バイトの給料は手渡しでもよい？メリット・デメリットや手渡しの際の注意点も解説

バイトの給料は手渡しでもとくに問題はありません。単発バイトや短期バイトの場合では、手渡しのケースも多いです。

現金がすぐに受け取れ、ATM利用手数料や利用時間を気にする必要がない点はメリットです。一方で、一度に多くの現金を受け取ると紛失に注意が必要になるなどのデメリットもあります。

本記事では、給料を手渡しにする理由やメリット・デメリット、給料を手渡しで受け取る際の注意点を解説します。

バイトの給料を手渡しにするのはなぜ？

給料は、基本的には現金で手渡しする必要があると労働基準法で定められているため、給料は手渡しでも問題ありません。なお、労働者の合意があった場合には、口座振込が可能となっています。

口座振込の企業も増え、バイトでも給料は口座振込が増えている中でも、手渡しされる場合もあります。この項目では、給料を手渡しにするおもな理由として、以下の3点を挙げて解説します。

バイト先の会社の規模が小さい

個人経営の会社や従業員数が少ない会社では、給料を手渡しする場合もあります。

給料を口座振込にすると、振り込む会社側は振込手数料などを負担しなければなりません。

従業員数が多くなければ給料の計算や現金の用意も比較的簡単に行えるため、振込手数料などがかからない手渡しで行う場合があります。

バイト先が事務手続きを減らしたい

給料を口座振込にすると、会社側が振込の事務手数料などを負担する必要があります。

従業員に手数料を負担させてはいけないことになっているため、先述したように会社側の手数料負担をおさえるために手渡しにする場合があります。

また、給料を口座振込にすると銀行での手続きが必要です。給与振込のシステムが構築している会社であれば問題ない作業かもしれませんが、規模の小さい会社などでは経理スタッフが給料計算したり、現金を用意したりするほうが簡単な場合もあります。

単発バイトで一度きりの勤務だから

先述したように給料振込の場合には事務手続きが必要で、個人の口座情報などを保管しておく必要があります。しかし、バイトスタッフを日雇いや短期バイトでまかなっている会社であれば、扱う情報量も増えてしまいます。

そのため、単発バイトや日雇いバイトなどで継続的に働かない場合には、仕事後に給料を手渡しすると、会社側の負担も減ります。

さまざまな理由で単発バイトでは給料が手渡しの場合もありますが「タイミー」ではアプリを通して報酬を受け取る仕組みになっています。給料のもらいそびれや金額間違いなどの心配もありません。

また「タイミー」では働いたあとにすぐに報酬を受け取れ、口座番号を登録すると手数料無料でいつでも引き出しが可能です。多くの単発バイトが揃っているため、ぜひ「タイミー」をご利用ください。

「タイミー」に登録して働き、給料をもらうまでの流れをよりくわしく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

関連記事：【タイミーやってみた】登録から入金まで、タイミーの使い方を解説｜社会人2年目が体験！

バイトの給料を手渡しされるメリット

会社側にメリットが多いように感じる給料の手渡しですが、働く側にもいくつかのメリットがあります。この項目では、バイトの給料を手渡しされるメリット3つを挙げて解説します。

お金がすぐに欲しい場合に助かる

給料手渡しの一番のメリットは、現金がすぐにもらえることでしょう。とくに単発バイトや短期バイトでは、給料日を待たずに働いたその日に給料をもらえる場合もあります。

すぐにお金が必要、銀行やATMに行く時間を確保できないような場合は、給料を手渡しされるのがよいと感じるでしょう。

ATMで引き出す際の手数料がかからない

銀行によってATMの利用手数料は異なるものの、大体の銀行で夜間や休日はATM利用手数料がかかります。給料が振込の場合には、手数料がかからないようにするため、平日の昼間に銀行やATMに行かなければなりません。

しかし、学校や仕事などで、平日の昼間に銀行やATMに行けない場合もあるでしょう。給料が手渡しだと、銀行やATMの利用手数料や利用時間を気にする必要がない点はメリットです。

働いた実感を得やすい

給料が手渡しされる場合、目に見えて現金を受け取れるため、「頑張った」や「よく働いた」などの実感が湧きやすくなる方もいるかもしれません。

給料振込であれば通帳を見ると給料がわかりますが、手元に現金がないため、いまいち実感が湧かない場合もあるでしょう。

気持ちの面からも働いた実感を得ることは、仕事を続けるうえでは大切なことです。

バイトの給料を手渡しされるデメリット

一方、給料を手渡しされるデメリットも存在します。この項目では、バイトの給料を手渡しされるデメリットとして、以下の3つを挙げて解説します。

現金を持ち歩く必要がある

給料を手渡しされるデメリットの一つは、現金を持ち歩く必要があることです。紛失や盗難の可能性があるため、大金を持ち歩くのは不安です。

とくに給料額が多い場合や、職場から家までの距離が遠い場合には、現金を持ち歩きたくないと考える人もいるでしょう。

自分で口座に入金する手間がかかる

先述したように大金の持ち歩きが不安な場合には、受け取った給料を口座に入金しようと考える方もいるでしょう。

給料が振込の場合には、自分で給料を振り込みに行く手間がかかりませんが、手渡しで受け取った場合、自分で口座に入金する手間がかかります。給料を口座で管理したい方は、デメリットに感じる場合があるかもしれません。

