ドラッグストアバイトの志望動機の書き方は？ポイントや活かせるスキル、例文を紹介！

ドラッグストアでバイトする場合、面接で志望動機を話したり、履歴書に記載したりすることがあります。志望動機はご自身をアピールできるチャンスのため、事前に考えておくとよいでしょう。

しかし、面接の経験が少ない方は、バイトの志望動機をわかりやすくまとめることができないかもしれません。

本記事では、ドラッグストアバイトの志望動機を解説します。ドラッグストアバイトの志望動機を考えている方は参考にしてください。

ドラッグストアの仕事内容

ドラッグストアでは販売スタッフや登録販売者、薬剤師などを募集しています。

登録販売者や薬剤師は資格が必要な仕事ですが、販売スタッフは資格がなくても働くことが可能です。

販売スタッフのおもな仕事内容は次のとおりです。

上記を順番に解説します。

レジ打ち

レジ打ちとは、レジスターを操作して、お客さまが持ってきた商品のバーコードをスキャンし、清算する業務です。お客さまが袋に詰めやすいように整えてから、会計対応を行います。

店舗によってはポイントサービスへの勧誘を行う場合があるため、レジ打ちのスキルとコミュニケーション能力が求められる業務だと覚えておきましょう。

品出し・商品補充

品出し・商品補充とは、商品を発注し、納品された商品を売り場に陳列する業務です。

バックヤードから店頭に商品を運び、商品棚に補充、陳列する必要があるため、ある程度の体力が求められます。季節ごとに売れ行きが異なる商品は、季節ごとに陳列棚が変わるため、商品棚の位置を覚える必要があります。

なお、ドラッグストアによっては、品出しや商品補充だけを募集している場合があるため、短時間だけ働きたい方はチェックしてみましょう。

接客対応

接客対応とは、売り場でお客さまからの要望に対応する業務です。

例えば、お客さまが探している商品の場所を案内したり、商品に関する質問に回答したりします。分からない場合は、上司や同僚に聞くこともできますが、お客さまをお待たせしてしまうため、場所や商品に関する知識は身に付けておくとよいでしょう。

ただし、ドラッグストアで薬に関する説明や販売は、風邪薬や鎮痛剤などの一般用医薬品を販売できる公的資格を持つ「登録販売者」か、薬学を基礎とした知識を持ち、薬の開発や患者の薬物療法に携わる公的資格を持つ「薬剤師」だけが行えます。

資格を持たない販売スタッフでは医薬品の説明や販売はできないため、質問を受けた際は安易に回答しないよう、注意しましょう。

店内の清掃

店内の清掃とは、営業時間外、あるいは営業時間中に清掃を行う業務です。

売り場や陳列棚、駐車場、トイレなどを清掃してお客さまを迎える準備を行い、場合によってはカートやカゴの除菌、雨で濡れた床の掃除などを行います。

店舗によって清掃範囲や内容は異なりますが、店舗の印象に関わる重要な仕事です。

キャリーサービス

キャリーサービスとは、購入した商品をお客さまに代わって運ぶ業務です。

店舗によってサービス内容が異なり、駐車場に停めてあるお客さまの車まで運ぶ場合もあれば、ご自宅まで配送する場合もあります。

配送する場合も、店舗にある車で販売スタッフが直接届けるケースもあれば、宅配業者に依頼するケースもあるため、バイトを申し込む前に確認しておくとよいでしょう。

ドラッグストアバイトの志望動機で押さえるポイント

ドラッグストアバイトの志望動機を考えるときに重要なポイントは以下のとおりです。

上記を順番に解説します。

なお、履歴書の基本的な書き方を知りたい方は、次の記事も併せてご覧ください。

関連記事：「バイトに応募するときの履歴書の書き方は？基本ルールや注意点などを徹底解説」

結論を最初に述べる

志望動機をまとめるときのポイントは、結論を最初に述べることです。

履歴書の志望動機を書くスペースは限られており、口頭で伝えるにしても前置きが長いと何を言いたいのか相手に伝わりにくくなります。

例えば、「家から近い」ことが志望動機の場合、結論をあとにすると次のように内容がわかりづらいです。

「私は学業の時間を大切にしており、なるべく勉強の時間を確保したいと考えています。そのため、自宅から近い場所にある貴店なら、通勤時間が短くなり、学業時間を確保しながら、働くことができます」

