
現在では多種多様な働き方があり、仕事の自由度を求めてフリーターとして働く人も多くいます。しかし、フリーターはアルバイトやほかの雇用形態と何が違うのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、フリーターとはどのような働き方を指すのか、アルバイトや正社員とはどのような点が違うのかをわかりやすく解説します。
また、フリーターから正社員になる方法やフリーターにおすすめのアルバイトなど、幅広い働き方についても紹介するため、自分に合った働き方を見つける参考にしてください。
フリーターとは?

まず、フリーターの定義やアルバイト、ニートとの違いを解説します。
フリーターの定義
広辞苑第7版によると、フリーターは「フリーアルバイター」の略で、定職に就かず、アルバイトなどで生計を立てる人と定義されています。
また、厚生労働省では、フリーターを以下のように定義しています(※)。
「フリーターとは、15~34歳の若年者(学生および主婦、主夫を除く)のうち、勤め先における呼称がアルバイトまたはパートである者(これまでアルバイト・パートを続けてきた者で無業の者を含む)」 |
(※)出典:厚生労働省「主な用語の定義」
厚生労働省では、アルバイトなどで生計を立てる人のうち、15~34歳を「フリーター」、35歳以上の人は「不安定就労者」として区別しています。
フリーターとアルバイトの違い
フリーターとアルバイトは似ている印象がありますが、厳密には異なります。
アルバイトは雇用形態を指し、フリーターもアルバイトもどちらも雇用形態は同じです。「アルバイト」というときは正社員ではなくアルバイトとして働いている人を指し、年齢は関係ありません。
一方、フリーターは学校を卒業してアルバイトをしている若者を指し、一定の仕事に就かないことが多い傾向にあります。
フリーターとニートの違い
厚生労働省による定義では、ニートは以下のような人を指します(※)。
「ニートとは、15~34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない人」 |
(※)出典:厚生労働省「よくあるご質問について」
フリーターは働いているため収入がありますが、ニートは働いていないため労働による収入がない点が大きく異なります。
フリーターとほかの雇用形態の違い
フリーターのほかの雇用形態には、正社員、契約社員、派遣社員があります。それぞれどのように違うのか、特徴や傾向を一覧表にまとめました。
雇用形態 | 安定性の傾向 | 社会保険・雇用保険 | キャリアの発展 | 自由度の傾向 |
フリーター | 不安定 | あり(条件あり) | できることもある | 高い |
正社員 | 安定 | あり | できる | 低い |
契約社員 | やや不安定 | あり | できることもある | やや高い |
派遣社員 | やや不安定 | あり(条件あり) | できることもある | やや高い |
雇用形態によって、仕事の安定性や仕事の自由度の傾向が大きく異なります。自分のライフスタイルやキャリアの目標に合わせて雇用形態を選びましょう。
なお、フリーランスや自営業の場合は、給与所得のように月・日・時間単位で一定の収入を得られるわけではないため、企業勤めの場合よりも安定性に劣る傾向があります。ただし、利益を上げた場合は収入に直結する点や、働き方の自由度が高い点はメリットでしょう。なお、社会保険や雇用保険は自己負担となります。
フリーターのメリット・デメリット
フリーターとして働くことのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
フリーターのメリットは、以下のとおりです。
・シフトの自由度が高い ・正社員よりも仕事の責任が少ない傾向にある ・アルバイトの掛け持ちができる ・アルバイト先の変更などがしやすい |
フリーターは、正社員と比べて時間の融通が利きやすく、自分のライフスタイルに合わせて働けます。また、アルバイトの掛け持ちや職場の変更がしやすいため、新しい仕事にチャレンジしやすい環境にあります。
デメリット
フリーターにはメリットがある一方で、以下のようなデメリットがあります。
・アルバイト・パート先の業績によっては、雇用関係を解消されることがある ・安定した収入を得られないことがある ・ボーナスや退職金がないことがある ・社会的な信用が得られにくい |
雇用形態がアルバイトまたはパートであるフリーターは、会社の業績悪化などの理由によってはシフトの日数を減らされたり、雇用関係を解消されたりすることも考えられます。また、収入が労働時間によって変動するため安定しにくく、正社員と比べて社会的な信用が得られにくい傾向にあります。
フリーターから正社員になる方法

フリーターから正社員になることは難しいと思われることがありますが、実際には可能です。ここでは、フリーターから正社員になる方法を紹介します。
求人サイトから正社員の求人に申し込む
