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TikTokで採用は有効?TikTokでの採用活動のメリデメや成功事例を徹底解説!

こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。

TikTokとは、中国のバイトダンス社が開発した動画に特化したSNSです。動画の長さは15秒、60秒と短いものが主流です。気軽に動画を楽しむという点や2016年から開始された新しいサービスである点などから、ユーザーは10代から20代の若い世代が中心となっています。

したがって、新卒やアルバイトの採用などに際して、TikTokを通じてユーザーに募集をかける、という企業が増えています。

動画投稿はコストもかからず、普段の会社の雰囲気を楽しく伝えることで一気にバズることもあり、会社の認知度が上がり、採用活動もしやすくなります。ぜひTikTokを活用してみましょう。

目次[非表示]

  1. 1.TikTokでの採用活動は有効?
    1. 1.1.SNSでの採用活動が活発化
    2. 1.2.TikTokはZ世代の採用に最適
  2. 2.TikTokでの採用活動のメリット
    1. 2.1.動画で職場の雰囲気がわかりやすい
    2. 2.2.新しい媒体で競合が少ない
    3. 2.3.コンテンツ作成のコストが低い
    4. 2.4.若者以外へのリーチも可能
  3. 3.TikTokでの採用活動のデメリット
    1. 3.1.コンテンツ次第では炎上のリスクがある
    2. 3.2.リーチを増やすのが難しい
    3. 3.3.効果が出るまで時間がかかる
  4. 4.TikTokを活用した採用の成功事例
    1. 4.1.三和交通での成功事例
    2. 4.2.ライソン株式会社での成功事例
    3. 4.3.あそばれでの成功事例
  5. 5.TikTokでの採用活動を成功させるためのポイント
    1. 5.1.職場の雰囲気がわかるコンテンツを作成
    2. 5.2.コンテンツにトレンドを取り入れる
    3. 5.3.ハッシュタグでリーチを拡大
  6. 6.まとめ
    1. 6.1.アルバイト・パートの募集ならタイミー

TikTokでの採用活動は有効?

若い世代には今やSNSは欠かせない情報収集ツールとなっています。なかでも大学生などはTikTokを見る機会も多く、動画を投稿する企業に興味を持つこともあるでしょう。採用活動においてTikTokはとても有効な手段だといえます。

SNSでの採用活動が活発化

SNSは人々の生活に欠かせないコミュニケーションツールとなっています。また、コミュニケーションを取るだけではなく情報を収集する手段としても活用が広まっています。こうした流れに沿って、企業側もSNSを活用し、求人活動を活発化させています。ある調査では、19歳から22歳の就職活動の学生のうち、57.2%がSNSを利用して情報収集していると回答しています。

情報収集手段も、よりリアルな情報が得られるため、検索エンジンからTikTokのようなSNSに移ってきています。

TikTok以外のSNSでの求人方法を知りたい方は下記の記事も参考にしてください

  SNS求人(ソーシャルリクルーティング)の方法を徹底解説!効果的な運用方法も紹介 SNSで採用活動を行ううえで、活用する媒体の選び方や適切な運用方法に注意が必要です。この記事では、SNSによる求人に興味をもっている企業の担当者に向けて、SNS運用のメリットやデメリットとともに、具体的な運用方法を解説します。 欲しい時間の即戦力がすぐ見つかる | タイミー(Timee, Inc.)

TikTokはZ世代の採用に最適

TikTokは10代から20代の若い世代に人気があるSNSであり、大学生の82%はTikTokを毎日利用しています。

2023年卒業予定の大学生の81%がTikTokで企業の動画を見て、そのうち80.2%がその動画をきっかけに企業に興味を持ったと回答しています。
したがって、この世代をターゲットとした新卒採用やアルバイト募集には非常に親和性の高いメディアといえます。


TikTokでの採用活動のメリット

メリットは、比較的低いコストで、同業の他社と差別化もできて、職場の雰囲気を伝えやすい媒体であることでしょう。

また、若い世代だけでなく、30代以上の中堅層にも利用者は拡大しているので中途採用などにも活用できます。

動画で職場の雰囲気がわかりやすい

文章や写真ではなく、実際の職場の雰囲気をショート動画の中で、自然体に生き生きと働いている様子をリアルに伝えることで、親近感を持たせ、求職者が入社後の自分をイメージできます。
特に、TikTokを活用して企業の情報を収集に興味を持つ学生のうち、45.3%は社員コミュニケーションの様子を、40.7%は実際の仕事の様子が分かるコンテンツをフォローしたいと答えており(複数回答)、学生は、より生の職場情報を期待しています。