一方、結論を最初に述べておけば、次のようにわかりやすい内容にまとまります。

「自宅から近い場所にある貴店で働きたいと考えています。通勤時間が短いため、学業の時間を確保しつつ、より集中して業務に取り組むことが可能です」

志望動機を作成する際は、働きたい理由や目的などの結論を最初に説明するとよいです。

活かせるスキルや長所を絡める

志望動機をまとめるときは、自分のスキルや長所を洗い出してから絡めてみましょう。スキルや長所が見当たらない場合は、以下のように過去の経験や興味があることをリストアップしてみることをおすすめします。

スキルや長所、経験が、どのように業務に活かせるのかを具体的に伝えると好印象です。

例えば、過去にドラッグストアでバイトをしていたなら、「過去にドラッグストアでバイトをしていたため、レジ打ちや品出し、接客対応など基本的な業務内容は把握できています」と伝えると、即戦力である点をアピールできます。

どのように貢献できるか伝える

募集先が求めている人材や募集要項を調べて、自分がどのように貢献できるか伝えることも、志望動機を考えるときに重要なポイントの1つです。

例えば、募集内容に「土日祝出勤できる方」とある場合で、実際に土日祝日も勤務できる場合は、その旨伝えるとよいでしょう。

ドラッグストアバイトで活かせるスキルや長所

ドラッグストアバイトで活かせるスキルや長所は以下のとおりです。

上記を順番に解説します。

レジ打ちや接客の経験

店舗にもよりますが、基本的にドラッグストアの販売スタッフは、レジ打ちと接客が主な業務内容です。

そのため、即戦力を求めている店舗では、レジ打ちや接客の経験があるとドラッグストアの販売スタッフとして採用される可能性が高まります。過去にドラッグストアや別のバイトでレジ打ちや接客の経験がある場合は、志望動機に盛り込みましょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力が高い人材は、お客さまに寄り添った接客ができたり、スタッフとスムーズな連携が図れたりするため役立ちます。

また、英会話ができれば海外のお客さまにも接客できるため、都心や郊外の観光地など訪日外国人が多い地域で活躍できます。

化粧品や日用品への興味や知識

ドラッグストアで販売している商品は化粧や日用品、食品など多岐にわたります。

化粧品や日用品などに日ごろから興味がある方は、積極的に商品知識の習得ができる傾向にあるため、店舗側にとって心強い存在です。ぜひアピールしてみましょう。

ドラッグストアバイトの志望動機の例文

ドラッグストアバイトの志望動機の例文を、いくつかのパターンにわけて順番に解説します。

未経験の場合

未経験の場合の例文は以下のとおりです。

「私は接客業に興味があり、身近な存在であるドラッグストアで働きたいと思い応募しました。お客さま一人一人に丁寧な対応を心がけ、信頼されるサービスを提供したいと考えています。アルバイトは未経験ではありますが、一日も早く接客の基本や商品知識を覚え、成長していきたいと思います」

未経験の場合、ドラッグストアでのバイトが未経験なのか、バイト自体の経験がないのか、伝えるとよいでしょう。

未経験であることはマイナスなポイントになると思われがちですが、仕事への意欲と前向きな姿勢を見せることができれば、採用につながる可能性があります。

経験者の場合

経験者の志望動機の例文は以下のとおりです。

「私は以前ドラッグストアの売り場担当として〇年間働いていたため、その経験を活かしたいと思い応募しました。前店舗はローカルな商店街の一角にあり、常連のお客さまも多い店舗だったため、お客さまとの親身なコミュニケーションを心掛けてきました。以前の経験を活かしつつ、新しい環境でさらにスキルアップを図り、お客さまに最高のサービスを提供することを目指します」

経験者の場合、ドラッグストアでのバイトが未経験か、別のバイトの経験があるのかを志望動機で明確に伝えましょう。

次に、以前のバイトで何を身につけ、新しい職場でどのように活かせるのか、どのように働くつもりなのかを具体的に書きます。内容が具体的なほど、働くときのイメージがしやすくなり、採用につながる可能性が高まります。

家が近いため志望した場合

家が近いため志望した場合の例文は以下のとおりです。

「私は住み慣れた場所で働きたいと思い、自宅から通いやすい貴店のアルバイトに応募しました。通勤の負担が少なく、時間を有効に使えるうえ、朝晩のシフトにも対応可能です。また、幼い頃から化粧品にも興味があるため、働きながら商品知識を深められるドラッグストアのアルバイトに魅力を感じています。ドラッグストアのアルバイトは未経験ではありますが、一日も早く仕事を覚えられるように頑張ります」

