採用サイトとは?企業サイトとの違い|事例や必要なコンテンツを紹介
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
採用サイトとは、企業サイトとは異なり、採用に特化したWEBサイトです。採用サイトは求職者に必要な情報や応募フォームなど、採用に必要な要素を備えています。
そのため、採用活動において非常に重要な役割を担っています。
この記事では、採用サイトの必要性・お手本にしたいサイトの事例・欠かせないコンテンツ・他社と差別化できるコンテンツなどを紹介しています。
また、人手不足解消におすすめのサービスも紹介していますので、ぜひ最後まで記事を読んでください。
目次[非表示]
- 1.採用サイトとは?企業サイトとの違い
- 2.なぜ採用サイトは必要なのか?
- 3.お手本にしたい採用サイトの参考7選
- 3.1.お手本1:企業イメージを存分に活かした面白デザイン
- 3.2.お手本2:企業からのメッセージが伝わる強いインパクト性
- 3.2.1.④株式会社ファーストリテイリング
- 3.2.2.⑤楽天グループ株式会社
- 3.3.お手本3:求職者の求める情報が豊富で飽きの来ないデザイン
- 3.3.1.⑥トヨタ自動車株式会社
- 3.3.2.⑦株式会社リクルート
- 4.採用サイトに欠かせないコンテンツ
- 4.1.①募集要項
- 4.2.②代表からのメッセージ・紹介
- 4.3.③社員からのメッセージ・紹介(社員インタビュー)
- 4.4.④会社概要・事業内容・ビジョン
- 4.5.⑤選考フロー
- 4.6.⑥仕事内容
- 4.7.⑦福利厚生
- 4.8.⑧キャリアパス
- 5.他社と差別化できる採用サイトのコンテンツ
- 5.1.オフィスの様子
- 5.2.1日の流れ
- 5.3.採用ピッチ資料
- 5.4.採用担当や社員のブログ
- 5.5.動画コンテンツ
- 6.求職者を惹きつける採用サイト作成のポイントはコンテンツの質とUI
- 6.1.コンテンツの質を高めるためのポイント
- 6.2.UIを改善するためのポイント
- 7.採用サイトに取り入れたい!世界のWEBサイト・トレンド2023
- 7.1.トレンド2:データのグラフィック化
- 7.2.トレンド3:没入感の演出
- 7.3.トレンド4:効果的な「余白」
- 8.採用サイトの今どき|2つのトピックスを紹介
- 9.採用サイトと求人サイト掲載|どっちが自社に適している?
- 9.1.採用サイトが適しているケース
- 9.2.求人サイト掲載が適しているケース
- 10.短期間で条件に合った人材を探すなら掲載料無料のタイミーがおすすめ
- 11.まとめ
採用サイトとは?企業サイトとの違い
採用サイトと企業サイトには、どのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴を表にまとめました。
項目 |
採用サイト |
企業サイト |
目的 |
採用に特化したWEBサイト |
企業全体の情報を提供するWEBサイト |
情報提供 |
募集要項・応募フォーム・福利厚生・キャリアプランなど |
事業内容・企業理念・社会貢献活動など |
重要性 |
求職者が知りたい情報が掲載されているため、採用活動には非常に重要な役割を担っている |
企業のビジョンや方向性が掲載されているため、採用サイト同様、重要な役割を担っている |
メリット |
・求職者へ必要な情報が提供できる ・求職者数の増加が期待できる |
・企業全体の情報が提供できる ・企業の理解度が深められる |
上記の表でわかる通り、採用サイトは採用活動において非常に重要な役割を担っています。そのため、企業サイトとは訴求する内容が大きく異なっているのが特徴です。
なぜ採用サイトは必要なのか?
