ネットカフェバイトはきつい？仕事内容やメリット、向いている人の特徴を紹介

ネットカフェでのアルバイトは、静かで落ち着いた空間で働くことができます。

また、作業自体はシンプルで覚えやすく、シフトの柔軟性が高い点も魅力といえるでしょう。

しかし、汚れた部屋の掃除やクレーム対応など、きついと感じる点もあるでしょう。

本記事では、ネットカフェバイトの仕事内容やメリット・デメリットなどをくわしく解説します。

どんな人に向いているのかも説明するため、ネットカフェバイトに興味がある人はぜひ参考にしてください。

ネットカフェバイトの業務内容

ネットカフェバイトの業務内容は、その店舗に導入されている設備やサービスによって異なります。

一般的なネットカフェバイトの業務は、以下のとおりです。

一つずつ順番に見ていきましょう。

受付

受付業務では、来店したお客さまへ空席状況、料金プラン、利用時間、施設やサービス内容などの説明を行います。

会員制のネットカフェの場合は、最初に会員証を確認します。会員でないお客さまには会員登録の案内をする場合もあります。

お客さまの退店時は、レジで精算をします。また利用してもらえるよう丁寧な接客を心がけることが大切です。

清掃

ネットカフェでは清掃が主な業務です。使用後のブースやフロア、トイレ、ドリンクバーの清掃、ゴミの回収、漫画棚の整理整頓などを行います。

お客さまに気持ちよく利用してもらうために、店内は清潔な状態を維持しなければなりません。

また、店舗によって異なりますが、駐車場、喫煙室、シャワー室の清掃、タオルやブランケットの洗濯なども業務に含まれることがあります。

キッチン

お客さまからフードやドリンクの注文が入ったら、調理手順に従って調理し、ブースへ直接提供します。下げた食器やコップは、きれいに洗って補充します。

また、キッチン業務では、ドリンクバーやソフトクリームマシンの補充作業も行います。たくさんのお客さまが使用するため、切らさないよう常に意識する必要があります。

機器メンテナンス

機器メンテナンス業務では、パソコン、モニター、マウス、キーボードなどが問題なく動作するか確認を行います。

そのほか、ダーツマシン、カラオケ、プリンターなども定期的なチェックが必要です。

お客さまからの質問やトラブル報告に対応できるよう、基礎的な使い方は学んでおく必要があるでしょう。

在庫管理

業務に慣れてきたら、備品、調理食材、ドリンクなどの発注を任されることもあります。在庫を確認し、不足しているものがあれば業者へ注文します。

また、漫画や雑誌の新刊の発注を任されることもあり、その場合は最新のトレンドへの理解が重要です。

ネットカフェバイトの時給相場

ネットカフェバイトの時給は、地域や立地、店舗の規模やサービス内容によってさまざまです。

日本全国で見ると、1,000～1,200円の範囲が多く、大都市では1,400円を超えることもあります。

たくさん稼ぎたい方は、深夜や早朝のシフトがあるネットカフェを選ぶとよいでしょう。

午後10時～朝5時の時間帯は、法律で通常の1.25倍以上の割増賃金の支払いが義務付けられています。そのため、この時間帯はほかの時間帯よりも稼ぎやすいと言えます。

ただし、この時間帯には年齢規定があり、18歳未満は働けません。また、時間帯の特性上安全の問題や健康の問題も出てくるため、無理しないように注意しましょう。

ネットカフェバイトのきついと言われる理由

ネットカフェバイトがきついと言われる理由は、下記のようなデメリットが関係しています。

それぞれくわしく解説します。

汚れた部屋の清掃がきつい

ネットカフェのブースは、長時間利用したり食事を摂ったりするため、汚れていることもあります。

食べこぼしがあったり、飲み物がこぼれていたりすることも考えられるでしょう。

他人が汚した場所を掃除するのが苦手な方は、使い捨てのポリエチレン手袋やゴム手袋を使って掃除するとよいでしょう。

クレーム対応が発生することがある

