バイト先から採用の連絡をもらったものの、辞退できるのか分からず困っている方もいるでしょう。
基本的に労働者側には「職業選択の自由」があるため、採用後の辞退は可能です。しかし採用辞退する場合は、無言辞退を避けて早めに連絡するなどのポイントを押さえて対応しましょう。
この記事では採用辞退のポイントや連絡方法、伝える際の例文、採用辞退でよくある質問を解説します。採用辞退の方法が分からずお悩みの方は、参考にしてください。
バイトの採用が決まっても辞退できる?
採用辞退とは、バイト先から採用の連絡をもらったあとに、自分から採用を取り消すことです。
法律上は、2週間前に辞退を申し出た場合は辞退可能です(※1)。採用後、雇用契約書などにサインしたあとでの採用辞退もできます。
労働者には「選択の自由」があるため、バイト先は採用辞退の申し出に拒否することはできません。ただし、採用辞退する場合は早めに連絡するなどの対応が必要です。
(※1)参照:e-Govポータル「民法(明治二十九年法律第八十九号)」
バイトで採用辞退したいときのポイント
労働者には「職業を選ぶ自由」がありますが、採用辞退はバイト先に対して心苦しい場合もあるでしょう。
何らかの理由でバイトの採用辞退を申し出るときには、相手に誠意が伝わるような対応も必要です。採用辞退したいときのポイントを解説します。
無言辞退は避けて早めに連絡をする
採用辞退する場合は、辞退を決めた早い段階でバイト先に連絡しましょう。連絡しにくいからと、バイト先からの連絡を無視して音信不通になってはいけません。バイト先も新たな求人を出すなど手間がかかるため、早期の連絡を心がけるとよいでしょう。
複数のバイト先に申し込みをしても問題ないか気になる方は、下記の記事をご覧ください。
関連記事:アルバイトは複数応募しても大丈夫!保留にする際の伝え方や断り方も解説
感謝とお詫びの気持ちを伝える
採用辞退する場合には、早めの連絡に加えて、感謝とお詫びもしっかりと伝えることが大切です。まずは、採用してくれたことに対する感謝を伝えましょう。また、面接や採用可否などで、自分に時間を割いてくれたことにも感謝します。
そのうえで採用辞退を申し出て、採用してもらったにもかかわらず辞退することになり、申し訳ない旨を伝えます。働くうえでのマナーとして、感謝とお詫びを伝えることを忘れないようにしましょう。
バイトで採用辞退したいときの連絡方法
採用辞退の連絡は、基本的には電話が好ましいでしょう。しかし採用までメールでしかやりとりをしておらず電話番号が分からない場合などには、メールでも問題ありません。
また、スキマ時間で働ける単発バイトの求人アプリ「タイミー」では、申し込んだバイトをキャンセルする方法が決まっているため、連絡方法に迷わずに対応が可能です。
なお、タイミーでのキャンセルは、業務開始予定時間の24時間前まで可能です。業務開始予定時間の48時間前からはペナルティポイントが付与されるため、キャンセルをする場合は注意しましょう。
バイトで採用辞退する場合の理由と例文
採用辞退の理由とその例文を解説します。なお、いずれの場合も「お断りします」よりは「辞退させていただきます」のような表現を用いたほうが、当たり障りないでしょう。
ほかのバイトが決まった場合
2カ所以上のバイト先から採用をもらった場合、働かないバイト先には採用辞退の連絡をする必要があります。この場合、面接時にいくつかのバイトに興味があり、検討している旨を伝えておくとスムーズに話が進みます。
ほかのバイトが決まった場合の例文は以下のとおりです。
このたび、アルバイトに採用していただいた〇〇(名前)と申します。 大変申し訳ございませんが、ほかのアルバイトが決まったため、このたびは辞退させていただきたく、連絡いたしました。 採用をいただいたにもかかわらず、申し訳ございません。 |
学業や部活が忙しい場合
学業や部活のスケジュール上、シフトを組むのが難しいなどの理由で採用辞退する場合もあるでしょう。学業や部活が忙しい場合の例文は以下のとおりです。
このたび、アルバイトに採用していただいた〇〇(名前)です。 採用をいただいたのですが、状況が変わり勉強(部活動)が忙しくなりました。 両立が難しいと考えており、採用を辞退させていただきたく連絡いたしました。 お時間を割いていただいたにもかかわらず、申し訳ございません。 |
一身上の都合の場合
採用辞退の詳しい理由をバイト先に伝えたくない場合は「一身上の都合」の言葉を添えましょう。一身上の都合の例文は以下のとおりです。
このたび、アルバイトに採用いただいた○○(名前)です。 大変恐縮ですが、一身上の都合により採用辞退させていただきたく、連絡いたしました。 お忙しい中、対応いただいたにもかかわらず、申し訳ございません。 |
バイトの採用辞退に関するよくある疑問
雇用契約書にサインしたあとに辞退する場合などは、辞退を迷う場合もあるでしょう。
バイトの採用辞退に関するよくある疑問を解説します。
雇用契約書にサインしたあとでも辞退できる?
