
ハンバーガーやポテトが好きで、ファストフード店でバイトをしてみたいと思う人もいるでしょう。
ファストフード店の仕事内容は、接客や調理、清掃、デリバリーとさまざまあり、幅広い年代の人が働きやすい職場です。仕事内容はマニュアル化されているため初心者も始めやすく、スキルアップや新しい出会いのきっかけになることもあります。
本記事では、ファストフード店のバイトに興味がある人に向けて、仕事内容やメリット、デメリットをくわしく解説します。向いている人の特徴やファストフード店でバイトを始めるときに感じる疑問も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
ファストフードバイトの仕事内容

ファストフードバイトの仕事内容は、大きく分けて以下の4つがあります。
・レジ打ち・接客業務 ・調理業務 ・店内清掃業務 ・デリバリー |
それぞれの仕事内容をくわしく解説します。
レジ打ち・接客業務
ファストフードバイトのレジ打ち・接客業務の仕事内容は、以下のとおりです。
・注文受付 ・レジ業務 ・フードの調理 ・ドリンク作り ・商品のお渡し |
レジ打ち・接客業務は、カウンターでお客さまに接客する仕事が基本です。お客さまが来店したら注文を受けて会計をし、完成した商品を渡します。店舗や混雑状況に応じて、フードやドリンクを作ることもあります。
調理業務
ファストフードバイトの調理業務では、主に以下の仕事を行います。
・フードの調理 ・ドリンク作り ・食材や資材の補充 ・キッチンの清掃 |
ファストフードでは、マニュアルに従ってできる簡単な調理が多く、難しい調理はほとんどありません。食材や資材を補充するときは、重たいものを持つこともあります。
店内清掃業務
ファストフードバイトの店内清掃業務は、以下のように清掃全般を担当します。
・モップ掛け ・拭き掃除 ・テーブルの片づけ ・ゴミ袋交換 |
フロアの清掃のほか、店舗によってはキッチンの調理道具の清掃を行うこともあります。
デリバリー
ファストフードバイトのデリバリーは、店舗からお客さまのところに商品を配達する仕事です。配達する方法は店舗によって異なり、自転車やバイク、車があります。バイクや車の場合は原付運転免許または普通自動車免許が必要です。
デリバリーのバイトについて、くわしくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:「デリバリー(配送)のアルバイトはきついって本当?仕事内容や楽しいところ・メリットも解説」
ファストフードバイトの時給相場
ファストフードバイトの時給相場は、東京都の場合1,200円程度です。地域や店舗、経験によって時給は異なり、高校生の場合は時給が安く設定されていることもあります(※1)。
22時~翌朝5時は、法律により割増賃金が発生すると定められた時間帯です。深夜から早朝に働くと時給が25%アップするため、効率よく働きたい場合はなら割増賃金が発生する時間帯を狙いましょう。
ただし、18歳未満は22時〜翌朝5時までの時間帯は働けません。18歳未満を働かせてはならないと法律で定められているため、注意しましょう。
店舗によっては「土日は時給が50円アップ」「半年ごとの昇給制度」など、時給が増える仕組みを採用しているケースもあります。18歳未満のため深夜や早朝のシフトに入れない人は、こうした独自の時給アップシステムを活用しましょう。
(※1)研修中や高校生であることを理由に、最低賃金以下に設定されることはありません。
ファストフードバイトのメリット

ここからは、ファストフード店でバイトをするメリットを紹介します。
シフトの融通が利きやすい
ファストフード店は早朝から深夜まで営業しているところが多く、シフトの融通が利きやすいバイトです。1日数時間だけ、週末だけなどの働き方ができるため、学生や主婦(主夫)など、時間に制約がある人もスキマ時間を活かして働けます。
未経験者でも始めやすい
ファストフード店はマニュアルを完備しているところが多く、特別なスキルや資格がなくても働けます。ファストフード店でのバイトは未経験者だけでなく、バイト経験がない方でもチャレンジしやすいのが魅力です。
店舗によっては研修期間を設けているところもあり、きちんと仕事を覚えることができるでしょう。
幅広い年代が働ける
ファストフード店のバイトは、マニュアル化されているため仕事を覚えやすく、ブランクがある人も働きやすい職場です。高校生や大学生、主婦(主夫)、シニアなど幅広い年代が働いているほか、留学生をはじめとするさまざまな国籍の人も働いています。
スキルアップの機会になる
ファストフードバイトでは、お客さまへの対応やスタッフと協力を通じて、コミュニケーション能力が養われます。接客をしながら調理を手伝い、店内の様子を見て清掃に入るなど、マルチタスク能力を身につける機会です。
こうしたスキルは、ほかの仕事をするときやプライベートにも役立ちます。
また、客として利用していたときにはわからなかったお店の裏側や調理のやり方などを知れる機会にもなります。ファストフードバイトの経験で知った雑学は話のネタにもなるでしょう。ただし、社外秘の情報については口外してはいけないため注意しましょう。
