
日雇いバイトとは、1日単位で雇用されるバイトのことです。空いている時間を活かして収入を増やすことができるため、学生や主婦(主夫)だけでなく会社員の副業としても利用されることがあります。
本記事では、日雇いバイトにはどのようなメリットやデメリットがあるのか、単発バイトとの違いや探し方について紹介します。また、日雇いバイトのおすすめ職種や、副業として働くときの注意点についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
日雇いバイトとは?

日雇いバイトとは、1日単位で雇用されるバイトのことです。土日祝日だけ働きたいときや、スキマ時間を活かしたいときにも、日雇いバイトであれば気軽に取り組むことができます。
雇用は1日単位ですが、給与が1日単位で支給されるとは限りません。働いたその日に給与を渡されることもあれば、1ヶ月分まとめて後日支払われることもあります。
なお、日雇いバイトと似たような言葉に「日払いバイト」があります。日払いバイトとは、給与計算の締め日を1日単位で設定している制度を指します。即日給与が支給される場合もありますが、なかには働いた当日に受け取れなかったり、条件が付されていたりする場合もあるため注意しましょう。
また、日雇いバイトが日払いバイトとは限らないため、すぐに給与を受けとりたい方は、給与の支給日を確認してから申し込むようにしてください。
日雇いバイトでも会社に副業が判明するのはなぜか
本業がある方なら、「日雇いバイトをしていることが本業の勤め先に知られてしまうのでは?」と気になるかもしれません。近年は副業を認めている会社も増えていますが、なかには「本業と関係のない個人的なことは勤め先に知られたくない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
副業について本業の勤め先に知られてしまう原因には、以下のものが挙げられます。知られたくない方は、該当していないかぜひチェックしてみてください。
・住民税の通知に記載されている税額が、本業で発生する税額よりも多い ・社会保険の保険料が、本業で発生する保険料よりも多い ・日雇いバイトをしているところを勤めの人に見られた ・日雇いバイトをしているという噂が広まった ・SNSで副業について投稿し、勤め先の人に閲覧された |
くわしくは、以下をご覧ください。
関連記事:「タイミー」の副業は会社にばれる?兼業する際の注意点や確定申告や住民税を解説!
なお、副業をする前は、必ず本業の勤め先の就業規則を確認してください。副業自体は法律に違反する行為ではありませんが、会社によっては副業を禁じていることがあります。従業員は、規則を守らなくてはいけない点を覚えておきましょう。
副業で日雇いバイトをするメリット・デメリット
副業で日雇いバイトをするときは、メリットとデメリットについても理解しておきましょう。以下で、よくあるメリットとデメリットを紹介します。
メリット
副業で日雇いバイトをするメリットには、以下が挙げられます。
・空いている日を有効活用できる ・さまざまな仕事にチャレンジできる ・スキルを習得できることもある ・すぐに収入を得られることもある |
空いている日を有効活用できるのは、1日単位で雇用契約を結ぶ日雇いバイトならではのメリットです。
また、ご自身にどのような仕事が向いているのかわからないときも、日雇いバイトがおすすめです。さまざまな仕事に1日単位でチャレンジすれば、向き不向きを短期間で判断できます。
日雇いバイトも、一定期間同じ職種に従事することでスキルを習得できることもあります。
さらに、日払いタイプの日雇いバイトならすぐに収入を得られます。例えば、「近々旅行に行く予定があるけれどもお小遣いが足りない」といった状況でも、1日単位で給与が支払われる仕事をすれば、当日までに必要な金額を稼げるかもしれません。
デメリット
副業で日雇いバイトをするデメリットには、以下が挙げられます。
・働きたい日に働けるとは限らないため、副業収入が不安定 ・常に探し続けなくてはいけない ・スケジュール調整や体調管理が必要 |
メリットの多い日雇いバイトですが、いくつか注意すべき点もあります。まず注目したいのが、収入が不安定な点です。1日単位で仕事を探すため、必ずしも働きたい日に働けるとは限りません。
また、常に仕事を探さなくてはいけない点もデメリットです。1日単位で雇用契約を締結するため、仕事を探さなければ働き続けられません。
副業をするときに注意したいのが、スケジュール調整や体調管理です。日雇いバイトの仕事が忙しくなりすぎると、本業に影響をおよぼすことになりかねません。本業と副業を無理なく両立できるよう、スケジュールと体調を管理しましょう。
副業におすすめの日雇いバイトの職種
副業としてチャレンジできる日雇いバイトの職種には、次のものがあります。
・仕分けやシール貼りなどの軽作業 ・試験監督 ・ポスティング ・引っ越しスタッフ ・キャンペーン・イベントスタッフ ・工場作業 ・清掃員 ・警備員 など |