株式会社リクルートジョブズリサーチセンターが発表する「求職者の動向・意識調査 2021」では、応募につながった求人情報源を調査しています。
求職者が利用する求人の情報源は以下の通りです。
求職者が利用した情報源 |
割合 |
求人情報サイト(携帯・スマホ) |
44.5% |
ハローワーク |
33.8% |
求人情報サイト(パソコン) |
32.2% |
無料の求人情報誌(フリーペーパー) |
19.9% |
求人情報アプリ |
18.7% |
求人企業のホームページ |
14.4% |
派遣会社・請負会社に登録 |
12.5% |
上記表の通り、求職者が利用するサイトは多様化しています。
また、正社員の場合は「求人企業ホームページ」の閲覧は約20%となっています。
正社員の多くが企業のホームページを閲覧していることから、採用サイトは求職者を惹きつけるための重要な役目を果たしていることがわかります。
また、採用サイトは企業のブランディングにも貢献します。
魅力的な採用サイトは、業界内での知名度を確固たるものにします。つまり、採用サイトは、求職者と企業の双方にとって利益をもたらす重要なツールなのです。
お手本にしたい採用サイトの参考7選
ここでは、採用の成功事例として参考にできるサイト7選を紹介します。
紹介する7つのサイトは、企業の文化・ビジョン・社員インタビューや魅力的な動画など、会社の魅力を伝えるコンテンツが充実しています。
お手本1:企業イメージを存分に活かした面白デザイン
企業イメージを存分に活かしたデザインは、企業のブランディングに効果的です。ここでは、企業イメージを活かしたユニークな採用サイトを3社紹介します。
①桂新堂株式会社
桂新堂株式会社の採用サイトは、自社のメイン商材である「エビ」を存分に使ったサイト設計です。フォントや色遣いにもこだわりが感じられ、視覚的にも魅力的なデザインになっています。
以上により、桂新堂の採用サイトは、企業文化や風土を面白く、かつ楽しく伝えています。
参考:桂新堂株式会社
②株式会社講談社
講談社の採用サイトは、自社で人気の作品素材・キャラクターを多用したデザインが印象的です。
サイトでは、講談社の仕事内容として「つくる」「届ける」「支える」「活かす」の4つのポイントをわかりやすく紹介しています。
また、講談社採用サイト内には、「ものがたり」プロジェクトのレポートが掲載されています。
プロジェクトレポートは、講談社の「ものがたり」がどのようにつくられ、届けられているのか、といった求職者の興味を惹く内容です。
出版業界の裏側を知ることで、業界に興味がある求職者には強い訴求になるでしょう。
参考:株式会社講談社
③株式会社小学館
小学館の採用サイトは、工夫したサイト作りと一貫したコンセプト、面白いキャラクターがサイト内に登場します。
また、雑誌のイメージを活かしたカラフルなデザインが印象的です。
そして、社員インタビューや内定者アンケートなど、小学館の魅力を伝えるコンテンツが充実しています。
上記により、求職者への訴求を高めると同時に、小学館のブランディングにもつながっています。
参考:株式会社小学館
お手本2:企業からのメッセージが伝わる強いインパクト性
採用サイトが企業のさまざまな情報を掲載することで、求職者に企業の魅力が伝わります。ここでは、企業からのメッセージが伝わる強いインパクトを持った採用サイトを2社紹介します。
④株式会社ファーストリテイリング
ファーストリテイリングは、世界的に有名な「ユニクロ」をはじめ、多くのブランドを展開している企業です。ページトップには「服を変え、常識を変え、世界を変えていく。」と明確な強いメッセージが記載されています。
採用サイトでは、社員のインタビュー・社風・雰囲気を伝えるコンテンツが豊富です。
さらに、福利厚生や研修制度、キャリアアップに関する情報も詳しく掲載されています。
世界的有名ブランドが世界中に服を届け、「暮らし・社会・世界を変える」という強いメッセージ性により、求職者の応募意欲を高めています。
⑤楽天グループ株式会社
楽天グループは、従業員の成長を考え、多様性やキャリアアップなどに力を入れています。
その姿勢は採用サイトにも反映されており、楽天グループでの働き方が自己実現やキャリアアップにつながることを期待させます。
このような取り組みは、楽天グループが持つ強いメッセージ性の一つでもあります。
参考:楽天グループ株式会社
お手本3:求職者の求める情報が豊富で飽きの来ないデザイン
必要な情報が明確に記載されており、見やすく飽きの来ないデザインは求職者の目にも止まりやすいでしょう。
特に、スマートフォンからのアクセスが多い現代では、モバイルフレンドリーなデザインが必要不可欠です。
ここでは、秀逸なサイトデザインで求職者を魅了する採用サイトを2社紹介します。
