採用サイト好感度ランキングTOP10!人気サイトの特徴を徹底解説
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
本記事は自社で採用サイトを作る際に、「人気のある企業のサイトを見たい」とお悩みの担当者にぴったりの内容です。学生からの好感度が高い10社を、ランキング形式で紹介します。
共通するポイントを3つ解説するので、最後まで読んで自社の採用サイトにも積極的に取り入れてみてください。
また、以下の記事では採用サイトの基本的な概念や、企業サイトとの違いについて詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
採用サイトとは?企業サイトとの違い|事例や必要なコンテンツを紹介
目次[非表示]
- 1.採用サイトの好感度ランキングTOP10
- 1.1.1位:株式会社ニトリ
- 1.2.2位タイ:株式会社三井住友銀行
- 1.3.2位タイ:株式会社NTTデータ
- 1.4.2位タイ:楽天グループ株式会社
- 1.5.5位:アクセンチュア株式会社
- 1.6.6位:Sky株式会社
- 1.7.7位タイ:株式会社講談社
- 1.8.7位タイ:トヨタ自動車株式会社
- 1.9.9位タイ:富士通株式会社
- 1.10.9位タイ:アイリスオーヤマ株式会社
- 2.ランキング上位の採用サイトに共通する要素・ポイント
- 3.まとめ
採用サイトの好感度ランキングTOP10
株式会社ディスコが調査した「2023 年卒 採用ホームページに関する調査」に基づいて、採用サイトの好感度ランキングを10位まで紹介します。
人気のある採用サイトをチェックすることで、自社サイト改善の役に立つことがあります。サイト構成・メッセージ性・アピールポイントなどを学生の声と一緒に確認していきましょう。
1位:株式会社ニトリ
ランキング1位は、北海道札幌市北区に本社を置く、家具およびインテリア用品小売業を営む株式会社ニトリです。
新卒向けの採用サイトは、トップページの「君の夢は、君を創る。」というキャッチコピーとふわふわと浮かぶ本が印象的なデザインです。
数字で語る会社情報や豊富な情報が詰まった部署紹介が人気の理由です。部署をチェックしていくと、多岐に渡る業務内容を把握することができるだけではなく、身に付くスキルについてもタグ付けされており、非常に見やすいサイト構成です。
就活生にとって、採用ページは会社情報を知り、応募意欲を上げる重要な役割を持っています。株式会社ニトリのように自社の情報をオープンにしている会社は、好感を得やすくなるでしょう。
2位タイ:株式会社三井住友銀行
ランキング2位の株式会社三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行です。特に文系学生からの人気が高く、サイトの見やすさとデザイン性の高さが好評です。
トップページは、「挑戦者よ、世界を揺らせ」のキャッチコピーが浮かび上がってくる仕様になっており、シンプルなのにインパクトのあるデザインが特徴的です。
メッセージ性も高く、企業が採用に重きを置いていることがひしひしと伝わってきます。
社員紹介ページも充実しており、さまざまな境遇にある10名の社員が、これまでの経歴・やりがい・今後挑戦したいことなどを語っています。
情報量が多いにもかかわらず読みやすいコンテンツ設計となっており、学生の熱意を盛り上げるようなクオリティの高い採用サイトです。
2位タイ:株式会社NTTデータ
同率2位は、NTTグループ主要5社の一つである株式会社NTTデータです。
データ通信やシステム構築事業を行う会社らしく、スタイリッシュでスマートさを感じるデザインが印象的です。
とくに理系学生に人気があり、図や数字を基に分かりやすく会社が紹介されています。
業界的に男性社員が多い企業ですが、女性スタッフも31%在籍していることや、女性社員の1週間を紹介している点から、男女どちらも増やしていきたいという企業の姿勢を感じ取ることができます。
会社情報・募集情報・セミナーやイベント情報がきれいに整理されたサイト構成なので、どこにどの情報があるか探しやすいところは、閲覧中の離脱を防ぐポイントです。
ボリュームが多くなりやすい採用サイトだからこそ、同社のサイトデザインを参考にしてみると良いでしょう。
2位タイ:楽天グループ株式会社
同じく2位タイは、インターネット関連のサービスを展開している楽天グループ株式会社です。
採用サイトはコーポレートカラーである赤に統一されており、ポジティブで情熱的な印象です。トップページに大きく設置された動画では、普段目にすることがない社内を垣間見られる仕立てになっています。
