【4ステップ】ジモティーで求人掲載する方法を徹底解説！よくあるトラブルと解決策も

こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。

不要品の売買や譲渡など気軽に情報発信できるジモティーは、アルバイトや正社員の求人掲載も可能です。

企業の採用活動を強化する手段として、ジモティーでの求人募集をお考えの方も多いのではないでしょうか。

この記事ではジモティーでの求人掲載方法を、わかりやすく4つのステップに分けて解説します。メリットやよくあるトラブルについても紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。

また、以下の記事ではソーシャルリクルーティングについて詳しく解説しています。ジモティー以外の採用方法も理解した上で比較検討することで、より自社にあった採用活動がおこなえます。あわせてご確認ください。

ジモティー」って何？掲載されている求人数も解説

ジモティーは、株式会社ジモティーが運営する、誰でも気軽に情報を発信できる地域密着型の掲示板サービスです。

「地元の掲示板ジモティー」というフレーズで有名ですが、正社員やアルバイトの求人掲載が可能。掲示板に文章を書き込むように、サッと手軽に求人を投稿できます。

求人掲載の費用はかからず、2023年8月15日時点で求人の掲載件数はアルバイト1,416,509件、正社員424,394件となっており、他の求人サイトと比較しても遜色ありません。

正社員・アルバイトの募集カテゴリ（業種）は、以下の通りです。

【正社員】
カテゴリ（求人数／件）※2023年8月15日時点

• 営業（29,805）
• 土木（74,931）
• 物流（101,430）
• ビル管理（5,664）
• サービス業（28,402）
• 専門職（4,247）
• 事務（21,002）
• 企画（1,008）
• 教育（14,267）
• 医療（58,280）
• クリエイティブ（1,531）
• IT（6,588）
• 技術（54,171）
• その他（21,361）

【アルバイト】
カテゴリ（求人数／件）※2023年8月15日時点

• 飲食（95,185）
• 建築（53,538）
• 軽作業（372,029）
• 物流（151,701）
• 販売（154,439）
• 接客（36,686）
• 事務（57,557）
• 教育（57,134）
• 福祉（89,099）
• 医療（189,404）
• アミューズメント（24,207）
• IT（10,069）
• 美容（48,906）
• その他（82,210）

各カテゴリ内は細分化されており、求職者にとっても検索しやすいサイトです。

次項では飲食・小売・物流カテゴリにおいて、実際に掲載されている求人をご紹介します。

飲食

飲食カテゴリでは、カフェスタッフの求人なども掲載されています。

株式会社花論珈琲茶房様　※2023年8月時点で公開されていた求人

店内の写真を複数枚掲載することで、お店の雰囲気や実際にどのような場所で就業するのかを求職者にわかりやすく伝えているのが印象的です。

写真下はフリースペースになるため、お店のアピールポイントを伝えたり、募集要項の補足をしたりと内容は自由。出勤時間に融通が利く点もきちんと記載されています。

です・ます調の丁寧な口調によって、投稿者の人柄がよくわかる求人です。

小売

販売カテゴリでは、携帯電話販売スタッフの求人などが掲載されています。

株式会社フェローズ様　※2023年8月時点で公開されていた求人

こちらは、フリースペースにアピールポイントを記載するとともに、どのような方に向けた求人かわかりやすく記載しています。

「こんな方にオススメです」という項目を設けることで、募集要項に当てはまる求職者に響きやすい原稿になっていることがポイントです。

また、この求人の応募は「投稿者にメールで問い合わせ」ではなく、「応募する（マッハバイトへ）」となっていることが特徴。

ジモティーの提携サイト（マッハバイトやイーアイデムなど）を通じて応募できる仕組みが整っています。

物流

物流カテゴリでは、ドライバースタッフの求人などが掲載されています。

TRY piece様　※2023年8月時点で公開されていた求人

この求人の特徴は採用担当者の挨拶から始まり、担当者の名前がわかること。

求人に応募する際、求職者は「採用担当者はどんな人？」「怪しい企業だったらどうしよう」と不安があります。担当者の名前がわかるだけで求職者は安心感を得られるため、その後のやりとりを進めやすくなります。
また、業務詳細や休日・選考の流れなどが可視化されており、応募者に寄り添った内容が魅力です。