⑥トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車の採用サイトでは、「愛知県移住・定住ポータルサイト」を介して、就職後の生活イメージを伝えています。
例えば、職場周辺などの生活に必要な施設情報を提供しており、就職後の生活がイメージしやすい工夫がされています。
以上のことから、トヨタの採用サイトは移住・定住を検討する方にとって非常に役立つ情報源となっています。
参考:トヨタ自動車株式会社
⑦株式会社リクルート
採用サイトの成功事例として、リクルートの採用サイトを紹介します。
サイトでは、仕事内容・社員インタビュー・福利厚生など、求職者が知りたい情報を分かりやすく掲載しているとともに、サイトのデザインも視覚的に魅力的です。
また、応募にあたって知りたい情報をまとめることで、サイト内の移動がスムーズにできるようになっています。
リクルートの採用サイトは、求職者にとって情報量が多く、読みやすいサイトデザインといえます。
参考:株式会社リクルート
採用サイトに欠かせないコンテンツ
ここでは、採用サイトに欠かせないコンテンツを8つ紹介していきます。
①募集要項
採用サイトには募集要項が欠かせません。
なぜなら、求職者は応募資格・募集職種・給与・待遇などを事前調査し、応募するかどうか判断するからです。
募集要項に以下のような項目は記載するようにしましょう。
- 勤務地
- 募集職種
- 応募資格
- 勤務時間
- 休日
- 給与
- 福利厚生
- 応募方法
- 選考プロセス
- 問い合わせ先
上記の項目を記載すれば、求職者は検討しやすくなります。
募集要項については「星野リゾート」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
②代表からのメッセージ・紹介
採用サイトに欠かせないコンテンツの一つに、代表からのメッセージ・紹介があります。
代表者のメッセージを掲載することによって、求職者へ企業のビジョンや理念を明確に伝えられます。
また企業の最高責任者自らが、社員の働き方や、社員・会社に対してどのような想いがあるのかなど声を発することで、信頼感も高まるでしょう。
代表からのメッセージについては「ファーストリテイリング」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
③社員からのメッセージ・紹介(社員インタビュー)
社員からのメッセージ・紹介(社員インタビュー)も、応募者を増やすために有効です。
社員からのリアルな声があれば、企業の社風や雰囲気を伝えられるため、求職者も「実際に働いた場合のイメージ」を持ちやすくなります。
- 過去のキャリア
- 具体的な業務内容
- 職種ならではのおもしろさ
- 仕事をする上で大切にしていること
- 会社ならではの特徴や、得られるチャンス
など、募集している部署や職種で、実際に勤務する社員にインタビューを行い掲載しましょう。
社員メッセージについては「リクルート」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
④会社概要・事業内容・ビジョン
採用サイトに欠かせないコンテンツの一つに、企業概要・事業内容・ビジョンがあります。
例えば
- 企業名
- 本社・支社情報
- 主要製品、主要事業
- 資本金や株式情報、業績
- 従業員数
- 企業スローガン、ビジョン
これらを掲載することで、求職者は企業の現状や方向性、特徴を把握しやすくなります。
事業内容が充実している企業であれば、多様な職種から自分に合った仕事を選べるでしょう。
企業概要・事業内容・ビジョンについては「本田技研工業株式会社」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
⑤選考フロー
選考プロセスが明確になれば、応募者は必要な準備を必要なタイミングで行えるため、不安や緊張が軽減するでしょう。そのため企業側は最低限以下の情報を記載すると親切です。
- エントリーシートの提出期限
- 一次面接や二次面接の日程
- 選考の進捗状況開示
選考フローについては「小学館」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
⑥仕事内容
仕事内容も具体的に記載しましょう。
求職者には、自分がどのような業務に携わるのか、イメージしやすい情報が必要です。仕事内容が詳しく掲載されていれば、業務に対する理解が深まり、志望動機の明確化につながります。
また入社後に「こんな仕事だと思っていなかった」といったミスマッチによる離職を防ぐことにも繋がります。
仕事内容については「アース製薬」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
⑦福利厚生
福利厚生に関する情報は、求職者の関心を引く手段として欠かせないコンテンツです。福利厚生の内容によっては、自社に興味を持ってもらえます。