家から近い職場をバイト先に選ぶことは珍しくありません。

しかし、志望動機に「家が近いため選んだ」とだけ盛り込むと、ほかのバイト先でもよいのでは、ドラッグストアにこだわる理由はないのでは、と思われる可能性があります。

そのため、家が近いため志望した場合は、「家が近い」ことに加えて「ドラッグストアで働きたい理由や目的」を志望動機に盛り込むとよいでしょう。

時給がよいため志望した場合

時給がよいため志望した場合の例文は以下のとおりです。

「貴店の求人情報を拝見し、時給がほかのバイトに比べて高いことに魅力を感じ応募しました。私は現在自分で学費を払っていますが、学業とバイトの両立をするためには限られた時間で効率的に稼ぐ必要があると思っています。採用後は、時給に見合った働きをして、全力で業務に取り組みたいと思います」

時給が高いことを理由にバイト先を選ぶことも珍しくありません。お金を稼ぐ目的がはっきりしていれば、働くことへのモチベーションが伝わりやすいでしょう。

しかし、志望動機の書き方によっては、相手に悪印象を与える可能性があるため注意が必要です。上記の例文のように、前向きな理由を志望動機に盛り込むとよいでしょう。

普段からお店をよく利用していたため志望した場合

普段からお店をよく利用していたため志望した場合の例文は以下のとおりです。

「私は日常的に貴店を利用しており、品揃えやサービスの質などに魅力を感じていたため応募しました。スタッフの皆さまの親切で丁寧な対応が好きで、自分もこの一員として働きたいと思っています。貴店でのアルバイトを通じて接客スキルを向上させつつ、お客さまにとって居心地のよい店舗作りに貢献したいです」

日常的に利用しているドラッグストアでバイトをしたい場合は、単に「常連だから」という理由だけではなく、その店舗で働きたい理由を具体的に説明することをおすすめします。

ドラッグストアバイトでよく聞かれる質問

バイトの面接時によく聞かれる質問は以下のとおりです。

上記の質問は、シフトを組む際に必要な情報になるため、面接時にはよく聞かれます。そのため、事前に回答を準備しておくと当日慌てずに済むでしょう。

バイトの面接でよく聞かれる質問や回答例については、次の記事もご覧ください。

関連記事：「バイトの面接でよく聞かれる質問は？回答例や確認すべきことも解説」

バイト面接のマナー

バイトの面接時には服装や身だしなみ、言葉遣いなど気をつけるべきポイントがいくつかあります。それぞれ、順番に解説します。

服装・身だしなみ

バイトの面接の服装は、男女問わず清潔感のある服装であれば、スーツでなくても構いません。

シワや汚れのある服装や寝癖のついた髪などでは、相手に不衛生と思われる可能性があるため避けましょう。

バイトの面接時の服装や身だしなみをくわしく知りたい方は、次の記事も併せてご覧ください。

関連記事：「アルバイトの面接の服装はどうやって選ぶ？気をつけるべきポイントを解説！」

マナー

面接を受ける際は、マナーや態度、言葉遣いなどに気を付けましょう。

例えば、以下のようなポイントに気を付けましょう。

尊敬語や謙譲語の使い分けが難しい場合は、「です・ます」調の丁寧な言葉遣いで構いません。誠意をもって接するように心がけましょう。

バイトの面接に慣れていない方は、鏡やスマホの前で一度練習してみることをおすすめします。

ドラッグストアバイトに挑戦したい人には「タイミー」がおすすめ

ドラッグストアのバイトに興味があるものの、自分に向いているかどうか分からず不安な方は、単発で挑戦してみることをおすすめします。

「タイミー」では、ドラッグストアをはじめとするさまざまなバイトを掲載しており、単発からチャレンジできます。スマホアプリをダウンロードして登録すれば、バイト先に申し込むだけで面接を行わずに働くことができます。

アプリ上で事前に服装や注意事項などを確認できるため、ドラッグストアで働いた経験がない方でも安心です。また、同じ職場で働いた方のレビューも確認できるため、職場の雰囲気を事前に知ることができます。

ドラッグストアのバイトに興味がある方は、ぜひ「タイミー」をチェックしてみましょう。

関連記事：「ドラッグストアのスキマバイト利用実態レポートを発表」

まとめ

ドラッグストアで販売スタッフとして働くなら、レジ打ちや商品補充、接客などが主な仕事内容です。

そのため、レジ打ちや接客、コミュニケーション能力、化粧品に関する興味や知識を持っていると志望動機で説明できれば、採用される可能性が高まります。

なお、「タイミー」では申し込めばすぐに働けるドラッグストアに関連したスキマバイトを掲載しており、面接不要で働くことが可能です。スキマ時間を有効活用して、興味のアルバイトにチャレンジしたい方は「タイミー」を活用してみましょう。