雇用契約書にサインしたあとに採用辞退すると、契約違反になると思っている方もいるかもしれません。
法律では、2週間前に辞退を申し出た場合は辞退可能です(※2)。言い換えると、辞退を申し出て2週間後に辞められます。そのため、雇用契約書にサインしたあとでも、この2週間の期間を守れば法的には問題ありません。
いずれの場合も、早めに採用辞退の連絡をすることが大切です。
(※2)参照:e-Govポータル「民法(明治二十九年法律第八十九号)」
バイトで採用辞退したら損害賠償を請求される?
法律では、採用辞退によりバイト先に一方的に損害を与えた場合は、責任を負う必要があるとされています。
しかし、採用辞退と損害の因果関係が不明な場合が多いため、一般的にはバイトを採用辞退しただけでは損害賠償を請求されることはほぼありません。
法律上、採用辞退は2週間前に申し出をしておけば問題ありません。
また、雇用側と労働者側が相互に合意していれば損害賠償を請求されることなく辞退は可能です。バイト先が深刻な人手不足で困っているような状況でない限り、2週間だけ雇うケースもほとんどありません。
ただし、対応が不誠実だと相手が受け取った場合や、連絡が遅いなどの理由がある場合は、2週間経過するまでにかかってしまった準備費用などの賠償請求をされる可能性もあるため注意が必要です。
引き止めや辞退を受け入れてもらえないときは?
もし、バイトのシフトなどを相談したあとの辞退であった場合には、バイト先から引き止められることもあるでしょう。または、「契約したのだから」と辞退を受け入れてもらえない場合もあるかもしれません。
労働者には「職業を選ぶ自由」があり、法律上は2週間前に辞退を申し出ていれば、辞退可能です。しかし、バイトに申し込んだにもかかわらず辞退するのは自分自身の都合であることを忘れず、低姿勢で謙虚に断りましょう。
また、採用辞退をしても2週間はシフトどおりに働かざるを得ない可能性もあるため、バイトの募集に申し込む際はよく考えておきましょう。
企業から採用辞退を強要された場合は?
自分は働きたいのにもかかわらず、バイト先から採用辞退を強要される場合もあるかもしれません。
バイト先の倒産など、働くことが不可能になる状態などを除き、労働者側の自由な意思決定を妨げる採用辞退の強要は、権利の侵害にあたる可能性があります。
バイト先が採用辞退を勧奨・強要してきた場合はトラブルの発展につながる可能性があるため注意しましょう。
トラブルを避けるために、ほかのバイトに切り替えるのもおすすめです。
また、困った場合は労働相談情報センターや、通っている学校のキャリアセンターなどへ相談しましょう。
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タイミーの使い方を紹介します。
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スキマ時間に合わせて働ける単発バイトの募集を探したい方はぜひタイミーの利用をご検討ください。
まとめ
採用辞退はバイト先から採用をもらったあとに、自分から採用を取り消すことです。法的には2週間前に辞退を申し出ると、辞退可能です。採用辞退を申し出る際には、なるべく早めに電話で連絡し、採用してもらったことに対する感謝とお詫を伝えましょう。
2週間前までに申し出をすれば損害賠償を請求されることはほぼありません。
なお、採用辞退を強要された場合はトラブルにつながる可能性が高いため注意が必要です。ほかのバイトに切り替えることも検討するとよいでしょう。
採用辞退したい場合は、バイト先に早めに連絡し、伝え方に配慮して円満に辞退できるようにしましょう。