新しい媒体で競合が少ない

TikTokが日本でサービスを開始したのは2017年10月からと、比較的新しいSNSです(Instagramは2014年2月)。にもかかわらず、2018年にはApp Storeで配信される無料アプリのダウンロード数ではLINEやGoogleを抜いて1位になるなど、圧倒的な人気を持っています。

一方、新しいSNSであり、情報発信・情報収集という点においては他のSNSより競合が少ないため、まだまだ先行者メリットが生かせる媒体です。

コンテンツ作成のコストが低い

2020年の調査では、企業は、新卒一人を採用するのに平均で93.6万円を費やしているといわれています。しかし、TikTokを活用すれば、採用のためのメディア広告料やPR動画作成費などを抑えることが可能です。

TikTokは、スマホがあれば気軽に撮影できます。機材やスタジオも必要ありません。動画をアップした後の運用費用や保守費用も発生しません。むしろ求職者は、プロの演出よりも生の職場の雰囲気や実際の仕事の様子に興味を持っています。

コストパフォーマンスがよいのです。

若者以外へのリーチも可能

日本の10代から20代で人気のあるSNSですが、ここ数年では年齢層に拡大が見られます。
日本のTikTokの利用者は2022年で1,620万人と公開されています。このうち、10代、20代の男女合計で48%、約半分を占めています。しかし裏を返せば、残り半分は30代以上の利用者です。

したがって、学生アルバイト、新卒採用以外にも、パートタイマーや中途採用の募集などにも活用できます。


TikTokでの採用活動のデメリット

SNSで動画を多くの人に見てもらうには、ユーザーのニーズやトレンドにあったものを投稿していく必要があり、少し時間がかかります。

また、内容が相手にとって不快なものだと炎上のリスクもあり、かえって会社のイメージを悪くするので注意が必要です。

コンテンツ次第では炎上のリスクがある

TikTokをはじめとするSNSは拡散性も高いので、仮にユーザーの常識や価値観と相反した投稿だったとすれば、炎上して会社のイメージをかえって悪くしてしまいます。

何気ない発言やコメントバックなどが、ユーザーへの配慮にかけた内容や、不愉快な思いをさせるものであれば、批判を浴び、ネガティブなイメージが拡散されてしまう可能性もあります。したがって投稿内容は十分検討し、他の社員にチェックしてもらうなど、細心の注意を払いましょう。

リーチを増やすのが難しい

動画を投稿しても、思ったようにユーザー数が伸びずにターゲットとしているユーザー層に広がらない可能性もあります。

対策としては、以下が考えられます。

 1. ペルソナを明確にするなどターゲット層を絞る
 2. 企画や投稿スケジュールなど計画を立てる
 3. 実際に投稿し、反応を調査・分析する
PDCAサイクルを回し、常に動画の内容やトレンドを確認して、ユーザーが興味を持つ内容を投稿していきましょう。

効果が出るまで時間がかかる

これはTikTok以外でも該当しますが、投稿がターゲット層にリーチするまでには、トライアンドエラーを繰り返しながら、ユーザーにとって興味ある投稿に近づけていく必要があります。狙った通りの効果を出すには、多少時間がかかるでしょう。
TikTok動画の再生回数を伸ばす3つの指標に注目していきましょう。

 1. 平均視聴時間(一動画あたりの視聴時間)
 2. 視聴維持率(どれくらい動画を見続けているか)
 3. 視聴完了率(最後まで動画を見てくれているか)

この指標を意識して、投稿を継続的に実施することが大事です。


TikTokを活用した採用の成功事例

ここでは実際に、TikTokを活用して採用活動にも成功した事例を取り上げます。

どの投稿も楽しそうな職場の雰囲気が伝わってきます。あまり肩ひじ張らず、自分の会社なりのカラーを出して、見た人が楽しめるような動画であることがポイントでしょう。

三和交通での成功事例

横浜に本社がある三和交通株式会社は、首都圏のタクシー会社です。ネクタイをしたままで、全力で踊る「TikTokおじさん」のコミカルな動画で人気を擁しています。

働き手の高齢化に悩むタクシー会社で若い人の採用につなげたいという想いから始めたそうです。
採用面接でも「動画を見ました」という人が増えて、採用活動に効果があったことを述べています。