新しい出会いのきっかけになる
ファストフード店ではさまざまな人が働いているため、新しい出会いのきっかけにもなります。
バイト仲間から同世代の友人になったり、世代の離れた人との交流で視野を広げられたりするでしょう。海外からの留学生が働いている店舗なら、言語や文化の異なる人とも知り合えます。
店舗によっては食事補助や従業員割引がある
店舗によっては、食事補助や従業員割引が利用できるところがあります。ファストフードを安く購入できるため、食費の節約につながります。また、映画やカラオケなどが従業員割引価格で利用できる店舗もあります。
ファストフードバイトのデメリット
ここからは、ファストフードバイトのデメリットを紹介します。
メニューを覚えるのが大変
ファストフード店はメニューの数が多く、最初は覚えるのが大変です。単品とセットの数が多いうえに割引クーポンや季節限定商品もあり、その都度覚えなければいけません。
さらに、お客さまの質問に対応するために、使っている食材やアレルゲンを覚える必要があります。
ピーク時には大変混雑する
ファストフード店はランチタイムや休日など、ピーク時には大変混雑します。お客さまが途切れなく来店するため、仕事でミスをしないことはもちろん、迅速に対応する必要があります。
店舗が混雑していてもお客さまがスムーズに購入できるように、自分で優先順位を考えて臨機応変に動くことが求められます。
立ち仕事で体力が必要
ファストフード店のバイトは、どの仕事を担当しても立ち仕事であり体力が必要です。
レジの場合は、歩くことが少なく、立ちっぱなしの状態が続くため、きつく感じることがあります。調理を担当する場合も立ちっぱなしであるうえに、食材や資材の補充で重たいものを持つことがあります。
また、デリバリーは天気の影響を受けやすいため、雨の日や猛暑の日は体力的につらいと感じます。
クレームを言われることがある
接客をしていると、注文のミスや待ち時間が長いなど、お客さまからクレームを言われることがあります。バイトの立場でも言われることがあるため、人によってはきつく感じます。クレームには1人で対処せず、店長などに相談することが大切です。
服や髪ににおいがつく
飲食系の仕事では、扱うメニューのにおいが服や髪につきやすいのもデメリットです。とくに、仕事時間が長かったり、調理場の仕事をしていたりするとにおいがつきやすくなります。
服についたにおいは制服から着替えれば気にならなくなりますが、髪のにおいはすぐに消えないため注意が必要です。ファストフード店でバイトしたあとに出かける予定がある場合は、髪の毛用の消臭スプレーなどを使って対策しましょう。
ファストフードバイトに向いている人の特徴
ここからは、ファストフード店のバイトに向いている人の特徴を紹介します。ファストフード店のバイトを検討中の人は、ぜひ参考にしてください。
自分の都合に合わせて働きたい人
ファストフード店のバイトはシフトの融通が利きやすい傾向があるため、学校や家庭との両立など、自分の都合に合わせて働きたい人に向いています。テスト期間に休みたい、フリーターでしっかり働きたいなど、シフトの希望を相談しやすいのが魅力です。
コミュニケーション能力がある人
レジ打ち・接客業務は、コミュニケーション能力がある人に向いています。お客さまはそれぞれ要望が異なるため、一人ひとりに合わせた対応ができる能力が必要です。ピーク時でも疲れた表情をせずに、笑顔で対応することが求められます。
チームワークを大切にして臨機応変に動ける人
ファストフード店のバイトは、チームワークを大切にできる人が向いています。ファストフード店には幅広い年代や国籍の人が働いており、自分勝手な行動をしてチームワークを乱さないことが大切です。
また、ピーク時は大変忙しいため、決められた仕事をするだけではなく臨機応変に動く必要があります。
ファストフードバイトの口コミ
実際にタイミーで働いた人による、ファストフードバイトの口コミ・レビューを紹介します。
店内で商品を席まで届けることがメインでした。簡単な作業なので全く問題なくこなせました。わからないことがあっても丁寧に教えてくださるのでとても働きやすかったです。(20代後半 男性) |
十何年振りにカウンターやドリンカー、フライヤー、ランナーなど色々とやらせていただきました。忙しい時間帯は足を引っ張っちゃいましたが楽しく働かせていただきました。(30代前半 女性) |
ほぼノンストップで5時間混んでいましたので、時間が経つのがあっという間でした。とにかく一所懸命集中してお仕事をした!という気持ちよさもあります。(50代前半 女性) |
タイミーのアプリでは店舗ごとの口コミ・レビューを紹介しているため、ぜひチェックしてください。
ファストフードバイトするときによくある質問
ファストフードバイトをするとき、服装や髪型の決まりや料理が苦手でもできるかなど、気になることがある人もいるでしょう。ここからは、ファストフードバイトをするときによくある質問への回答を紹介します。
服装や髪型に決まりはある?
