仕事内容は、大きく分けて以下の三種類があります。
- レジ業務
- フロア業務
- 古本屋の業務
それぞれの仕事内容をくわしく解説します。
レジ業務
本屋のレジ業務は、お客さまが購入する商品の会計やブックカバーの装着、ギフトのラッピングなど、接客が中心です。また、お客さまが探している本を見つけたり本に関する質問に答えたりと、問い合わせへの応対も行います。
このほか、電話応対や本の予約の確認、発注業務などを担当することもあります。
フロア業務
フロア業務は、入荷した本を棚に並べる、棚の本を整理する、返品する本を梱包するなど、本の管理をメインに行います。店舗によっては、販促のためのPOP作成や催事コーナーへの商品陳列、清掃などを担当することもあります。
古本屋の業務
古本屋の場合はレジ業務とフロア業務のほかにも、買い取り査定や古本の値付け、古本を磨いてきれいにするなどの仕事があります。
古本屋がオンラインストアへの出品を行っている場合は、Webサイトに掲載するためのデータ入力や写真撮影、商品情報の登録、商品の配送業務など、幅広い仕事を行います。
本屋バイトの時給相場
本屋バイトの時給相場は、東京都の場合1,165円です。ただし、規模、チェーン店、古本屋など、本屋の特徴によって時給は変わります。同じチェーン店の本屋でも、都会より地方のほうが時給は安い傾向にあります。
時給はこれまでの経験年数によっても変わることがあるため、経験がある人は面接時に確認しましょう。
本屋バイトがきついと言われる理由
ここからは、本屋バイトがなぜきついと言われるのかを解説します。
本を運ぶ際に体力が必要
本は1冊だけなら軽いものですが、何冊も持つと意外と重たくなります。フロア業務は、新刊を並べる、返品する本を撤去するなど、毎回本を運ぶ必要がありある程度の体力が必要です。慣れないうちは体力的にきつく感じることがあります。
また、レジ業務はフロア業務ほど本を運ぶことはありませんが、基本的には立ち仕事であるため体力が必要だといえます。
陳列棚の位置を覚えるのが大変
お客さまが探している本をすぐに見つけるには、どの本がどの場所にあるか、陳列棚の位置を正確に覚える必要があります。
フロア業務の場合は本を並べたり整理したりする中で覚えられますが、フロアが広い大型書店の場合は大変です。
本や作家に関する一定の知識が必要
お客さまからの質問や問い合わせに対応するためには、本や作家に関する一定の知識を身につけておく必要があります。
とくに、受賞作品や映画化作品など、話題の作品に関しては問い合わせを受ける頻度が高いため、発売日や入荷日についてある程度情報収集をする必要があります。
また、売り場に掲示するPOPを作成するときにも、その本の魅力を伝えるためには知識が必要です。新刊は頻繁に出るうえに、自分が好きなジャンル以外も把握する必要があるため、人によってはきつく感じることがあります。
本屋バイトならではのメリット
本屋バイトは体力や知識が必要になりますが、その一方でさまざまなメリットがあります。ここからは、本屋バイトならではのメリットを紹介します。
本に関する最新情報が得られる
新刊を取り扱う本屋で働く場合、新刊情報やいま売れている本など、本に関する最新情報が得られます。さまざまな分野の本を数多く取り扱うため、知識が得られることはもちろん視野を広げることもできます。
本の紹介POPが作れる
本屋によっては、おすすめの本のPOPを作成して、自分の言葉やイラストで本を紹介できます。
おすすめの本を多くの人に知ってもらうために、POPと陳列を工夫した売り場作りを行うこともあります。イラストやデザインが得意な人には嬉しいポイントです。
社割で本が安く買えることがある
本屋の中にはアルバイトも社割が使えるところがあり、その場合は本を安く購入することができます。
読書が趣味の人にとっては、本に囲まれて仕事ができるうえに、安く本を購入できるため一石二鳥です。
本好きの仲間ができる