実際の投稿内容は、採用の広告ではなく、会社での日常をコミカルに演じている内容が多く、若い人からは「癒し系」動画として、再生回数を伸ばしているようです。

投稿している会社の方も撮影を楽しんでいるそうです。

ライソン株式会社での成功事例

東大阪市に本社があるライソン株式会社は、調理家電、生活家電、アウトドア製品などを企画・販売しています。

同社は「自分たちが作る商品価値そのもので、世の中の人々の笑顔を作りたい」という考えの下、「すべては楽しさのために」というテーマで商品開発を行っています。

そんなライソンがTikTokで「会社で○○をしたらどうなる!?」というテーマで動画を投稿してヒットしています。自社商品を活用し、「お昼前に会社で焼きそばを焼きだした結果どうなる」の動画は12万回の「いいね」がつくなど人気で、コメント欄にも「こんな会社で働きたい」などの反応が上がっています。会社側もコメントバックで採用情報のURLを掲載するなど効果がありそうです。

あそばれでの成功事例

牛タンと和牛の肉割烹のお店「あそばれ」新宿東口店は、和牛の創作料理の店として人気があります。

一流ホテルで腕を磨いたシェフが牛肉料理を提供します。隠れ家レストラン的な雰囲気です。

そんなあそばれもTikTokで料理や店の様子などの動画を投稿していますが、「#アルバイト募集」の項目では、18万回以上の再生回数があります。動画内容は飲食店でのアルバイトの日々の様子が面白く描かれており、同世代のユーザーから様々なコメントが寄せられています。

あそばれは、TikTok活用によって集客もアルバイト募集も実現しています。ぜひ参考にしてみてください。


TikTokでの採用活動を成功させるためのポイント

よりターゲット層に閲覧してもらうには、どのようなコンテンツが好まれているかのリサーチに加え、より効果的なアピールが必要です。商品・サービスなどのマーケティング戦略と似ていますね。

職場の雰囲気がわかるコンテンツを作成

これまでも見てきたように、職場の生の雰囲気がよくわかり、ユーザーが実際にその職場で働いていることがイメージできるようなコンテンツを作っていくとよいでしょう。

そのためには、実際の従業員、アルバイトなどが実際の職場でいつもの服装で出演し、動画テーマも普段の職場でよくあることなどを中心に投稿を繰り返すとよいでしょう。社員同士が気軽にコミュニケーションを取り合うシーンなどは、職場の人間関係も分かるのでユーザーも親近感を持ちやすくなります。

コンテンツにトレンドを取り入れる

ターゲットとなるTikTokのユーザーは若い世代が中心です。彼らは変化を好みます。したがってコンテンツのトレンドも日々ダイナミックに変化していきます。

 自社の社風や商品などに関連があるトレンドには積極的に参加しましょう。トレンドに対してユーザーが関心が高まっている時期に参加することが重要です。

ハッシュタグでリーチを拡大

ハッシュタグとは、「#」マークを付けた単語やフレーズをいいます。たとえば以下の通りです。

  • #アルバイト募集
  • #会社セミナー
  • #採用
  • #仕事

ハッシュタグで検索された場合に自社の投稿が表示されたり、ターゲット層へおすすめとして表示されたりする可能性が高まり、より多くの人に閲覧してもらえる可能性が高まります。


まとめ

TikTokは若い世代を中心に人気があるSNSです。ショート動画が中心ですが、時間が短いゆえに動画の中でユーザーのニーズを把握して、トレンドなどを凝縮して特徴のある投稿を継続的に行うことで人気が高まってきます。

採用活動においては、ユーザーが入社した場合のイメージがしやすいようなコンテンツが人気を集める傾向にあります。

動画作成コストも低く、採用活動に活用する企業もまだまだ少ないため、競合も少なくコストパフォーマンスがよい媒体です。

10代から20代のユーザーが中心ですが、30代以降のユーザーも半数を占めるため、新卒から中途採用まで幅広く活用できますし、アルバイト募集においても有効な活用方法です。

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