ファストフードバイトでは、基本的に服装は貸与された制服を着用します。靴は貸与ではなく自前で用意し、色や滑り止めに関する指定があるケースが一般的です。
髪色・髪型は自由なところもありますが、飲食店のため清潔感は必要です。面接時も清潔感がある服装や髪型で臨むほうが好印象を与えられます。
ピアスやネイルは、食品への混入トラブルを避けるため禁止されていたり、条件があったりするケースが多いようです。香水も飲食物への影響を心配して禁止する店舗が多いでしょう。
料理が苦手でもできる?
ファストフードバイトで行う調理はマニュアル化された内容が中心なため、調理スキルが必要な作業はありません。料理は苦手、作った経験があまりない人も始められるアルバイトです。
料理の得意・不得意より、衛生管理に注意して、マニュアルどおりに作業できるかが重要です。安心して口にできるメニューを届けられるよう調理しましょう。
ハンバーガーショップ以外にもファストフードバイトはある?
ファストフードというと、ハンバーガーやポテト、フライドチキンのイメージですが、そばや牛丼、回転寿司など和食系のファストフードもあります。
未経験でも始めやすそうだから挑戦したいけれど、ハンバーガーやフライドチキンは苦手という人は、和食系のファストフードバイトを選ぶのも手です。自分の好みのメニューを扱うファストフードバイトのほうが、前向きな気持ちで仕事に取り組めるでしょう。
面接や履歴書で気をつけることはある?
ファストフードバイトの面接に行くときは、身だしなみを整えて清潔感のある服装にしましょう。面接では働きたい理由やシフトの希望、通勤手段などを確認されます。採用されたいからといって実際に入れる時間数より多くシフト希望を伝えると、あとから問題になるため、正直に答えましょう。
ファストフード店で働いた経験があるなら、履歴書に書いてアピールできます。しかし、未経験者だからといって不利になるとは限りません。ファストフードバイトはマニュアルが整備されており、未経験者も挑戦しやすい仕事です。経験の有無は正直に伝えましょう。
また、履歴書・面接不要のスポット求人もあります。試しに挑戦したいときは、スポット求人でファストフードバイトに入ってみるのもおすすめです。
ファストフードバイトを探すなら「タイミー」がおすすめ!
ファストフード店のバイトを探すときは、アプリで手軽に探せるタイミーがおすすめです。ファストフード店のバイトは時間の融通が利きやすいため、学生や主婦(主夫)など、普段忙しい人も働きやすいのが魅力です(※2)。
タイミーでは、アプリで簡単な登録をすれば面接や履歴書が必要ありません。条件を満たす仕事があればすぐに働けるため、スキマ時間を有効活用したい人にはタイミーがおすすめです。
また、タイミーなら求人に申し込む前に店舗ごとの口コミ・レビューがチェックできるため、働く前に職場の雰囲気を知ることができます。
ファストフード店のバイトについては、ぜひ以下の記事もご覧ください。
関連記事:「ファストフード店でのアルバイトは何がきついの?仕事内容やおすすめポイントについて解説」
(※2)「タイミー」は満18歳以上の方がご利用いただけます。
まとめ
ファストフード店のバイトはメニューの多さやピーク時の混雑、立ち仕事ゆえの大変さはありますが、マニュアルがあるため未経験者も働きやすいのが魅力です。シフトの融通が利きやすいため、学校や家庭と両立しながらスキマ時間に働けます。
タイミーでは、スキマ時間に入れるファストフード店のバイトを簡単に探せて、店舗の様子を口コミやレビューで確認してから働けます。短時間や単発でも働けるため、条件が合えば気軽に申し込めます。
ぜひこの機会にタイミーのアプリをダウンロードして、ファストフードバイトを探してみてください。