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正社員は副業してもよい?メリットと注意点、おすすめの副業を紹介

兼業

近年、国が副業を推進していることやリモートワークの普及などを背景に、副業を始める方が急増しています。

正社員として働いている方のなかには、「収入を増やしたい」、「本業では得られないスキルや知識を身につけたい」などの理由で副業を検討している方もいるのではないでしょうか。

本記事では、正社員が副業をしても問題がないか、副業をするにあたりどのようなことに注意すべきかを解説します。正社員が副業をするメリットやおすすめの副業も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

正社員の副業は認められている?

正社員の副業を禁止する法律はありません。厚生労働省は、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の中で「裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当」としており、むしろ副業を促進しています。

また、2018年に改定したモデル就業規則の中でも、「労働者は、勤務時間外において、ほかの会社等の業務に従事できる」としています。

そのため、正社員として働きながら副業をすることは、法律上問題ありません。

副業目的でタイミーを利用している2,888名のうち、49.9%が正社員であることからも、副業をしている正社員が多くいることがわかります(※)。

(※)株式会社タイミー「副業に関する実態調査」(2023年2月6日)

副業を禁止する企業もある

法律上の問題はないものの、就業規則で副業を禁止している企業もあります。

一般社団法人日本経済団体連合会の「副業・兼業に関するアンケート調査結果」によると、2022年時点で副業・兼業を認めている企業は53.1%でした。「認める予定」と回答した企業も合わせると、70.5%を占めます。

区分割合
認めている53.1%
認める予定17.5%
検討していない21.5%
認める予定はない8.0%

※四捨五入により、合計が100%とならない

厚生労働省によるガイドラインの公表やテレワークの普及などを背景に、副業・兼業を認める企業が急増するなか、30%近くの企業は副業・兼業を認めていません。

とくに、企業規模が小さくなるほど、副業・兼業を認めていない企業が多くなる傾向があります。企業が副業を禁止する主な理由は、以下のとおりです。

・生産性や売上が落ちる可能性があるから
・利益相反や情報漏洩の懸念があるから
・労務管理が困難になるから

また、公務員の場合は国家公務員法や地方公務員法で禁止されているため、原則として副業ができません。

正社員が副業する4つのメリット

副業を始めると収入を増やすことができますが、収入面以外にもさまざまなメリットがあります。

1. 収入が増える
2. スキルや知識が身につく
3. やりたいことに挑戦できる
4. 人脈が広がる

1. 収入が増える

正社員が副業をする大きなメリットは、本業とは別に収入を得られることです。「生活費が足りない」「趣味に充てるお金が欲しい」「貯蓄を増やしたい」などと考えている場合、副業によって収入が増えると、経済的な余裕が生まれる可能性があります。

厚生労働省によると、副業をしている理由(複数回答可)としてもっとも割合が高かったのは「収入を増やしたいから」(56.5%)という回答で、全体の半数を超えています(※1)。

また、タイミー利用者2,888名にタイミーでの副業による変化(複数回答)について質問したところ、51.0%の方が「生活費が増えた」と回答しました(※2)。

また、「貯蓄や投資に回せるようになった(18.2%)」、「趣味や娯楽に使えるようになった(30.4%)」などの回答もあり、多くの方が収入面で変化を感じていることがわかります。

副業によって収入源を増やすことは、リスクヘッジとしても効果的です。1つの企業でのみ働いている場合、業績悪化や倒産などで収入が大きく減少する可能性があります。

一方、複数の収入源があれば、本業の企業が倒産してしまっても副業の収入は確保できます。

(※)1出典:厚生労働省「副業・兼業に係る実態把握の内容等について
(※)2出典:株式会社タイミー「副業に関する実態調査

2. スキルや知識が身につく

副業をすると、正社員として本業の仕事を続けながら新たなスキル・知識を身につけられます。副業で得たスキルや知識を本業に活かせる場合もあるでしょう。

また、幅広い業務経験を積み、違う分野のスキル・知識を身につければ、転職にも活かせます。実際に、「自分で活躍できる場を広げたいから」(19.8%)、「現在の仕事で必要な能力を活用・向上させるため」(9.5%)などの理由で副業をしている方は少なくありません(※)。

さらに、従業員が社外で得た知識を活かして働くことは、企業にとってもメリットが大きいでしょう。

(※)出典:厚生労働省「副業・兼業に係る実態把握の内容等について

3. やりたいことに挑戦できる

本業で収入を得ながら自分のやりたいことに挑戦できることも、副業をするメリットの一つです。副業として興味のある分野に挑戦すれば、ご自身に合っているかどうかも確かめられます。

また、起業を考えているけれど、収入が大きく減少する不安などから踏み出せない方もいるのではないでしょうか。副業としてやりたいことを始めれば、よりリスクをおさえて起業や転職に向けた準備ができます。

