採用コストとは?新卒と中途・アルバイトの採用相場やコストを削減する5つの方法について解説
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
採用活動を成功させる上で採用コストは重要なポイントです。「できる限りコストを抑えて採用したい」と考える企業も多いでしょう。しかし、どのようなポイントを意識すれば、採用コストを抑えられるのでしょうか。
この記事では、採用コストの概要や相場、採用コストを削減する5つの方法について紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.採用コストとは
- 2.採用コストの2つの種類
- 3.採用コストの相場
- 3.1.新卒採用にかかるコスト相場
- 3.2.中途採用にかかるコスト相場
- 3.3.企業の規模別のコスト相場
- 4.採用コストで多くの割合を占める部分
- 4.1.求人サイト掲載費
- 4.2.人件費
- 4.3.インターンシップなどの費用
- 4.4.システム利用料
- 5.採用コストを削減する6つの方法
- 5.1.1.採用のミスマッチを防ぐ
- 5.2.2.求人媒体を見直す
- 5.3.3.採用マーケティングに取り組む
- 5.4.4.外注・業務委託を活用する
- 5.5.5.人材紹介サービスを活用する
- 5.6.6.タイミーを活用する
- 6.初期の採用コストを抑えられるサービス5選
- 6.1.1.Indeed
- 6.2.2.求人ボックス
- 6.3.3.スタンバイ
- 6.4.4.Google しごと検索
- 6.5.5.タイミー
- 7.まとめ
採用コストとは
そもそも採用コストとは、採用にかかるコストの総称です。例えば、採用計画の人件費や求人サイトの利用料、イベント開催費用などが採用コストとなります。
近年は、採用媒体やSNSによる採用活動、リファラル採用など幅広く採用活動を行う企業が多いですが、そのなかでも「採用媒体・採用ツール」が占める費用は大きいでしょう。
採用コストの2つの種類
採用コストには主に2種類のコストがあります。
- 内部コスト
- 外部コスト
ここではそれぞれのコストについて詳しく解説します。
内部コスト
採用にかかる経費のうち、社内で発生したコストを内部コストと呼びます。内部コストは採用に関わった社内従業員の人件費が大半を占めます。例をあげると、次に該当するものが内部コストです。
- 求人に関わった担当者の人件費
- 応募者の交通費
- 求人用に作成したツール
外部コスト
外部コストは採用活動のために外部で支払った費用のことです。主に以下のような費用を外部コストと呼びます。
- 会社説明会の会場費
- エージェントへ支払う紹介料
- 広告費やWebサイト制作費
近年はさまざまな採用手法にチャレンジしている企業も多く、外部コストが採用コストの大半を占めるケースが増えています。
採用コストの相場
採用コストはどのくらいかかっているのでしょうか。ここでは、「新卒採用」「中途採用」「企業の規模別」にわけて採用コストの相場を紹介します。
新卒採用にかかるコスト相場
リクルートが行った調査、就職みらい研究所「就職白書2020」によれば、新卒採用にかかるコストの相場は93.6万円となっています。2018年度のデータを確認してみると、71.5万円という結果になっているため、コストは増加傾向にあるということがわかります。
参照:株式会社リクルート 就職みらい研究所「就職白書2020」
中途採用にかかるコスト相場
マイナビが行った中途採⽤状況調査2020年版調査によれば、中途採用のコスト相場は103.3万円というデータが出ています。こちらも、新卒採用同様に18年度のデータと比較してコストが上がっていることが読み取れます。
企業の規模別のコスト相場
マイナビの中途採⽤状況調査2020年版を確認すると、次のようなデータが確認できます。
従業員数 |
採用予算平均値 |
採用実績平均値 |
---|---|---|
60人未満 |
142.8万円 |
108.1万円 |
60~299人 |
268.4万円 |
245.1万円 |
300人以上 |
544.4万円 |
479.4万円 |
採用コストで多くの割合を占める部分
採用コストには、内部コスト・外部コストなどさまざまなものが含められます。ここでは、採用コストの中で多くの割合を占めているものを4つ紹介します。
求人サイト掲載費
求人サイトへの掲載費用はコストでも大部分を占めています。そのため、自社に最適なメディアを選定しつつ、自社のターゲットの目に最も触れやすい媒体を選ぶ必要があるでしょう。
人件費
採用に関わる人事担当者のコストも発生しています。人件費は数値化しにくいコストですが、実際は大幅なコストが発生しているため注意しましょう。
インターンシップなどの費用
インターンシップなどを実施する際に必要な費用も相当な割合を占めています。会場費や担当者の交通費など外部コストだけでなく、イベントに必要な物品をそろえるためのコストも発生します。そのため、かかるコストを事前に把握しておくことが重要です。