職種や企業によってフリースペースの使い方や文章量が異なるため、他社と差別化がしやすく、ジモティーであればオリジナル性の高い求人が掲載できるでしょう。

ジモティーに無料で求人を掲載する方法を4ステップで解説

ジモティーに無料で求人を掲載する方法は、以下の4ステップです。

1. ジモティーに登録する
2. 本人情報を入力する
3. マイページの投稿管理から求人情報を入力する
4. 内容を最終確認して公開する

ステップごとにわかりやすく解説します。

ステップ1.ジモティーに登録する

ジモティーサイトのトップページにある【会員登録】をクリックし、ジモティーサイトへの会員登録を行います。

会員登録には以下4つの方法があり、自由に選択可能です。

• dアカウントで会員登録

• Facebookで会員登録
• Googleで会員登録
• メールアドレスで会員登録

メールアドレスで登録する場合は「ニックネーム」「メールアドレス」「パスワード」を入力して【無料会員登録】をクリックします。

ステップ2.本人情報を入力する

ステップ1で登録したメールアドレス宛てに届いた認証案内メールから、認証ページへ移行し本人情報を入力します。

認証ページにある【さっそく使ってみる】→【投稿】をクリックし、「生年月日」「性別」を入力後【本人情報を設定】をクリック。

その後、以下いずれかの方法で本人確認を行ってください。

• 携帯番号（SMS）認証
• 身分証1点認証
• 身分証2点認証
• 法人認証

本人情報の設定および本人確認が完了すれば、各種投稿を行うためのマイページ（管理画面）から「投稿」ができるようになります。

ステップ3.マイページの投稿管理から求人情報を入力する

マイページにある【投稿画面へ（無料）】をクリックし、求人情報を入力します。

入力・選択する項目は、以下の通りです。

• カテゴリー（正社員またはアルバイト）
• 地域
• タイトル
• 内容
• 会社名
• 給与
• 勤務地
• 画像
• 電話番号

入力画面はシンプルな作りで、何をどこに入力すればいいかが一目でわかり、大手求人サイトよりも簡単です。

ステップ4.内容を最終確認して公開する

入力・選択した内容を確認し、不備がなければ公開します。

プルダウン形式で選択するカテゴリや給与欄は比較的ミスが起こりやすいため、必ずチェックしてください。
内容確認後、画面下部の【掲載する】をクリックすると、ジモティー事務局からのチェックが入ります。

事務局のチェックで問題がなければ登録したメールアドレスへ掲載完了の通知が届き、掲載がスタートします。

ジモティーに求人を掲載するメリット

ジモティーに求人を掲載するメリットは、以下の4つです。

広告掲載料・手数料などが無料
Google検索で表示される
求職者と直接やり取りができる
有料オプションでさらに効果を高められる

ひとつずつ詳しく解説します。

広告掲載料・手数料などが無料

ジモティーは、広告掲載料・手数料をかけずに無料で求人を掲載することが可能です。
一般的な求人サイトに掲載する場合、1日あたり数千円の掲載料が発生するケースがほとんどです。

正社員募集であれば数カ月以上の長期掲載をすることもあり、掲載枠（サイズ）によっては一度の掲載で数十万円～数百万円のコストが発生します。

その点、ジモティーは求人を掲載するための審査はあるものの、掲載料・手数料が発生しないため、あえて大手求人サイトに有料掲載する必要がありません。

アルバイト・正社員どちらの募集であっても、コストをかけずに人材を確保できる可能性があります。
掲載期間の制限がなく、いつでも投稿・停止ができる点も魅力のひとつです。