4. 人脈が広がる

副業をすれば、これまで関わることがなかった方とのつながりができます。人脈が広がり、新たな視点や価値観に触れることで、これまで思いつかなかったアイデアが生まれたり、ご自身のキャリア形成に活かせたりする可能性があります。

また、将来起業を考えている場合、人脈作りは重要な課題の一つです。

正社員が副業するときの注意点

注意点を知らないまま副業を始めると、お勤め先とトラブルになる可能性もあります。副業を検討している方は、以下の4つを確認しておきましょう。

・ 就業規則を確認する
・ 本業に支障が出ないようにする
・ 業務で得た情報を外部に漏らさない
・ 確定申告が必要な場合がある

就業規則を確認する

お勤め先が副業を認めていない可能性もあるため、事前に就業規則を確認し、必要に応じて申請手続きなどを行いましょう。

副業が禁止されている場合、お勤め先に副業の事実が知られた際に何らかの処分を受ける可能性があります。

なお、裁判例によると、労働時間以外の時間をどのように利用するかは基本的に労働者の自由ですが、本業に支障が生じる場合や業務上の秘密が漏洩する場合など、一定の場合は例外的に副業を制限できるとされています。

ただし、就業規則で副業を懲戒事由としていても、本業に支障が生じない場合などは懲戒処分とならない可能性があります。

本業に支障が出ないようにする

副業を始めるときは、本業がおろそかにならないよう気を付けなければなりません。例えば、副業を始めたことで長時間労働が続き、遅刻や欠勤が増えた、納期を守れないなどの影響が生じると、処分の対象となる場合があります。

労働時間が増えて疲労が溜まると、本業を休まざるを得なくなったり、ミスが増えて信用を失ったりする可能性もあります。副業を始めるときは、無理なく両立できるかを慎重に検討しましょう。

業務で得た情報を外部に漏らさない

従業員には、業務上の秘密を守る義務があります。業務で得た情報を外部に漏らした場合、規則違反として処分の対象となる可能性があるため、くれぐれも注意しましょう。

また、従業員には、秘密情報が外部に漏れることなどを防ぐ目的で「競業避止義務」が課されています。競合他社で副業を始めるなど、競業避止義務に違反するような行為は避けましょう。

確定申告が必要な場合がある

正社員が副業をして給与を2ヶ所から受け取る場合、副業の収入が年間20万円を超えると確定申告が必要です。

確定申告とは、1年間に生じた所得の金額を計算し、所得税の額を確定させる手続きのことです。

正社員の方はお勤め先で年末調整されるため、確定申告が必要なケースは多くありません。しかし、副業の収入が20万円を超える場合は、確定申告をする義務が生じます。

なお、雑所得の対象となる副業をする場合は、「収入」ではなく「所得」(収入-必要経費)が20万円を超えると確定申告が必要です。

税理士がわかりやすく解説◆今からでも遅くない!タイミーワーカーのための確定申告のやり方【セミナーレポート】

正社員におすすめの副業5選

「収入を増やしたい」「複数の収入源を持っておきたい」と思っているものの、どのような副業を始めればよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、正社員におすすめの副業を紹介します。

・ 単発バイト
・ クラウドソーシング
・ フードデリバリー
・ アフィリエイト
・ ハンドメイド作品の販売

おすすめの副業15選を紹介!選ぶ際の注意点やスマホ・在宅でできる職種を解説

単発バイト

1日単位で働ける単発バイトは、時間の自由度が高く、本業に支障のない範囲で働きやすいのが特徴です。1日単位で仕事が終了するため、人間関係に悩む心配も少ないでしょう。

また、当日バイト先に行ってすぐに働き始める単発バイトでは、ある程度業務フローが確立された仕事を任される傾向があるため、未経験でも始められます。

単発バイトによっては、働いた当日中に給料を受け取れる場合もあるため、すぐに副業の収入を得たい方にもおすすめです。

面接や履歴書が不要の場合もあり、気軽に始めやすい反面、希望に合ったバイトが見つかるとは限らない点には注意しましょう。

「タイミー」では、勤務が終了するとすぐに報酬が確定し、振り込み申請を行えば当日中に給料を受け取れます(※)。また、報酬の振り込み手数料もかかりません。

単発バイトとは?仕事の種類やメリット・デメリット、注意点や探し方を解説

(※)下記に該当する場合は、振込申請後からお受け取りまでに時間がかかることがございます。
・ご登録された銀行口座の情報に誤りがある
・ご利用銀行の規定メンテナンス期間
・土日祝日や大型連休、年末年始の場合