以下は企業における代表的な福利厚生制度です。
- 社員旅行制度
- 退職金制度
- 育児休暇制度
- フレックスタイム制度
なお、求職者にとって福利厚生制度は、将来のキャリアパスやライフスタイルに関わる重要な要素です。
福利厚生については「楽天」が参考になりますので、あわせてチェックしてみてください。
⑧キャリアパス
キャリアパスに関する情報開示は、求職者の将来への展望をイメージさせます。
そのため、採用サイトにキャリアパスの情報は欠かせません。
キャリアパスについては、トヨタ自動車の採用サイトが参考になります。他にも研修制度・海外勤務が詳しく紹介されていて非常にわかりやすいです。
長期的なキャリアプランを考える求職者には有益な情報となります。
他社と差別化できる採用サイトのコンテンツ
他社と差別化するためには、自社の強みをアピールできるコンテンツが重要です。
ここでは、他社と差別化できるコンテンツはどのようなものがあるのか、1つずつ詳しく解説していきます。
オフィスの様子
採用サイトでは、企業の魅力を伝えるためにオフィスの様子を掲載しましょう。
なぜなら、求職者が職場の雰囲気や社風を具体的にイメージできるからです。
例えば、オフィスにある休憩スペースや食堂の写真があれば、社員がリラックスして過ごしている姿や、社内交流の様子がわかります。
また、ミーティングなどの仕事に関わる動画があれば、社員同士が協力している姿も伝わります。
このように、オフィスの様子をコンテンツに組み込めば、他社と差別化できる強みになるでしょう。
1日の流れ
採用サイトには、求職者にとって魅力的なコンテンツを多数用意する必要があります。
その中でも重要なのが、社員の1日の流れを紹介することです。
例えば「セントラルメディカル」「MARUSHIN」の採用サイトでは、社員の出社から退社までの具体的な一日の流れを紹介しており、スタッフの過ごし方がイメージしやすいでしょう。
各スケジュールの中には、具体的な業務内容も記載されています。求職者は業務の理解度が深まります。
このように仕事のやりがいや理解度が高まることで、「この企業に入社したい」といった意欲もわいてくるでしょう。
採用ピッチ資料
採用ピッチ資料とは、企業のビジョンや採用の強み、求めている人物像などをわかりやすくまとめた資料のことです。
求職者にアピールする上で有効なツールであり、多くの企業が取り入れています。
採用ピッチでは画像、グラフィック、インフォグラフィックなどを利用し、視認性の高いコンテンツを作り上げることで求職者の目をひきます。
さらにストーリー性の高い構成にするなど工夫をすれば、興味を抱きやすくなり応募を検討する可能性も高まるでしょう。
例えばSmartHR社の採用ピッチである「We are hiring」は良い例です。画像やイラスト、図解を使いながら求職者が知りたい必要な情報をわかりやすくまとめています。
他にもSTORES社の「STORES Company Slide」も参考になります。
採用担当や社員のブログ
採用担当者や社員がブログを更新することで、企業の魅力・社風のアピールができます。
ブログは企業のブランディングにとても役立つからです。
例えば、検索エンジンの大手企業Yahoo JAPANでは、採用ブログ「Linotice」を導入しています。ブログの内容は、Yahoo JAPANで働いている方の声・仕事内容・採用活動の取り組みなどをわかりやすく応募者に伝えています。
このようにブログを通じて、福利厚生や社内イベントへの参加、地域貢献などを発信し、企業の魅力や社内の取り組みを宣伝します。
また、ブログは企業のWEBサイトの一部として、SEO対策としても活用できます。
結論として、採用担当や社員のブログは、求職者に対して魅力的な企業をアピールできるしょう。
動画コンテンツ
企業の採用サイトには動画コンテンツもおすすめです。
動画を通じて、企業の魅力や社員の成長・活躍の様子を伝え、応募者に魅力的なキャリアパスを提示できるからです。
【動画コンテンツの具体例】
- オフィス紹介動画
- 社員インタビュー
こうした動画コンテンツを有効活用することで、企業に対する理解度が深まります。
例えばSCREENグループのサイトには複数の社員インタビュー動画が掲載されています。
また東宝株式会社ではオフィスツアー動画を掲載し、会社近辺から社内の雰囲気、社員の様子などがよくわかります。動画コンテンツの参考になりますので、チェックしてみましょう。
求職者を惹きつける採用サイト作成のポイントはコンテンツの質とUI
採用サイトの作成で重要な点は、コンテンツの質とUIです。
コンテンツの質とUIが洗練されているサイトは、求職者を惹きつけられるからです。
ここでは、コンテンツの質とUIを改善するポイントを詳しく解説していきます。