社員インタビューをはじめとする情報量の多さが魅力で、特に文系学生からの人気が高い企業です。
サイト中段では新入社員〜若手社員が取り組んできた事業内容を紹介しているため、社歴問わず誰にでもチャンスがあることを感じさせます。
また、インターンシップに参加する大学1〜2年生にとっても、会社の事業内容・組織情報・カルチャーを詳しく把握できるため、参加意欲が高まると好評です。
5位:アクセンチュア株式会社
5位は世界最大規模のコンサルティング企業であるアクセンチュア株式会社です。外資系企業らしく、英語が多用されており、スタイリッシュで洗練されたデザインの採用サイトです。
企業コンサルという日常生活で馴染みのない事業だからこそ、サービス内容の情報が充実しており、20ページ以上を使用して丁寧に記載されています。また、業界ごとに事例・リーダーなどを細かく紹介しています。
規模感の大きな会社だからこそ、社員個人を紹介していくことで親近感を持たせる効果を感じられます。学生からも、「求める人物像や、職種ごとの仕事内容が記載されていた」「項目ごとに適切な情報が掲載されていた」といった分かりやすさやデザイン性の高さが評価されているようです。
6位:Sky株式会社
6位は、業務系ビジネスシステムやソフトウェアなど幅広いシステム開発を手がけるSky株式会社です。
同社の採用ページは社名のように明るい青空をベースとしたデザインで、会社紹介よりも学生が興味を持ちそうなコンテンツを大きく出している構成になっています。
たとえば「インスタライブ」開催を知らせる固定バナーや、公式YouTubeチャンネルの人気動画などのコンテンツを前面に押し出しています。これらをトップページでアピールすることで、「面白そう」と思ってもらいやすくなるでしょう。
とくに文系学生からの人気が高い企業ですが、「採⽤ホームページを開くと動画が流れつい⾒てしまう。『好働力』と⼤きく書いてあり印象に残る」といった声からもサイトデザインのレベルの高さを感じさせます。
7位タイ:株式会社講談社
7位は、1909年より続く日本の大手総合出版社である株式会社講談社です。「週刊少年マガジン」「FRIDAY」など、子どもから大人まで誰でも一度は手に取ったことがあるような有名誌を数多く手がけている会社です。
採用サイトは「君の世界を、君が世界へ!」という採用キャッチコピーが、海を渡る海賊のイラストとともに描かれており、読み進めるのが楽しみになるようなサイトデザインです。
さらにサイト最下部の「アニメの会社紹介」も特徴的です。会社紹介は一般的に人事スタッフや代表が動画に出演することが多いですが、クオリティの高いアニメを使用する点は、出版社ならではといえます。
文系学生から人気が高く、コンテンツの豊富さや社風が良く伝わってくる会社として好評です。
7位タイ:トヨタ自動車株式会社
7位タイに並んだのは、世界有数の自動車メーカーであるトヨタ自動車株式会社です。
同社の採用サイトはシンプルなホワイトベースのデザインに、分かりやすく整理されたコンテンツが並んでいます。
特に動画でまとめられた社員紹介やインタビュー業界説明などが印象的で、情報量が多くなりやすい点も簡潔にまとめられています。またバーチャル工場見学のように、普段入れない場所を画面上で体験できるようなコンテンツもあります。
学生のアンケートからも「情報量が多く、且つ内容が分かりやすかった。メッセージ性、デザイン性の⾼さも相まって入社意欲をくすぐられる」といった声が見られます。
若手から社長まで幅広い社員の声を直接聞ける仕組みになっているため、入社意欲の向上に直結する採用サイトに仕上がっています。
9位タイ:富士通株式会社
9位は、日本の総合エレクトロニクスメーカーとして、電子デバイスの製造・販売も手がける富士通株式会社です。採用サイトは、赤と白をベースとした鮮やかなデザインで、同社らしさを感じます。
「My purpose」という自身の存在意義・指針をもとにした社員インタビューは深く掘り下げられており、業務・会社・未来につなげて多角的な声を吸い上げています。会社のビジョンに沿ったサイト構成になっており、過去のプロジェクト例なども参考になります。
定期的にオンラインイベントが開催されており、「リアルな声を聞きたい」という学生にも参加しやすい仕組みになっています。
イラスト・写真・動画・テキストのバランスが非常に優れており、どこに何が配置されているかも分かりやすい採用サイトです。
9位タイ:アイリスオーヤマ株式会社