例外はありますが、いずれも簡単な説明を受けるだけで着手できる仕事です。繰り返し取り組むなら、さらに効率よく働けるでしょう。どの仕事にするか迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
日雇いバイトの探し方
日雇いバイトの探し方として、一般的なものを紹介します。いずれも登録料なしで探すことが可能です。ぜひご自身に向いた仕事がないかチェックしてみてください。
フリーペーパーで探す
スーパーなどに置いてあるフリーペーパーに、日雇いバイトの仕事が紹介されていることがあります。フリーペーパーは地域密着型の情報が掲載されていることが多いため、通勤時間があまりかからない仕事が見つかりやすいです。
バイト紹介サイトを活用する
アルバイトを紹介するサイトでは、日雇いバイトも紹介していることがあります。職種名やエリアなどの条件で検索できる機能があるサイトなら、効率よくご自身に合った仕事を見つけられるでしょう。
ただし、特定のエリアや店舗に置いてあるフリーペーパーとは異なり、バイト紹介サイトの情報はどこからでも閲覧できるため、条件のよい仕事は申し込み者が多くなる傾向にあります。こまめにサイトをチェックして、気になる仕事にはすぐに申し込むとよいでしょう。
バイト検索アプリを活用する
バイト検索アプリで1日単位の仕事を探すのもおすすめの方法です。職種名やエリアなどの条件を入力し、ご自身に合う仕事を探してみてください。
「タイミー」なら最短1時間から数時間単位で働けるバイトが見つかります。丸一日働けない方や、空いている時間だけ効率よく働きたい方にもおすすめです。
副業で日雇いバイトをする際の注意点

副業として日雇いバイトをするときは、以下の点に注意が必要です。
・本業の就業規則を確認する ・本業に支障をきたさないようにする ・必要に応じて確定申告や住民税の申告をする ・体調管理をする ・闇バイトに注意する |
それぞれについて解説します。
本業の就業規則を確認する
前述のとおり、副業は法律では禁じられていませんが、本業の勤め先で禁じていることがあります。副業を始める前に、まずは本業の就業規則を確認してみましょう。副業を禁止していないときでも、届出が必要な可能性もあります。
また、副業先で兼業を禁じている場合も、副業はできません。本業・副業にかかわらず働くときには雇用契約を締結するため、就業先の規則に従う必要があります。
本業に支障をきたさないようにする
本業に支障をきたすような副業は避けましょう。例えば、副業のために本業を早引きする必要がある場合や、副業の拘束時間が長く本業を遅刻する可能性がある場合などは、適切な副業とはいえません。時間に無理が生じないような副業を選ぶようにしてください。
必要に応じて確定申告や住民税の申告をする
副業所得が20万円を超えるときは、確定申告が必要です。副業先で受けとった源泉徴収票などを集めておき、翌年の確定申告期間(通常は2月16日~3月15日)中に確定申告をしましょう。
なお、確定申告をすると、所得税と住民税の両方の申告ができます。副業所得が20万円以下のときは所得税の申告は不要ですが、住民税の申告が必要です。お住まいの自治体に忘れずに住民税の申告手続きをしてください。
体調管理を徹底する
体力的に無理がないか、勤め先が遠すぎないかなどもチェックしてください。日雇いバイトなら日程調整が可能なため、本業とのバランスを考慮して副業にチャレンジするようにしましょう。
また、副業を始めることで労働時間が増えます。疲れやすくなる可能性もあるため、体調管理を徹底し、本業・副業ともに影響が生じないようにすることが大切です。
闇バイトに注意する
いわゆる闇バイトに注意が必要です。犯罪組織につながっていたり、ご自身が犯罪者になってしまったりすることもあります。
「簡単に高収入!」「~するだけで稼げる!」のように、簡単さと収入の高さを強くアピールしている場合は用心する必要があります。少しでも怪しいと思ったときは、申し込まないようにしてください。
闇バイトの特徴やうっかり怪しいバイトに関わってしまった場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:「【闇バイトにご注意を!】犯罪に巻き込まれないように知っておきたいポイントを解説(24年10月最新版)」
「タイミー」なら当日申し込みが可能!最短1時間から働ける
「タイミー」では、空いている日やスキマ時間に働けるバイトを紹介しています。また、条件さえ合えば申し込んだ当日に働ける仕事もあるため、急に時間が空いたときにもバイトにチャレンジできます。
過去に働いた方のレビューを事前に確認できるため、申し込み前に職場の雰囲気や業務内容を知ることができ、初めての場合でも挑戦しやすいでしょう。ぜひ「タイミー」のアプリをダウンロードして、ご自身に合う日雇いバイトを見つけてください。
まとめ
日雇いバイトは1日単位のアルバイトです。本業があっても上手にスケジュール調整すれば、副業として働けます。また、収入アップできるだけでなく、スキルアップを期待できるのも日雇いバイトのメリットです。
日雇いバイトに興味があるものの、まずは短時間から挑戦したい方は、最短1時間から数時間単位で働ける「タイミー」でバイトにチャレンジしてみてください。