お金を使いすぎてしまう可能性がある

手元に現金があると、つい使ってしまいたくなる場合もあるでしょう。

お金を使いすぎてしまうと自覚している場合には、口座振込のほうが手元に現金がないため、お金の無駄遣いをしにくくなります。

バイトの給料が手渡しの場合の注意点

単発バイトや短期バイトなどで、給料が手渡しされる場合もありますが、以下の5点に気をつけてください。

現金の紛失に注意する

給料を手渡しで受け取った際に一番注意したいのは、受け取った給料の紛失です。受け取った際は、鍵のある個人ロッカーなどでの保管がおすすめです。

紛失してしまうと頑張って働いた給料がゼロになってしまうため、給料を手渡しで受け取る際は、保管場所をあらかじめ決めておきましょう。

源泉徴収の有無をチェックする

給料が手渡しであっても、会社側は所得税を源泉徴収する必要があります。しかし、源泉徴収しない会社もあり、この場合には自分で確定申告をしなければなりません。手渡しで給料を受け取る際は、会社側に源泉徴収の有無を確認しましょう。

また、給料が発生した場合には「源泉徴収票」が発行されます。確定申告の申請時には金額を証明する書類として必要となるため、必ず発行してもらいましょう。

手渡しでも税金のルールは変わらない

給料手渡しの場合、口座振込のように支払われた金額の証明になるものがないため、支払う税金が少なくなるかもしれないと思ったことはありませんか。

しかし、給料の受け取りが手渡しでも口座振込でも税金のルールは同じです。税金は同じようにかかるため、節税しようと考えて手渡ししてもらっても、税金面でのメリットはありません。

バイトを掛け持ちしていると確定申告が必要になるケースもある

もしバイトを掛け持ちしている場合には、確定申告が必要なケースもあると覚えておきましょう。単発バイトでは、さまざまなバイト先に行くため「掛け持ち」の状態です。

単発バイトで確定申告が必要になるのは、年収の合計が103万円以上の場合です。もしも「確定申告は手間がかかりそうだから避けたい」と思うなら、年収103万円以内に収めましょう。

確定申告についてよりくわしく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

関連記事：税理士がわかりやすく解説◆今からでも遅くない！タイミーワーカーのための確定申告セミナー【セミナーレポート】

「103万円の壁」に注意

年収の合計が103万円以上になると確定申告が必要になると先述しましたが、それは年収が103万円以上で所得税が課税されるからです。所得税は給料から天引きされ、基本的には手取り給料額が減ります。

また、地域によって多少の差はあるものの、一般的には扶養家族がいない人の年収の合計が100万円を超えると住民税が課税されます。

働くうえではこのような税金に関わる収入額も覚えておくと、いざというときに焦らなくて済むでしょう。

こんなときどうする？バイト給料が手渡しの場合のトラブル対処法

バイトの給料が手渡しの場合に起きやすいトラブルは、「手渡しのはずの給料がもらえていない」ということがほとんどです。

何度も通うバイトであれば次の勤務時に尋ねられますが、単発バイトや短期バイトの場合には「結局給料は受け取れなかった」ことがないように、その場での確認が大切です。給料額と受け取った額が合っているかを会社の人の前で確認すると、このようなトラブルを防げます。

スキマバイトサービスの「タイミー」では、報酬の受け取りはアプリを通す方法のみに限定しています。これは報酬支払いによるトラブルを防ぐためで、「タイミー」では給料手渡しなどのアプリを介さない報酬の受け取りは認めていません。そのため「報酬を受け取れなかった」のようなトラブルはなく、安心して働けます。

給料を確実に受け取れる単発バイトをお探しの方は、アプリで簡単に仕事を探せる「タイミー」をご利用ください。

報酬が即日振り込みの「タイミー」で単発バイトを探そう

スキマバイトサービスの「タイミー」をご存じですか。「タイミー」はスキマ時間を活かして働きたいワーカーを募集するアプリで、飲食業や清掃業、軽作業、イベントスタッフなどさまざまな業種の単発バイトを募集しています。

すきな時間に働けて、面接や履歴書提出の必要がなく、働いたあとはすぐに給料が受け取れます。給料はアプリ内で振込申請でき、手数料なしでいつでも現金化が可能です。

アプリをダウンロードして個人情報を登録し、本人確認まで済むと、仕事が選べます。

スキマ時間を活かした効率的な働き方をお探しの方は、ぜひ「タイミー」を利用してください。

「タイミー」のくわしい使用方法はこちら

まとめ

現金がすぐ欲しい場合やATM利用手数料を気にする場合は、給料を手渡ししてくれるバイト先を選ぶとよいです。しかし、多くの現金を持ち歩く必要があることなどはデメリットに感じるでしょう。

給料が手渡しの場合は、現金の紛失や源泉徴収の有無、税金制度には注意しましょう。

スキマバイトサービスの「タイミー」では、給料手渡しによるトラブルを防ぐために、アプリを介した報酬の受け取り以外は禁止しています。未払いや金額間違いなどのトラブルもないため、安心して働けます。

スキマ時間を活かしてしっかり稼ぎたいと考えている方は、ぜひ「タイミー」を利用してください。