システム利用料
オンラインツールにかかるシステム使用料も採用時に発生するコストです。こちらも求人サイト同様、自社にとって最適なツールのみを活用することでコストを抑えられます。
採用コストを削減する6つの方法
さまざまな採用手法を取り入れるほど膨れ上がる採用コストですが、削減するにはどのような方法を取り入れるべきなのでしょうか。ここでは採用コストを削減する6つの方法について紹介します。
1.採用のミスマッチを防ぐ
ミスマッチが増えると採用にかかるコストが大幅に増えます。なぜなら、早期退職者が増えれば、再度採用を行うコストを必要とするからです。
会社の良い部分だけでなく、改善が必要な課題部分も的確に伝え、雰囲気を掴んでもらいながら、ミスマッチを減らしていくことが重要です。
2.求人媒体を見直す
求人サイトのランニングコストは採用コストに大きく影響を与えます。中には、月額数十万円かかる求人媒体もあり、効果が出ていないにもかかわらず費用を払い続けている可能性もあるでしょう。求めているターゲットに対して正しい求人広告サイトを活用できているか、無駄に費用を払い続けていないかを確認することが大切です。
3.採用マーケティングに取り組む
採用マーケティングとは、自社に入社してもらいたいと思わせる仕組みを作ることです。採用マーケティングを行なうことで応募者数を増やし、ミスマッチも防げます。例えば、SNSマーケティングやコンテンツマーケティングなどを活用して採用に取り組むことで、多くの人材の中から会社に適した人材とマッチングできる可能性があります。
これらのマーケティング手法には時間がかかりますが、長期的な視野で取り組めば、コストを抑えた状態で採用活動を進められるでしょう。
4.外注・業務委託を活用する
外注できる仕事はフリーランスなどに業務委託を依頼することも採用コストを抑える方法です。正社員にしかできない仕事は正社員に任せ、それ以外はフリーランスに任せることで、福利厚生等がない分、正社員よりも低コストで活用できるケースが多いです。
5.人材紹介サービスを活用する
人材紹介サービスを活用することで、採用にかかる工数を削減できます。採用ノウハウが残らないというデメリットはありますが、一部の採用をアウトソーシングすることで効率化につながるでしょう。
6.タイミーを活用する
タイミーを利用することも採用コストを抑える方法です。掲載費無料で確実に人手が集まりますし、働きぶりが良ければ無料で引き抜くこともできます。「すぐに人材が欲しい」「採用コストが高い」と悩んでいる場合には、検討してみてください。
初期の採用コストを抑えられるサービス5選
最後に、採用コストにかかる初期費用を抑えた上で人材の確保が可能なサービスを5つ紹介します。
1.Indeed
認知度が高く、世界60カ国以上で利用されている求人サービスです。求人掲載は無料でできるため、コストを抑えるには最適なサービスでしょう。
また、SEOで上位表示されていることが多く、訪問者数も多い点でも利用するメリットは大きいです。
2.求人ボックス
求人ボックスはカカクコムが運営しているユーザー数500万人(2020年6月時点)を誇るサービスです。国内向けに作られているサービスで、ユーザービリティが高いと評判があります。
また、SEOで上位表示されるケースが多く、求職者の流入数が多い点も特徴です。
3.スタンバイ
株式会社スタンバイが運営しており、1,000万件以上の求人が掲載されているサービスです。アルバイトから正社員まで幅広く採用できます。
後発サービスではありますが、求人数は求人ボックスより多く、多くのユーザーが利用しています。
4.Google しごと検索
Google しごと検索はGoogleが提供している求人サービスです。構造化マークアップが必要であり、掲載される難易度は高いですが、完全無料で利用できます。採用サイトやページ情報が検索エンジンにクロールされると自動的にページが掲載されます。
5.タイミー
タイミーは人手が足りないタイミングでスポットで人材を募集できるサービスです。タイミーを利用することで、掲載費無料で確実に人手が集まります。また、働きぶりが良ければ無料で直接雇用に切り替えることも可能です。
タイミーを利用することで、必要に応じて人材を素早く確保できます。また、採用コストも抑えられます。
まとめ
この記事では、採用コストの概要や相場、採用コストを削減する5つの方法について紹介しました。多くの採用サービスを活用すれば人材を確保できるというわけではありません。利益率を高めるためにも採用コストの削減について考えてみてはいかがでしょうか。
また、効率よく求人を確保したいと考えているなら、タイミーの利用がおすすめです。最短1分で求人を掲載可能で、掲載に費用はかかりません。過去の事例では最短7秒で人手がマッチングしたというものもあるため、素早いマッチングが期待できます。