コンテンツの質を高めるためのポイント
コンテンツの質を高めるためには4つのポイントを押さえる必要があります。
それぞれのポイントを表にまとめました。
No |
質を高めるポイント |
理由 |
説明 |
1 |
ターゲット・コンセプトの明確化 |
求職者が求める条件が明確になる |
求める人材が明確になれば、双方でミスマッチが起きにくくなる |
2 |
企業イメージにあったデザイン |
印象的なサイトとして認識される |
ブランディングに合わせたデザインは、求職者に印象づけられる |
3 |
写真やイラストなど見た目の印象 |
企業の雰囲気や文化をイメージしやすくする |
求職者に目から入る情報を提供し、訴求力の向上をねらう |
4 |
社内の協力を得る |
質の高いサイトにするため |
社内の関連部署と連携を取りながら作業を進めることで、より質の高い採用サイトができる |
以上のポイントを重視すれば、より質の高い採用サイトが完成します。
それにより、求職者への魅力的な情報提供が可能になるでしょう。
UIを改善するためのポイント
UIを改善するためには4つのポイントを押さえる必要があります。
それぞれのポイントを表にまとめました。
No |
UIを改善するポイント |
理由 |
説明 |
1 |
応募ボタンを目立たせる |
応募しやすくする |
ベストなタイミングで応募できるようにボタン配置やデザインにも配慮する |
2 |
モバイルファースト |
求職者の多くはスマホでサイトを閲覧するため |
スマホからのアクセスが増えているため、スマホの操作性を考慮してサイトを設計する |
3 |
採用コンセプトに合ったフォントや画像の使用 |
企業の魅力をより伝えることができる |
シンプルなフォントや温かみのある画像は企業の魅力が伝わりやすい |
4 |
社内データの可視化 |
企業をわかりやすく紹介するため |
男女比・年齢構成・残業・通勤時間は、求職者にとって重要な情報になる |
採用サイトに取り入れたい!世界のWEBサイト・トレンド2023
日々テクノロジーが発展している現代では、各企業のWEBサイトも進化を続けています。ここでは、世界のWEBサイトのトレンドを紹介していきます。
採用サイトは求職者にとって企業との最初の接点であり、UIデザインが求職者の印象や応募意欲に影響するため注意しなければいけません。
魅力的な採用サイトにするためには、企業コンセプトに合わせたUIデザインが重要です。ユーザーニーズはどういったものか、課題は何かを予め考えた上で設計したデザインなのです。
例えば、世界的に有名なスーパーブランである「LOUIS VUITTON」が良い例です。
LOUIS VUITTONのトップページでは販売意欲が伺える要素は一つもありません。ページは動画で構成されており、各商品の使用シーンを疑似体験できるのです。
また商品を立体的にイメージできるような動画も配置されています。
こうしたユーザー体験を提供できるUXデザインは、世界でも多くのサイトで取り入れられています。
トレンド2:データのグラフィック化
トレンドの2つ目は、データのグラフィック化です。企業データを、文字ではなくグラフやチャートなど視覚に訴える手段で表現することで、データの特徴を把握しやすくなります。
例えば、ソフトウェアの提供およびメールマーケティングの会社であるCampaign Monitorが良い例です。
ユーザーがストレスと感じてしまいそうな膨大なデータを、デザインとして組み込んでおり、視覚的にわかりやすい設計です。
このようにデータのビジュアル化は、情報の視認性が向上し、より効果的にユーザーへ訴えかけることを可能にします。
トレンド3:没入感の演出
WEBサイトのトレンドの3つ目は、没入感の演出です。
CGやアニメーションを使用することで、ユーザーがWEBサイト内にいるような感覚を与えることができます。
例えば、カロリーメイトでおなじみの「カロリーメイトリキッド」では、プログラミングのコードを使ったアニメーションが画期的です。
コードから変換されるさまざまな企業情報は、視覚的にも楽しめ、ユーザーを飽きさせません。
適切な視覚効果と機能性の組み合わせにより、WEBサイトはユーザーにとって楽しい体験を作りだせる空間になります。
トレンド4:効果的な「余白」
WEBサイトのトレンドの4つ目は、余白の効果的な使用です。
余白とは、コンテンツの周囲にあるスペースを指します。余白を効果的に使用することで、ファーストビューで必要な情報が得られます。
例えば、アムズテルダム発のフットウェアブランド「ETQ」が良い例です。
ETQのサイトでは、白背景にスニーカーの切り抜き画像のみがレイアウトされています。
不要な情報をそぎ落とすことで、ユーザーの視線は商品に集中し、同時に強くブランドイメージを訴求しています。
採用サイトの今どき|2つのトピックスを紹介