求人サイトで希望の仕事を検索し、正社員の求人に申し込むことができます。複数の求人サイトを利用すれば選択肢が広がり、職種や条件を絞り込んで検索できます。これまでに経験がない職種の場合は、「未経験者OK」の求人を探すのがおすすめです。
また、企業の中には直接申し込めるところもあるため、気になる企業があれば企業の公式サイトをチェックしてみましょう。
ハローワークで相談する
ハローワークでは、フリーターから正社員を目指す人に対して、職業相談窓口で相談を行っています。これまでの経験や働き方を踏まえて、正社員として働けるようにサポートしてもらえます。
ハローワークの求人はインターネットでも検索でき、地元密着型の企業から全国規模の企業まで幅広い仕事を探せます。
紹介予定派遣制度を利用する
紹介予定派遣制度とは、派遣先の企業に直接雇用されることを前提として派遣される制度です。派遣される期間は最長6ヵ月と定められており、そのあと派遣社員と企業の合意があれば直接雇用されます。
紹介予定派遣制度は、未経験でも正社員に挑戦しやすいメリットがあります。
正社員登用制度を利用する
正社員登用制度とは、アルバイトやパートなどの非正規雇用の従業員を正社員に雇用する制度です。すべての企業でこの制度があるわけではなく、仕事先や求人情報を確認する必要があります。
「タイミー」には「タイミーキャリアプラス」という正社員登用制度があり、ステップアップしたい人への転職支援を行っています。希望者はキャリア相談や資格取得の講座を受けることもでき、正社員への転職をサポートしています。
正社員登用制度について、以下の記事でくわしく解説しているため、ぜひご覧ください。
関連記事「正社員登用制度とは?アルバイトから正社員になるメリット・デメリットを解説」
転職エージェントに相談する
「初めて正社員を目指すから、どうすればいいかわからない」という場合は、転職エージェントに相談することも検討しましょう。
転職エージェントでは、カウンセリングや申し込み書類の添削、面接対策など、転職活動全般をサポートしています。情報収集や面接日程の調整などもサポートしてもらえるため、転職活動の負担を減らせます。
フリーターから正社員を目指すときの準備
フリーターとして働いている人の中には、より安定した仕事を求めて正社員として働きたい人もいるでしょう。フリーターから正社員を目指すとき、事前に準備をしておくとより仕事が見つけやすくなります。
まず、なぜ正社員を目指すのか、どのような仕事をしたいのかなど、目的を明確にします。自分のスキルやこれまでの経験を見直して自己分析を行うと、仕事の種類や条件を決めやすくなります。
次に、やりたい仕事に必要な資格やスキルを取得しましょう。資格やスキル取得に向けた努力は転職活動のアピールにもつながるため、これまでフリーターとして働いていた人は積極的に行うことをおすすめします。
フリーターにおすすめのアルバイト
正社員はフリーターよりも雇用や収入が安定している点が魅力ですが、自由度の高い仕事をしたい人にはフリーターが向いています。フリーターがアルバイトを選ぶときは、以下のような時間の融通が利きやすい職種がおすすめです。
・飲食店 ・フードデリバリー ・軽作業 ・コンビニ ・警備員 |
以下の記事では、フリーターにおすすめのアルバイトについて、くわしく紹介しています。どの職種を選ぶか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
関連記事「ファストフードバイトの仕事内容は?時給の相場や向いている人の特徴を紹介!」
関連記事「デリバリー(配送)のアルバイトはきついって本当?仕事内容や楽しいところ・メリットも解説」
関連記事「工場バイトはきつい?仕事内容や時給の相場、メリット・デメリットをくわしく解説」
関連記事「コンビニバイトはきついの?仕事内容やメリット、向いている人、仕事の探し方を解説」
関連記事「警備員バイトがきついと言われる理由は?仕事内容や時給、向いている人の特徴を解説」
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自分の都合に合わせて働きたい人や、さまざまな職種を経験したい人には、スキマバイトアプリの「タイミー」がおすすめです。
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正社員を目指している人も、一度「タイミー」で気になる職種を経験しておくと、自分の向き不向きがわかります。また、働きぶりや人柄を高く評価されると、企業側から長期雇用を提案される場合もあります。
フリーターも正社員を目指す人も、幅広い使い方ができるのが「タイミー」の魅力です。
まとめ
フリーターは、自分のライフスタイルに合わせて自由に働きたい人に向いている働き方です。より安定した収入を得たいと考えている方は、フリーターから正社員を目指すことも可能です。
フリーターとして働きたい人には、都合のいい日時のアルバイトが探せる「タイミー」がおすすめです。ご自身が条件を満たす仕事があれば当日の求人にも申し込めるため、急に予定がなくなったときも働けます。ぜひ「タイミー」を活用して、スキマ時間を有効活用しましょう。