人材派遣会社大手20社を紹介!派遣の種類や会社の選び方も解説
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
人材派遣の導入を検討している企業では、さまざまな人材派遣会社を調べようとしているかもしれません。しかし、人材派遣会社は全国に4万社以上もあり、大手の人材派遣会社に絞るほうが効率的かもしれません。
この記事では、大手の人材派遣会社20社を紹介します。派遣会社選びの参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.人材派遣会社の具体的な選び方
- 1.1.派遣形態を決める
- 1.2.派遣労働者の職種を決める
- 1.3.派遣会社の対応エリアを確認する
- 1.4.派遣会社の登録派遣労働者数を確認する
- 2.派遣会社に伝えなければならない事項
- 3.大手派遣会社20選
- 3.1.1.テンプスタッフ
- 3.2.2.アデコ
- 3.3.3.ランスタッド
- 3.4.4.スタッフサービス
- 3.5.5.パソナ
- 3.6.6.テクノサービス
- 3.7.7.マンパワー
- 3.8.8.ウィルオブ・ワーク
- 3.9.9.リクルートスタッフィング
- 3.10.10.ジャスネットスタッフ
- 3.11.11.UTエイム
- 3.12.12.セゾンパーソナルプラス
- 3.13.13.ブレイブ
- 3.14.14.マイナビスタッフ
- 3.15.15.ミラエール
- 3.16.16.パーソルテクノロジースタッフ
- 3.17.17.ヒューマンリソシア
- 3.18.18.キャリアリンク
- 3.19.19.エスプールヒューマンソリューションズ
- 3.20.20.パーソルエクセルHRパートナーズ
- 4.人材派遣とは
- 5.人材派遣の種類
- 6.まとめ
人材派遣会社の具体的な選び方
派遣形態を決める
人材派遣会社を選ぶためには、派遣形態を決めなければなりません。派遣形態は3つあり、次のようになります。(詳細は後述)
- 登録型派遣
- 常用型派遣
- 紹介予定派遣
一般的には登録型派遣が多いですが、自社が求める職種や勤務形態に合う形態を決めるようにしましょう。
派遣労働者の職種を決める
次に、派遣労働者が就く職種を決めます。全ての派遣会社が、多くの職種に対応できるわけではなく、特定の職種のみを派遣する会社もあるため、確認が必要です。自社に必要な職種の人材が派遣できる派遣会社を選びましょう。
派遣会社の対応エリアを確認する
派遣会社の中には、地域限定の会社もあり、全国対応できる派遣会社は大手のみです。地域密着型派遣会社は、地元の人材に特化した労働者のみを派遣するサービスもあります。派遣会社の対応エリアの確認は必須事項です。
派遣会社の登録派遣労働者数を確認する
派遣会社に登録している派遣労働者数を確認することも大切です。派遣労働者の登録数が多いほど、スキルが高くて自社が求める人材を、派遣してくれる可能性が高くなります。他企業の満足度を調査して、派遣労働者の質を確認する手段もあります。
派遣会社に伝えなければならない事項
自社に適した派遣労働者を紹介してもらうためには、派遣会社に伝えなければならない事項があります。派遣のミスマッチを防ぐためにも、次の内容をしっかり伝えましょう。
【派遣会社に伝える事項】
- 募集背景
- 就業条件(業務内容を含む)
- 業務に必要な自社が求めるスキル
- 自社の職場環境と福利厚生
募集背景を伝える理由は、なぜ人手が足りないのかを派遣会社に伝えることで、自社が求める人材と派遣期間が分かるからです。背景が伝われば、業務内容を含んだ就業条件を伝える際に、派遣会社の担当者が派遣すべき人材を思い描きやすくなります。
大手派遣会社20選
派遣会社は、多種多様で膨大な数があります。ここでは、大手といわれる派遣会社20社とその特徴を紹介します。
1.テンプスタッフ
テンプスタッフは、年間35万件以上の求人数を誇る業界トップクラスの派遣会社です。福利厚生やスキルアップの支援制度も充実しており、多くの派遣労働者が登録しているため人材も豊富にいます。TOEIC・簿記・証券外務員資格などの資格取得のサポートを受けており、スキルがあり質の高い派遣労働者を迎えられるでしょう。
2.アデコ
アデコは、金融業や製造業、営業、医療、物流などのさまざまな分野の人材が揃っていることが特徴です。派遣労働者は、企業への派遣後もアドバイスやスキルアップに関する相談を受けられるなど、サポート体制が整っています。優秀な派遣労働者が派遣されるため、受け入れ企業側も安心して人材派遣の導入を決断できるでしょう。
3.ランスタッド
ランスタッドは、世界最大規模の派遣会社であり、38カ国の国や地域に拠点があるグローバルな派遣会社です。国内では、エンジニアや製造業、事務系の派遣労働者が充実しています。グローバルな派遣労働者の派遣も可能です。
4.スタッフサービス
スタッフサービスは、派遣後も手厚いサポート体制があり、派遣労働者が安心して働けることが特徴です。スキルアップサポートの体制も充実しているため、事務系や看護、介護、医療事務などで、スキルが高い派遣労働者を受け入れられます。
5.パソナ
パソナは、福利厚生がいき届いているため、ライフワークバランスを大切にする派遣労働者が多いことが特徴です。育児サポートも充実しているため、女性が安心して働ける環境を作り上げています。女性の派遣労働者を希望する企業に適しています。
6.テクノサービス
テクノサービスは、製造業や工場に特化した派遣会社です。派遣労働者も製造業、工場勤務経験者が多く登録しています。スタッフサービスグループの1つで、安心して派遣労働者を受け入れられます。