ここでは、採用サイトの潮流として、2つのトピックスを紹介していきます。
採用活動に活用できるメタバース空間「oVice(オヴィス)」
「oVice(オヴィス)」は、メタバース空間を利用した採用支援ツールです。
「oVice(オヴィス)」はメタバース空間を有効活用し、採用活動の新たな一助となっています。
具体的には、採用ブースや企業のオフィス空間を再現し、求職者が企業の雰囲気をリアルに体験できる仕組みなどがあります。
これにより、企業は多くの求職者にアプローチでき、求職者は企業に関する情報をより多くの角度から得ることができるのです。
以上のことから、メタバース空間を活用した採用ツールは、今後ますます注目されていくでしょう。
VRを活用した臨場感・没入感の高い採用活動を行う企業も
近年、VRを活用した臨場感・没入感の高い採用活動を行う企業が増えています。
具体例としては、以下の2つがあげられます。
1.VR会社説明会
VR会社説明会は、オンラインで参加できるため、参加する場所に縛られません。遠方に住んでいる方でも参加できます。
また、人が密集しないため、感染症対策にもつながります。
企業側も、VR技術を活用して、より多くの人々に自社の魅力を伝えられるため、採用活動において非常に有効な手段といえるでしょう。
2.VR仕事体験(バーチャルインターンシップ)
VR仕事体験は、入社後のミスマッチを防ぐための有効な手段となっています。VRを活用して、求職者がいろいろな仕事を体験できるからです。
具体的には、営業や接客、清掃など、さまざまな仕事が体験可能です。
また、VR仕事体験は何度でもできるため、求職者が納得するまで仕事ができる点もVRの強みといえるでしょう。
採用サイトと求人サイト掲載|どっちが自社に適している?
採用サイトと求人サイトの掲載では、どちらが自社に適しているのでしょうか。
次項から、それぞれのサイトが適しているケースを解説していきます。
採用サイトが適しているケース
採用サイトが適しているケースとしては、以下があげられます。
- ブランド力や企業文化のアピールが必要な場合
- キャリアパスや社員の声など、詳細な情報を伝える必要がある場合
- 長期的な採用戦略を考えている場合
採用サイトは、求職者の応募意欲を高められるため、採用経路を増やしたい場合に有効です。
採用サイトの情報は、求職者が自発的にアクセスできるので、よりターゲットを絞った採用活動が可能となります。
求人サイト掲載が適しているケース
企業が以下のケースに当てはまる場合、求人サイトが適しているといえます。
- 短期間で多数の人員を採用したい
- 専門性が高く、スキルに特化した採用をしたい
- 若年層の採用を目指したい
求人サイトを利用すれば多数の応募者を募集できます。
専門性が必要な場合は、専門職種に特化した求人サイトを利用すれば、ターゲット層に効率よく訴求することができます。
求職者がスキルや経験を登録し、その情報を基に企業とマッチングさせる機能を持つ求人サイトもあるため、採用担当者は希望条件を設定することで、ターゲットとなる人材にアプローチできます。
そして、求人サイトには若年層に訴求する機能が多数搭載されているため、若年層の応募者を集められるでしょう。
短期間で条件に合った人材を探すなら掲載料無料のタイミーがおすすめ
短期間で条件に合った人材を探すなら、掲載料無料のタイミーがおすすめです。
90%以上の高いマッチング率によって、効率的な採用活動が実現します。
タイミーの特徴としては、即日採用や短時間からでも求人情報の掲載が可能です。
また、求人情報を自由に編集できるため、企業の魅力を存分にアピールできます。
そして、掲載料が無料のため、コストパフォーマンスが高く、短期間で条件に合った人材を探している企業におすすめです。
タイミーを利用すれば、採用活動の効率化につながるため、企業の成長にも貢献できるでしょう。サービス内容が分かる資料をご用意しています。
アルバイトなどの人材を採用したい方はぜひダウンロードください。
まとめ
採用サイトは、企業が採用活動をするうえで、重要な役割を担うWEBサイトです。
企業サイトとは異なり、採用に特化した情報提供や応募フォームなど、求職者が採用に関する情報を集めることができる場所となっています。
採用サイトが充実すれば、求職者は企業の魅力を理解することができ、採用活動の効率化や企業のブランディング効果も高まります。
採用サイトは、企業の成長や採用活動の成功に貢献する重要なツールです。
採用サイトの更新や継続的な改善があれば、求職者からの反応を把握し、採用活動の向上につなげられるのです。
また掲載料無料のタイミーもぜひご検討ください。最短1分で求人が掲載でき、最短数秒で求職者とマッチングできるため短期間で人材を探す場合に最適です。
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