Google検索で表示される

ジモティーに求人を掲載すると、Google検索の結果にも自動的に反映されます。
Googleが日本で2019年に提供を開始した求人サービス「Google for jobs（Googleしごと検索）」とジモティーが連携しているからです。

Google for jobsとは、求人ボックスやIndeedなどと同様の仕組みを持つ求人検索エンジンのこと。Googleで「未経験 東京 事務」のように「仕事」に関するキーワードで検索した際、関連する企業の求人が表示される機能です。

ジモティーはこのGoogle for jobsと連携することによって求人の露出を増やし、ジモティーを利用していない方へも求人をアプローチできます。

Google for jobs（Googleしごと検索）について詳しく知りたい方は｢Googleしごと検索（Google for Jobs）で求人を行うメリットとは？ 情報の掲載方法や事例を紹介」と｢Googleで求人掲載をするには？Googleしごと検索の基本情報や活用するメリットを解説」をご参考ください。

求職者と直接やり取りができる

ジモティーは、求人を募集する企業と求職者（応募者）間で直接やり取りができます。
面接日の調整や合否連絡など、チャットやメールを通して気軽に求職者とコミュニケーションが取れるため、丁寧な対応を心掛けることで企業の印象アップにつなげられるでしょう。

多少工数はかかりますが、求職者が何か質問や疑問を抱いている場合に迅速に対応できる点もメリットです。

気軽にやり取りができるからこそ、求職者の人となりを知るきっかけにもなります。

有料オプションでさらに効果を高められる

ジモティーは、以下3つの有料オプションを利用することでさらに効果を高めることができます。

• PR機能

  投稿した求人を上位表示（固定）させる機能です。

  対象期間は1日単位で指定でき、表示枠を購入することで、期間中指定したエリア・カテゴリで常に上位表示できます。
  
  

• リフレッシュ機能

  投稿してから時間が経った求人を「新着投稿」として、任意のタイミングで上位表示し直す機能です。

  リフレッシュ機能とは別に、7日間毎日新着投稿を継続できる「定期リフレッシュ機能」もあります。

  ​​​​
• ハイライト機能

  投稿した求人の背景を、3日間黄色で表示させる機能です。

  一覧画面で求人を目立たせることができ、他社との差別化が図れます。

  募集が集まらない・募集を再開するときなどにおすすめです。
  
  

ジモティーに求人を掲載するデメリット

ジモティーに求人を掲載するデメリットは、以下の4つです。

• 求人専門の媒体ではない
• エッジの効いた人材が集まりやすい
• 開業届がないと返信できない
• 給与の未払いなどのトラブルがある【求職者のデメリット】

ひとつずつ詳しく解説します。

求人専門の媒体ではない

ジモティーは求人専門の媒体ではないため、ジモティー＝求人に結びつく方が少なく、認知度が低い可能性があります。

求人以外の目的でジモティーを訪れていたユーザーが、たまたま求人を見つけてなんとなく応募する…ということもあり、応募者の質もさまざまです。
求人の掲載にあたっては専門家からのフォローが少ないため、企業（募集側）にとっては掲載のハードルが高いと感じることもあるでしょう。

エッジの効いた人材が集まりやすい

誰でも簡単に投稿できる掲示板だからこそ求職者にとっても気軽に応募しやすい雰囲気があり、エッジの効いた人材が集まりやすいという声も聞こえます。

例えば「事務所勤務（要出社）で募集をかけているのに、在宅希望の方から応募が来た」「年齢や資格など、求める人材とは全くかけ離れた層から応募が来た」など、内容はさまざま。

良い・悪いの捉え方は企業によって異なりますが、個性や癖の強い方から応募が来る可能性もあります。

開業届がないと返信できない

ジモティーは、開業届がないと求職者への返信ができません。
せっかく応募があっても返信できなければ採用のチャンスを見過ごしたり、企業イメージを下げたりする可能性があります。

