日払いバイトとは？日払いバイトのメリットやデメリット、申し込み方法などを解説

1日単位や、ちょっとしたスキマ時間にバイトをしたいなら日払いバイトがおすすめです。日払いバイトは求人サイトやアプリで探せるため、ご自身に合った求人募集を探しましょう。

ただし、日払いバイトにはメリットとデメリットがあるため、事前に知っておくことが望ましいです。

本記事では、日払いバイトのメリットやデメリットなどを解説します。日払いバイトに興味がある方は、参考にしてください。

日払いバイトとは

日払いバイトとは、給料を計算する締め日が1日単位のバイトです。

締め日とは、給料を支払ってもらう際に働いた期間を区切る最終日のことを指します。例えば、日払いバイトを3日間続けた場合、3日間分の給料をまとめて計算ではなく、1日ごとに計算して支払われる働き方です。

1日単位でバイトの給料を計算するため働く期間が短く、単発バイトとも呼ばれています。

なお、バイト先によって給料を計算する締め日のルールは異なるため、確認しましょう。

次の表は、給料を計算する締め日の種類をまとめたものです。

締め日の種類	概要
日払い	締め日が1日単位
週払い	締め日が1週間単位
月払い	締め日が1ヵ月単位

また、同じ週払いや月払いでも、実際の締め日や支払い日はバイト先によって異なるため、締め日のルールと一緒に確認するとよいです。

日払いバイトの給料は即日貰える？

募集要項で日払いとなっていても、給料を働いた日に貰えるとは限りません。

労働基準法によれば、給料の支払いは「月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない」とされています（※）。締め日が月1回以上で、期日が定めてあれば働いた日以外でも認められるルールです。

そのため、日払いバイトであっても働いた日と締め日が異なる場合があり、働いたその日に給料を受け取れないケースも少なくありません。

即日払いであれば働いたその日に給料を受け取れるため、働いた日に給料を貰いたいなら、募集要項で「即日払い」となっているバイトを探しましょう。

（※）出典： e-Gov法令検索「労働基準法」

「日払いバイト」にはどんな仕事がある？

バイトの探し方にもよりますが、日払いバイトには主に次のような仕事があります。

スキマバイトアプリ「タイミー」ではさまざまな単発バイトが掲載されています。単発バイトに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

日払いバイトのメリット

日払いバイトのメリットは以下のとおりです。

上記を順番に解説します。

さまざまな職種で働ける

日払いバイトは1日単位でバイトが終わる働き方です。

例えば、今日は飲食店で働き、明日は倉庫での軽作業といったように、日替わりでさまざまな職種や職場でバイトができます。

ご自身に合いそうな職種を探したり、同じ職種の中で職場の雰囲気や求められる仕事の内容を比較したりでき、合わない職種や職場とは次回以降申し込まないなどが可能です。

日払いバイトはさまざまな職種を働いてみたり、働きやすいバイト先を探したりしたい方に向いています。

すぐにお金を得られる

バイト先にもよりますが、日払いバイトはすぐにお金を得やすいバイトです。

支払い日が当日なら働いた日に給料を受け取れるため、すぐにお金が必要なときに役立ちます。

未経験者でも働きやすい

バイトにもよりますが、日払いバイトは未経験でも始められる内容が多い傾向があります。

例えば、飲食店スタッフでは、盛り付けや洗い場、片付けなどの補助的な作業や、簡単なレストランメニューの調理などの内容で、未経験者や資格を持っていない方でも応募可能なケースが多いです。