ネットカフェでバイトをしていると、PCの調子が悪い、ほかのブースのアラームやいびき、音漏れがうるさい、接客態度が悪いといったクレームを受けることがあります。

クレームが発生した際に素早く対処できるように、事前にクレーム対応のマニュアルを頭に入れておくとよいでしょう。

また、対応しきれない場合は、正社員の方に相談することも大事です。

店舗の場所によっては忙しい

繁華街や駅の近くにある店舗では、客足が途絶えずどの時間帯でも忙しい可能性があります。

店舗がイベント会場やレジャー施設に近い場合、休日・連休シーズンにさらに混雑し、忙しくなりがちです。

入客が途絶えないと受付で1人拘束されてしまうため、掃除や調理などの人手が足りなくなることがあります。

また、フロアが広かったり、階層が多かったりする店舗では、移動にも労力が必要となります。

もし落ち着いて働きたいと考えているなら、繁華街や駅から離れた場所にある店舗を選ぶとよいでしょう。

ネットカフェバイトのメリット

デメリットがある一方、ネットカフェバイトには下記のようなメリットもあります。

それぞれ順番に紹介します。

簡単な作業が多い

ネットカフェバイトの仕事内容は、清掃、簡単な調理、ドリンクの提供など一度教わればすぐに対応できる仕事が中心です。

基本的にルーティンワークなため、未経験者でもすぐに慣れるでしょう。

静かな環境で働ける

ネットカフェは、お客さまがリラックスして過ごせるよう静かな環境になっています。

ほかのバイトと比べると、直接お客さまと会話する機会が少なく、また接客時も飲食店のように大声で話す必要はありません。

静かな環境で集中して仕事しやすく、騒がしい環境が苦手な人にはおすすめです。

休憩中に漫画を読めることもある

店舗によりますが、休憩時間に漫画や雑誌を読めることがあります。

ネットカフェには幅広いジャンルの書籍がそろっており、漫画が好きな人にとっても大きなメリットといえるでしょう。

ただし、従業員が漫画を読むのを禁止している店舗もあるため、不安なら事前に調べておくのがおすすめです。

また、休憩中に無料でドリンクバーが利用できるネットカフェもあります。

シフトの柔軟性が高い

ネットカフェの多くは24時間営業であるため、シフトの区分が細かく設定されています。

早番、遅番、深夜番のように分かれていたり、週2日からOKと募集されていたりと、自分の生活リズムやほかの予定に合わせて勤務時間を調整しやすいのがネットカフェバイトの魅力です。

ただし、22時以降のシフトは18歳以上でないと入れない点に注意しましょう。

法律上、18歳未満の人は、夜の10時から翌朝の5時までは、原則として働くことが禁止されています。

ネットカフェバイトに向いている人・向いていない人

ここからは、ネットカフェバイトに向いている人・向いていない人の特徴を挙げて解説します。

ネットカフェバイトに向いている人

ネットカフェバイトに向いている人は、以下のとおりです。

ネットカフェバイトではお客さまと話す機会は少ないものの、設備や機器の使い方を聞かれたり、クレーム対応を求められたりすることもあるため、説明能力や聞き取り能力など対人スキルが必要です。

また、フロアの清潔さを保つことが重要で、整理整頓が得意な人や掃除が得意できれい好きな人に向いています。

加えて、パソコン利用はネットカフェの主要なサービスの一つのため、ある程度パソコン操作の知識があるとお客さまの質問にすぐ答えられたり、機器トラブルが発生したときに冷静に対処できたりするでしょう。

ネットカフェは静かで落ち着いた空間であり、飲食店のホールやイベント会場のスタッフといった活気のある環境が苦手な人におすすめです。

ネットカフェバイトに向いていない人

ネットカフェのアルバイトは、以下のような人には向いていないかもしれません。

ネットカフェでは、受付、料金説明、会計、トラブル対応などお客さまとの直接的なコミュニケーションが発生するため、人と接することに苦手意識がある人や、疲れ・ストレスを感じやすい人には向いていないかもしれません。