給与の未払いなどのトラブルがある【求職者のデメリット】

ジモティーの求人における求職者側のデメリットとして、給与の未払いや遅延などのトラブルが挙げられます。

ジモティーは求人掲載のフォーマットが統一されておらず、掲載内容は投稿者によって大きく異なるため、給与や労働条件に関する記載が乏しい求人が存在します。

そのため、過去にトラブルが発生した例も報告されており、求職者にとっては大手求人媒体よりも信用度が低い可能性があります。

ジモティーでの求人掲載でよくあるトラブルとその対処法を解説

ジモティーの求人掲載でよくあるトラブルをまとめました。
対処法も併せて3つご紹介しますので、ジモティーでの求人掲載を検討している方はぜひチェックしてみてください。

求めている人物からの応募がない

1つ目のトラブルは、求めている人物から応募が来ない・応募が来ても求めている人物像とは異なっていることです。

掲載中の求人で、求める人物についての記載が曖昧になっていることや情報が足りていないことなどが原因として挙げられます。

対処法

求めている人物からの応募を増やすには、求める人物像をきちんと求人に反映する必要があります。

求めるスキルや人材を明確にして、求人を丁寧に作り込みましょう。
例えば、英語を扱う仕事の場合「必須条件：英語で日常会話ができること」「歓迎条件：TOEIC○○点以上」など、具体的に記載します。

分かりやすく記載して応募時にフィルターをかけることで、求めている人物からの応募率をUPできます。

求職者との連絡が途絶える　

2つ目のトラブルは、求職者との連絡が途絶えることです。

ジモティーの求人は求職者も無料で利用できるため、軽い気持ちで応募する求職者が一定数いることが原因として考えられます。

対処法

応募者のプロフィールや評価など、情報を事前にしっかりと把握することが大切です。
応募者の評価が低い場合は、トラブルが起こる可能性を考えておくなど注意しましょう。

また迅速・丁寧なやり取りを心掛け、面接日時や場所は明確に指定するなど、応募者の気持ちが変わらないよう配慮してください。

求人は念のため、期間に余裕を持って投稿することをおすすめします。

面接当日や採用後にドタキャンされる

3つ目のトラブルは、面接当日や採用後にドタキャンされることです。

応募から面接や入社日までの期間が長く勤務意欲が下がってしまうことや、気軽に利用できるサービスだからこそ責任感を持たないユーザーがいることなどが原因として挙げられます。

対処法

面接当日のドタキャンを避けるため、面接日の前日に確認の連絡を行いましょう。メールの場合「面接でお会いできることを楽しみにしています」など、記載することもおすすめです。

採用決定後は、雇用契約書や業務委託契約書を結んだり、身分を証明する書類のコピーを取ったりするなど、ドタキャンがしにくいよう対策を講じてください。

まとめ

誰でも気軽に利用できる地域密着型の掲示板サービス「ジモティー」は、アルバイトや正社員など雇用形態を問わず、いつでも無料で求人掲載が可能です。

掲載方法は4ステップとシンプルで、求人募集に初めてジモティーを利用する方でも簡単に利用できます。

必要に応じて有料オプションを利用することで効果アップが狙えるなど、メリットも充実。
採用コストを抑えて、求める人材を確保したい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ただし、先述したジモティーのデメリットを考えると、求める人材からの応募がないのではないか、といった懸念もあるでしょう。

そんな方には 「Timee（タイミー）」がおすすめ。 「Timee（タイミー）」はスキマバイト求人媒体として知名度も高く、求める即戦力の人材とすぐにマッチングできます。人材不足を解消するのに最適な求人媒体ですので、ぜひ資料をダウンロードして検討してみてください。

タイミーのサービス内容が3分でわかるサービス資料のダウンロードはこちら(無料)>>