日払いバイトは未経験者でも働きやすいため、初めてバイトをする人は検討してみましょう。

予定がない日に働ける

バイト先によって異なりますが、日払いバイトは1日のみの単発であるケースが多い傾向があります。

そのため、予定がない日に日払いバイトを入れて、働くことができます。予定がない日に時間を持て余してしまう方は、日払いバイトをしてみるのもよいでしょう。

面接が不要なケースも多い

バイト先にもよりますが、面接が不要なケースもあり、すぐに働くことが可能です。面接があると面接のために対策をしたり、事務所などに出向いたりする必要があります。

面接がなければ面接のために手間や時間をかけずに済むため、面接がある場合に比べ、すぐに働くことができます。

求人サイトなどで「面接なし」と指定する、フリーワードに「面接なし」と入力するなどの方法で面接なしのバイトを探せます。

日払いバイトのデメリット

日払いバイトのデメリットは以下のとおりです。

上記のデメリットを順番に解説します。

希望するバイトが見つからない可能性がある

日払いバイトは先着順が多い傾向があります。

希望する職種や時間帯のバイトを先に申し込まれてしまうと、希望したとおりに働くことができないケースや、希望するバイトが見つからないケースがあります。

また、働きたい日に働きたい仕事の募集があるとは限らない点に注意しましょう。

昇給はない

基本的に、日払いバイトは1日単位で終わる働き方で、給料が固定されています。そのため、募集内容のバイト代よりもアップすることはありません。

効率良くお金を稼ぎたい方は、日給や時給などが高い日払いバイトを探してみましょう。

スキルアップにつながりにくい

日払いバイトは未経験者でも働ける内容の仕事が多い傾向があります。

そのため、日払いバイトを続けたとしても、スキルアップにつながらないことが多いと覚えておきましょう。

「タイミー」では、「タイミーキャリアプラス」というサービスを提供しています。

「タイミーキャリアプラス」では、挑戦したい仕事ができるようになるためのキャリア相談やリスキリング講座を受けることができます。

また、求人の紹介や書類の添削などの転職支援を受けることも可能です。スキルアップして、やりたい仕事に挑戦したい方は、ぜひご利用ください。

「タイミーキャリアプラス」の詳細はこちら

日払いバイトの申し込み方法

日払いバイトの申し込み方法は以下のとおりです。

上記を順番に解説します。

求人サイトで探す

インターネットの求人サイトには、飲食店や軽作業などのさまざまな日払いバイトが掲載されています。

登録すれば、複数の日払いバイトからご自身に合った仕事を選べる可能性があるため、チェックしてみましょう。

求人誌で探す

コンビニや市役所、駅などで配布されている求人誌にも日払いバイトは掲載されている傾向があります。

ほかの方法に比べると掲載数が少ない可能性はありますが、置かれている場所を含めたエリアを中心とした日払いバイトを掲載しているため、行動範囲内での日払いバイトを見つけやすいです。

アプリで探す

日払いバイトは、アルバイト求人アプリでも探すことができます。アプリをダウンロードして、働きたい仕事が見つかったらアプリで申し込みます。

日払いバイトに特化したアプリなら、日払いバイトの求人が充実しているため、仕事が見つかりやすいでしょう。

日払いバイトで働きたいと思っている方は、アプリをダウンロードして普段から求人をチェックしておきましょう。

日払いバイトに関するよくある質問

日払いバイトに関するよくある質問を順番に解説します。

日払いバイトでも源泉徴収はあるの？

源泉徴収とは、バイト先が税金や保険料を天引きしておき、働いている人の代わりに納める仕組みです。

日払いバイトの場合、交通費を除く1日の給料が9,300円未満なら源泉徴収は発生しません。

しかし、1日の給料が9,300円をこえると給料に応じた金額が源泉徴収され、実際に貰える給料が減ります。

実際に貰える報酬の金額に関係するため、源泉徴収があるかどうか、働く前に確認しましょう。

日払いバイトでも確定申告は必要？

確定申告とは、毎年1月1日～12月31日までの1年間に生じた所得の合計金額と、所得税額を計算して確定させる手続きです。

日払いバイトでも雇用契約を結んでいて年収が103万円をこえている、あるいは副業として業務委託契約を結び日雇バイトをしており雑所得が年間20万円（経費を除く）をこえていると、原則として確定申告を行います。

面倒な手続きのように思えますが、年収が一定以上の方は忘れずに手続きを進めましょう。

日払いバイトと確定申告をくわしく知りたい方は、併せて下記の記事をご覧ください。
関連記事：【税理士監修】単発バイトでも確定申告は必要なの？タイミーの場合は？〜契約形態と年収を確認しよう〜

日雇いバイトの所得の種類は？

所得にはいくつか種類がありますが、日雇いバイトの所得の種類は給与所得です。

源泉徴収票がない場合は雑所得とみなす税務署もあるが、あとから訂正を求められる場合もあるため、給与所得で申請しましょう。

すぐにお金が欲しいときは「タイミー」がおすすめ！

日払いバイトは働いた日が締め日となるため、すぐにお金が欲しい方におすすめの働き方です。

すぐにお金がほしいときは「タイミー」を活用してみましょう。

「タイミー」では飲食店や軽作業、イベントスタッフなど、さまざまなスキマバイトが掲載されています。

例えば、飲食店ではホテルの厨房で鍋や調理機器、食器などの洗浄や拭き上げ、片付けなどを、軽作業ではドラッグストアでの商品の陳列や搬入、片付けなどの未経験者でも働けるスキマバイトに申し込むことが可能です。

バイトが終わって「即時振り込み」申請をすれば、報酬がすぐに銀行口座に振り込まれるため、お金がすぐに必要なときに役立ちます。

すぐにお金が欲しいときや単発バイトを探している方は、「タイミー」を活用してみましょう。

「タイミー」のくわしい使用方法はこちら

まとめ

1日単位や予定のない日に働きたいなら日払いバイトを探してみましょう。次の表は、日払いバイトのメリットやデメリットをまとめたものです。

	日払いバイト
メリット	さまざまな職種で働ける すぐにお金を得られる 未経験者でも働きやすい 予定がない日に働ける 面接が不要なケースも多い
デメリット	希望するバイトが見つからない可能性がある 昇給はない スキルアップにつながりにくい

なお、バイト先によっては日払いバイトでも、即日払いではない可能性があります。すぐにお金が必要な場合は、「タイミー」のように即時払いが可能なサービスを利用しましょう。