9位タイは、生活用品全般を扱う企画・製造・販売会社アイリスオーヤマ株式会社です。安価かつクオリティの高い良品を多く生み出しており、製造から販売まで自社で行っている点が特徴的な企業です。
採用サイトは、トップページの動画と上から重ねた「チャンスは今にある」というキャッチコピーにインパクトがあります。会社を知る・仕事を知る・人を知るという3つの分野に分けてコンテンツを配置させており、全て読めば会社を丸ごと分かるようになっています。
ユニークなコンテンツとして、「タイプ別職種診断」が挙げられます。自身の適性職種を知ることができるため、入社後の具体的なイメージを学生に持たせやすくなります。
「見る」だけだと学生は受動的になりやすいですが、参加型のコンテンツを取り入れることで双方向のコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。
ランキング上位の採用サイトに共通する要素・ポイント
ランキング上位に入る採用サイトに共通する、次の3つのポイントを解説します。
- デザインにインパクトがあり印象に残る
- キャッチコピーが簡潔で心に響く
- コンテンツが豊富で実際にその会社で働くイメージができる
順番に見ていきましょう。
また、以下の記事では、魅力的な採用メッセージを作成するポイントについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
魅力的な採用メッセージを作成するポイント|方法や実際の事例を紹介
デザインにインパクトがあり印象に残る
1つ目のポイントは、サイトデザインのインパクトが強いことです。
特に印象を決めるのがトップページのデザインです。トップページで学生の興味を惹きつけることができれば、社員インタビューや仕事内容、事業紹介といった他のページにもつなげやすくなります。
そのため、配色を工夫したり、画像だけではなく動画を差し込んだりといったサイト構成でアイキャッチを獲得することが重要になります。
また採用ページで注意しなければならないのは、あくまでも求職者に向けてアピールする必要があるという点です。「自社が伝えたいこと」と「求職者が知りたいこと」のバランスがどちらかに偏ってしまうと、いくらインパクトのあるデザインであっても印象には残りません。
どのようなデザインにすれば、伝えたいメッセージが強く伝わるかを考えながらサイト制作していくと良いでしょう。
キャッチコピーが簡潔で心に響く
2つ目のポイントは、簡潔かつ心に響くキャッチコピーを使用している点です。リズミカルで強烈なインパクトを与えるものが良いです。
Sky株式会社の「好働力」や、株式会社三井住友銀行の「挑戦者よ、世界を揺らせ」が良い例です。
たとえば1つ目の「好働力」は造語ですが、社員がいきいきと好きなことに取り組みながら働いている様子をアピールできるキャッチ―なワードです。漢字から意味をなんとなく予想することもでき、ポジティブな印象を与えます。
株式会社三井住友銀行のキャッチも、社風を表すような挑戦的な情熱を感じます。端的にまとめられたキャッチコピーだからこそ、人の想像力をかき立て、会社の印象を強くします。
自社で考えるのが難しい場合、プロのライターに依頼しても良いでしょう。
コンテンツが豊富で実際にその会社で働くイメージができる
3つ目は、豊富なコンテンツを用意し、働くイメージを求職者に持たせることです。
たとえば、次のような項目を追加しましょう。
- 社員インタビュー
- とある社員の1日の流れ
- スタッフ紹介
- リアルタイムが反映されているSNS
とくに、新卒採用のように1度も社会経験がない学生をターゲットにする採用サイトの場合、業務の説明や社内の様子を細かく伝えてあげるのが良いです。
「どのような先輩が活躍しているのだろう」、「研修はあるのだろうか」といった学生の疑問を解消できれば、入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。
ただしコンテンツが多すぎて見にくくなってしまっては離脱の要因となります。分かりやすく整理されていることも重要です。
まとめ
本記事では、高感度の高い採用サイトを、各社の特徴を踏まえて10位まで紹介しました。全社に共通するポイントは次の3点です。
- デザインにインパクトがある
- 強烈なキャッチコピー
- 豊富なコンテンツ
「大手企業だから」とクオリティの高さに圧倒されず、自社にも取り入れられるポイントを探していくと良いでしょう。
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