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の受注・発注ができるサービスです。

仕事の受注から納品までオンラインで完結するため、正社員として本業を続けながら無理のない範囲で働けるでしょう。クラウドソーシングサービスで受注できる仕事には、以下のようなものがあります。

・システム開発
・ホームページ制作
・デザイン
・動画編集
・画像編集
・ライティング
・データ入力
・アンケート
・翻訳

専門性の高い仕事だけでなく、特別なスキルがなくても受注できる仕事もあるため、ご自身のスキルや経験に合わせてお仕事を選べます。

一方、これらの仕事は単発であるケースが多く、すぐに安定した収入を得られるとは限りません。また、クラウドソーシングサービスを通じて仕事を受注する場合、手数料がかかる点には注意が必要です。

フードデリバリー

フードデリバリーは、注文を受けた料理や飲料などを配達する仕事です。スマホアプリなどで注文を確認し、飲食店で受け取った商品をバイクや自転車などでお客さまのところに届けます。

提供する会社と業務委託契約を結び、配達を請け負う「個人事業主型」の配達員は、好きな時間・場所で働けるため、正社員の副業にもおすすめです。

また、個人事業主型の配達員は時給制ではなく、成果に応じて報酬を受け取ります。そのため、注文が多い時間に効率よく正確に配達できればより多くの収入が見込めます。

一方で、フードデリバリーの仕事は体力を使うため、本業に影響しないように無理のない範囲で働くことが大切です。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、成果報酬型の広告手法の一つです。自らのサイトやブログに広告を掲載し、その広告を経由して閲覧者が商品・サービスを購入した場合に報酬を得られます。

初期費用が少なく、インターネット環境があれば自宅で気軽に始められるため、本業と両立しながらリスクをおさえて副業をしたい方におすすめです。また、時間や場所の制約がないため、本業に支障を出さない範囲で働きやすいでしょう。

ただし、成果が出るまでに時間がかかる傾向があります。そのため、すぐに収入を得たい方にはあまり向いていません。

ハンドメイド作品の販売

アクセサリーや小物、ベビー用品などのハンドメイド作品を販売して副収入を得る方法もあります。

ハンドメイド販売サイトを利用すれば、スマホなどで作品を撮影し、自宅にいながら簡単に出品できます。普段からハンドメイドを趣味にしている方が副業として始めれば、好きなことで収入を得られるのが魅力です。

ただし、ハンドメイド販売サイトを通して販売する場合は手数料がかかります。

スキマ時間で副業を始めるなら「タイミー」がおすすめ

本業を続けながらスキマ時間で副業をしたい方や、副業を始めたいけれどどんな仕事が合っているのかわからない方は、「タイミー」がおすすめです。

「タイミー」は、最短1時間から数時間単位で働けるため、本業が終わったあとの時間や休日を利用してスキマ時間に働きたい正社員の方にも向いています。

「タイミー」の調査では、副業で「タイミー」を利用している理由(複数回答)として87.4%の方が「自分の好きな時間・場所で働けるから」と回答しており、多くの方がスキマ時間を活用したいと考えていることがわかりました(※1)。

「タイミー」で募集しているバイトには選考がなく、申し込みが完了するとすぐにお仕事が確定するため、「今日予定がなくなったから働きたい」というときにも活用できます。以下のように、さまざまな職種から選べるのも特徴です。

・飲食店
・スーパー・コンビニ
・フードデリバリー
・オフィスワーク
・イベントスタッフ
・ホテル・清掃
・介護
・引っ越し
・保育士

さらに「タイミー」では、お仕事が終わるとすぐに報酬が確定し、いつでも指定口座にお振り込みできます(※2)。

1日単位で働けるため、正社員として働きながらご自身に合った副業を見つけたい方や視野を広げたい方は、ぜひ「タイミー」のアプリでお仕事をチェックしてみてください。

(※1)出典:株式会社タイミー「副業に関する実態調査
(※2)下記に該当する場合は、振込申請後からお受け取りまでに時間がかかることがございます。
・ご登録された銀行口座の情報に誤りがある
・ご利用銀行の規定メンテナンス期間
・土日祝日や大型連休、年末年始の場合

まとめ

お勤め先の就業規則などで禁止されていなければ、正社員が副業を始めることは問題ありません。政府も多様なキャリア形成を促進するために副業を推進しています。

副業をすれば収入が増えるだけでなく、リスクヘッジになる、スキルや知識が身につくなど、さまざまなメリットがあります。

ただし、副業の影響で本業がおろそかになってはなりません。就業規則を確認し、本業に支障が生じない範囲で無理なく副業を始めましょう。

「タイミー」は、面接や履歴書不要で、最短1時間から数時間単位で働けるスキマバイトアプリです。好きな時間・場所で無理なく副業を始めたい方は、「タイミー」でお仕事をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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