また、お客さまが使用したあとのブースは、食べかすやゴミなどの汚れをきれいにする必要があります。汚いと感じる方には、精神的にきついと感じることもあるでしょう。

さらに、パソコンやインターネットのトラブル対応を求められたとき、パソコンの基本的な使い方がわからないと対処できない可能性があります。

仕事をしていくうちに知識は得られますが、不安なら働く前に基本的な操作を学んでおくとよいでしょう。

ネットカフェバイトではチームワークも大事ですが、基本的な業務は一人で行うことが多いため、チームで動くことや、常に誰かと会話をしながら作業することを好む人には合わないかもしれません。

しかし、接客や作業はマニュアル化されており、不安に感じる要素も仕事をしていくうちに慣れてくるため、興味があるなら挑戦してみるとよいでしょう。

ネットカフェバイトの口コミ・体験談

スキマバイトアプリの「タイミー」には、ネットカフェで実際に働いた人の口コミが投稿されています。

「フロア内の空いたブースを清掃するだけの簡単なお仕事で、静かな場所で1人でも黙々とできたので働きやすかったです。家からも近く時給も高いので、また働きたいです。優しく丁寧に教えていただき、ありがとうございました。」

「本日はありがとうございました。１人で黙々と作業をするのが好きな人には向いてると思います。適度な忙しさで手持ち無沙汰になることもなく、あっという間に時間が経ちました。また機会があればお世話になりたいです。」

「タイミー」では、職場のレビューを事前に確認できるため、大きなミスマッチを防げる可能性があります。ネットカフェで働いてみたい方は、「タイミー」でレビューを確認して、ご自身に合う職場を探してみましょう。

ネットカフェバイトの面接対策

ここからは、ネットカフェバイトの面接対策についてくわしく解説します。

ネットカフェバイトの面接でよく聞かれる質問

ネットカフェバイトの面接では、週どれくらい働けるか、土日祝日も働けるか、夜勤も可能か、希望の時間帯、過去の仕事経験、志望動機、通勤時間などをよく聞かれます。

スムーズに受け答えができるように準備しておきましょう。

土日祝日も働ける、早番や遅番も入れる、過去に接客業の経験がある人は、面接で有利になる可能性があります。

質問の回答内容も大事ですが、サービス業では面接担当者の目を見てハキハキと丁寧に答えられることが重要視される傾向があります。

ネットカフェバイトの面接の持ち物

ネットカフェバイトの面接時に必要なものは店舗によって異なるため、応募時に指定されたものを持参しましょう。一般的な面接では履歴書と筆記用具が必要ですが、履歴書不要のケースもあります。

履歴書不要の場合は、その会社独自のエントリーシートを書く可能性があります。筆記用具は用意してもらえるかもしれませんが、念のため自分でも準備しておきましょう。

ネットカフェバイトの面接の服装

ネットカフェバイトでは清潔感が大事なため、身だしなみはしっかり見られるかもしれません。

派手な服装や髪型は避けて、スマートカジュアルのような落ち着いたファッションで臨むとよいでしょう。

「タイミー」ならスキマ時間でさまざまなバイトを試せる

ネットカフェバイトを探す際、きつかったらどうしよう、自分には向いてないかもしれないと不安に感じるかもしれません。

そんな場合は、ネットカフェ以外のバイトも検討してみましょう。

「タイミー」ならスキマ時間でさまざまなバイトを試せます。

履歴書や面接不要ですぐに働くことができ、勤務後はアプリから申請するといつでも報酬を受け取れます（※）。

スキマ時間を活かした働き方を探している人や、自分に合っているバイトを見つけたい人は、ぜひタイミーを利用してみてください。

（※）土日祝日や大型連休、年末年始、ご利用銀行の規定メンテナンス期間などの場合は申請後から受け取りまでに時間がかかる場合があります。

まとめ

ネットカフェバイトは、汚れた部屋の掃除やクレーム対応をしなければいけないため、きついと感じるかもしれません。

しかし、マニュアル化された簡単な作業が多い、静かな環境で働ける、シフトの柔軟性が高いなどネットカフェならではのメリットもたくさんあります。接客業の経験がない人も、ネットカフェバイトを試してみてはいかがでしょうか。

また、タイミーならスキマ時間を活かした働き方ができるため、自分に合った仕事を探したい方にはタイミーがおすすめです。