7.マンパワー
マンパワーは、アメリカから始まって、世界75カ国以上に進出している派遣会社です。世界中から人材を派遣できることが大きな特徴で、グローバル企業に適しているでしょう。海外進出を検討している企業に役立つ人材も派遣できます。
8.ウィルオブ・ワーク
ウィルオブ・ワークは、業種に特化した研修を受けた労働者を派遣することが特徴です。販売や営業、コールセンターなどの職種に強い点も特徴ですが、いずれも研修済みの即戦力が派遣されます。
9.リクルートスタッフィング
リクルートグループが運営する派遣会社であり、あらゆる手続きがオンラインで完了できることが1つの特徴です。派遣労働者への研修やキャリアアップもオンラインで行っているため、テレワークにも強い人材を派遣できます。
10.ジャスネットスタッフ
ジャネットスタッフは、会計や財務、税務、経理などのバックオフィスに特化した派遣会社です。役員や管理職、コンサルタントの派遣も可能であり、バックオフィスの人材を求めている企業に適しています。
11.UTエイム
UTエイムは、製造業や工場に特化した派遣会社です。派遣労働者は、軽作業や、物流、塗装などが多く、フォークリフト・クレーン作業が可能な人材も派遣できます。半導体・エレクトロニクス事業への派遣実績も多くあります。
12.セゾンパーソナルプラス
セゾンパーソナルプラスは、クレディセゾングループが運営する派遣会社です。クレディセゾングループ関連企業への派遣が多く、営業や販売、コールセンターのほかに、バックオフィス系のスキルが高い派遣労働者が登録しています。
13.ブレイブ
ブレイブは、医療従事者や保育士に特化した派遣会社です。看護師や介護士、薬剤師、保育士を全国に派遣できます。マイナビグループが運営しているため、安心して専門性が高い派遣労働者を受け入れることができます。
14.マイナビスタッフ
マイナビスタッフは、マイナビグループが運営しており、単なる人材派遣ではなく、人材紹介も手掛けている派遣会社です。人材派遣では、紹介予定派遣が強いため、将来的に正社員として直接雇用を見込める人材を派遣できます。
15.ミラエール
ミラエールは、スタッフサービスが運営しており、事務や経理に特化した派遣会社です。事務職の未経験者であっても、無料のビジネススクールで研修を受けられるため、事務系のスキルを取得した人材が派遣されます。
16.パーソルテクノロジースタッフ
パーソルテクノロジーフタッフは、ITエンジニアやWebクリエイティブ、電気・機械系エンジニアに特化した派遣会社です。スキルアップ制度が充実しているため、スキルが高く専門知識が豊富な人材を派遣しています。
17.ヒューマンリソシア
ヒューマンリソシアはヒューマングループが運営する派遣会社です。登録から、就業まですべてオンラインで完結します。BIMやRPAなどのスキルを有した人材やテレワーカーの派遣に強いことが特徴です。
18.キャリアリンク
キャリアリンクは、キャリアアップのサポートが徹底されているため、バックオフィスで活躍できる人材が豊富です。官公庁や市役所などへの派遣も少なくありません。人材派遣にとどまらず、業務の効率化などの企画提案も受けられます。
19.エスプールヒューマンソリューションズ
エスプールヒューマンソリューションズは、事務職や販売職に強い派遣会社です。派遣労働者のスキルアップを積極的に行っているため、派遣労働者のスキルが高いことが強みになっています。企業は安心して派遣労働者を受け入れられます。
20.パーソルエクセルHRパートナーズ
パーソルエクセルHRパートナーズは、事務やITエンジニアなどの人材が豊富です。ミドル世代やシニア世代の人材派遣の実績も豊富にあり、クライアント企業の多様な人材ニーズに応えられます。
人材派遣とは
人材派遣とは、派遣会社と雇用関係にある派遣労働者を受け入れる形態です。受け入れ企業側は、派遣会社から人材を労働力として受け入れ、定められた業務に就かせます。派遣労働者は、派遣会社と雇用契約を結びますが、実際に働く場所は派遣先です。派遣先企業は、派遣労働者が業務に従事していますが、雇用関係がないことを認識しなければなりません。
人材派遣の種類
登録型派遣
登録型派遣は、有期雇用派遣と呼ばれる派遣形態です。企業は、従業員として雇用すれば固定費となる人件費を変動費として計上できます。必要な期間だけ、派遣労働者を利用できますが、期間内に業務を終わらせることに留意が必要です。
常用型派遣
無期雇用派遣とも呼ばれるのが常用型派遣です。登録型派遣と同じ形態ですが、期間に制限がないのが特徴になります。スキルの高い人材や自社に適した人材を、雇用し続けられることが大きなメリットです。
紹介予定派遣
紹介予定派遣とは、派遣労働者の受け入れ企業が、将来的に正社員として直接雇用することが前提になっている形態です。企業は、派遣労働者を最初から正社員として採用するにはリスクがあります。紹介予定派遣なら、勤務状況やスキルなどを確認してから本採用するかどうかを決められるため、雇用リスクを大幅に軽減できます。
まとめ
人材派遣会社は多種多様であり、国内には2022年3月時点で4万社以上も存在します。人材派遣の導入を検討している企業や担当者は、できるだけ多くの情報が必要だと考えがちになります。しかし、これだけ派遣会社が多ければ、大手に絞って情報を集め、自社に適した人材派遣会社を選ぶことが賢明です。
人材派遣は、人材不足を解消するために導入するものですが、突発的な人手不足に対応できるケースはほとんどありません。突発的な人手不足の解消は、「タイミー」の活用を検討してください。
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