本屋で働く人は本好きの人が多く、さまざまな情報交換ができるのが魅力です。普段接することがない年代の人とも本を通じて話すことができ、これまで知らなかった本を知ることができます。本好きの人なら、同じ趣味の仲間を作ることができるでしょう。
本屋バイトの口コミ・評判
実際に「タイミー」で働いた人による、本屋バイトの口コミや評判を抜粋して紹介します。
| 古本の仕分け作業をさせていただきました。倉庫での黙々作業でしたが、山のような本たちと会話しながら、楽しくお仕事させていただきました。 |
| 発送する本を地域ごとに分けてケースに入れる仕事をさせていただきました。黒い袋に入った本は少し重かったですが、体力に自信の無い私でもあまり疲れることなく仕事を終えられました。 |
| アルコールやシール剥がしを使って古本のクリーニングと仕分けをしました。座り作業だったのでよかったです。 |
「タイミー」では、仕事に申し込む前にその職場の口コミがチェックできます。本屋バイトが気になる人は、ぜひ「タイミー」をチェックしてみてください。
本屋バイトに向いている人の特徴
ここからは、本屋バイトに向いている人の特徴を紹介します。本屋で働いてみたいと思っている人は、自分に当てはまるかチェックしてみてください。
本が好きな人
多くの本好きが訪れる本屋の仕事には、本が好きな人が向いています。本屋では、本や作家に関する知識、本の扱い方など、本を大切にする気持ちがある人が歓迎されます。自分が知らないジャンルでも、興味を持って関われることが大切です。
人と接することが好きな人
本屋バイトは、お客さまが探している本を一緒に探したり予約を受けつけたりと、人と接することが多いです。従業員の印象が店舗の評判や印象にもつながるため、人と接することが好きな人が向いています。
体力がある人
本屋の仕事は、本の陳列や返品処理、レジ業務など、1日中立ち仕事であるため体力がある人に向いています。
フロア業務の場合は一度に何冊も本を持つことがあり、棚に並べるときは中腰になるため体に負担がかかります。そのため、体力に自信がある人が向いているでしょう。
本屋バイトの面接対策
本屋バイトの求人に申し込んだあとは、面接が行われるのが一般的です。面接でよく聞かれる質問は以下のとおりです。
- 好きな作家や本のジャンル
- 接客経験の有無
- 勤務可能時間や日数
- 重たいものが持てるか
本屋ならではの質問を想定して、上手にアピールができるように回答を考えておきましょう。
このほか、面接でよく聞かれる質問については以下の記事をご覧ください。
関連記事：バイトの面接でよく聞かれる質問は？回答例や確認すべきことも解説
また、面接でいい印象を持ってもらうためには、言葉づかいが大切です。面接に行く前に以下の記事をチェックして、正しい言葉づかいを習得しましょう。
関連記事：アルバイト面接での正しい言葉づかいとは？面接でよくつかう敬語や注意点を解説
接客業に興味があるなら「タイミー」がおすすめ！
本屋バイトをはじめ、接客業に興味がある人には「タイミー」がおすすめです。「タイミー」のアプリでは幅広い業種を掲載しているため、自分に合った仕事を見つけることができます。
「タイミー」のアプリをダウンロードして簡単な登録をすると、申し込み後は面接や履歴書の提出なしですぐに働くことができます。また、「タイミー」では実際に働いた人のレビューが見られるため、事前に職場の雰囲気がわかって安心です。
まとめ
本屋バイトはある程度の体力が必要ですが、本の最新情報がわかるため本好きの人におすすめの仕事です。どの仕事が自分に向いているかわからない人は、一度実際に働いてみることをおすすめします。
「タイミー」なら単発で働けるため、興味がある仕事に気軽にチャレンジすることができます。スキマ時間に働けるため、前もってまとまったシフトを出せないものの、効率よくお金を稼ぎたい方におすすめです。
ぜひこの機会に「タイミー」のアプリをダウンロードして、仕事探しにご活用ください。
