【最新】SNS採用は有効?メリットや活用方法・事例など徹底解説!
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
近年、スマートフォンの普及により多くのユーザーを抱えているSNSを活用して採用活動をしたいと考える企業が増えてきています。InstagramやX(Twitter)など数多くの媒体があるなかでどの媒体を選べば良いのか、成功させるコツはあるのか、運用をはじめる際に気になる点について解説していきます。
また、成功している企業の取り組みも紹介していきますので、自社でも参考にできそうな部分は取り入れてみましょう。まだSNS採用に取り掛かれていない企業は、本記事を最後まで読んで、自社の採用活動を活発化させてみてはいかがでしょうか?
目次[非表示]
- 1.SNS採用(ソーシャルリクルーティング)って何?
- 2.SNS採用のメリット
- 2.1.自社の採用ブランディングを自然にできる
- 2.2.低いコストで制作が可能
- 2.3.高い拡散性で多くの人にリーチができる
- 3.SNS採用に向く媒体7選
- 4.SNS採用の活用事例
- 4.1.楽天グループ株式会社
- 4.2.株式会社サイバーエージェント
- 4.3.三井住友カード株式会社
- 4.4.DMMグループ
- 5.SNS採用の上手な活用方法のコツ
- 5.1.自社の採用ペルソナにあった媒体を選定する
- 5.2.社風やカルチャーがわかるコンテンツを作成
- 5.3.更新頻度を一定に保つ
- 6.タイミーでも採用でSNSを活用
- 7.まとめ
- 7.1.人材採用ならタイミー
SNS採用(ソーシャルリクルーティング)って何?
SNS採用とは、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSアカウントを通して求人活動を行うことを指しており、ソーシャルリクルーティングとも呼ばれています。近年では、SNS媒体で求人募集を完結させるのではなく、採用ページへ導線を引くためのツールとして活用している会社も増えています。
Webサイトを検索するよりも、SNSを使った情報収集がメインとなる世代は増えています。自然な状態の会社の様子を知りたいと思っているユーザーのニーズを満たしやすいため、SNS採用は新しい採用手法として注目を集めています。
SNS採用のメリット
SNS採用には3つのメリットがあります。
- 自社の採用ブランディングを自然にできる
- 低いコストで制作が可能
- 高い拡散性で多くの人にリーチができる
自社の採用ブランディングを自然にできる
1つ目のメリットは、自社の採用ブランディングがおこなえる点です。求人広告や採用ホームページの場合、形式ばった情報開示になりがちです。しかしSNSであれば鮮度の高い情報を、自社のPRとして自然な形で情報発信していくことができます。
理念や社風のように会社が大切にしていることを、ナチュラルにアピールできるSNS採用は、新卒採用や若手を獲得したい企業にとってぴったりの手法と言えます。社員の普段の仕事の様子や社内イベントなど、日々のちょっとした更新を積み重ねていくことで、共感を得やすくなるでしょう。
低いコストで制作が可能
2つ目のメリットは、低いコストでSNSアカウントを制作できる点です。
採用サイトを作ったり、WEBのインタビュー記事などを作ったりすると、数十万〜数百万のコストがかかります。しかしSNSアカウントは無料で作れるものが多く、自社で運用をおこなえば低コストでPDCAを回すことができます。
SNSの更新は、一投稿あたりのクオリティはもちろん重要ですが、それ以上に定期的に更新し続けることが大切です。スケジュールを決めて、複数の社員で協力しながら進めていきましょう。
高い拡散性で多くの人にリーチができる
3つ目のメリットは、高い拡散性を持つSNSを活用することで、多くのユーザーにアプローチができる点です。
SNSは通常のWebメディアと比べて、「バズ」りやすいという特徴があります。いいね機能やリポスト機能などを用いてユーザーからユーザーに投稿が共有されていき、自然な形で多くのユーザーのもとに届けることができます。
SNS採用に向く媒体7選
SNS採用にはどのような媒体が向いているか紹介します。代表的なSNSは次の7つです。
- X(Twitter)
- YouTube
- TikTok
- YOUTRUST
X(Twitter)
Xは、国内アクティブユーザーが4,500万人(2017年10月)のSNS媒体です。買収により2023年7月に「Twitter」から「X」に名前が変わりましたが、ユーザー数を落とすことなく伸ばし続けています。
X(Twitter)の特徴の1つに拡散性の高さがあげられます。「いいね」機能や「リポスト」機能により、爆発的な「バズ」を起こすことも可能です。SNS採用では説明会のようなイベント告知はもちろん、日常のつぶやきやリアルな姿をリアルタイムで発信している企業が多いです。
ただ、匿名性や攻撃性も高いためネガティブな投稿も拡散されやすく、投稿内容には注意が必要でしょう。
YouTube
YouTubeは動画投稿がメインのSNS媒体で、国内アクティブユーザー数は7,000万人 (2022年10月)にのぼります。
動画は、写真や文章よりも多くの情報を伝えやすく、社内見学や社員インタビューのように文字で伝わりにくい情報を伝えるのに最適です。また何度も見返すことができるため、ライブ配信などもアーカイブを残しておけば、参加できなかったユーザーに見てもらうことが可能になります。
ただ、動画なので制作に時間やコストがかかり、高頻度で投稿するのは難しくなります。動画制作会社に委託することも視野に入れながら更新していくと良いでしょう。
TikTok
TikTokはショート動画メインのSNS媒体で、国内アクティブユーザー数は1,700万人 (2021年8月)にのぼります。とくに10代の利用率が他の年代より圧倒的に高い点が特徴で、2017年にリリースされた比較的最近の媒体にも関わらずどんどん数を伸ばしています。
ショート動画の需要は今後ますます伸びていくとされており、InstagramやYouTubeでも取り入れられています。若手を取り込みたい企業やZ世代、α(アルファ)世代に向けて種まきをしていきたいと考える企業にぴったりのSNS媒体です。
YOUTRUST
YOUTRUST(ユートラスト)とは、リファラル採用を目的とした採用SNSプラットフォームです。会員数は10万人(2021年12月)を突破しています。リファラル採用とは、紹介採用のことですが、YOUTRUSTを利用すれば友達の友達(有料会員)まで幅広くスカウトすることが可能です。
登録者の9割はWeb業界経験者であるため、エンジニア・プログラマー・マーケターのような募集に適しています。正社員だけではなく、フリーランスや副業など雇用形態もさまざまなユーザーが属しているため、自社の採用ニーズにあわせて探すことができます。
Facebookは、実名登録で世界中の人と繋がれるSNSプラットフォームです。国内アクティブユーザー数は2,600万人(2019年7月)にのぼります。実名登録という信頼性の高さから企業の活用もメジャーになっており、とくに40代以降のユーザーが活発に活用している印象が強いです。
40〜60代の採用活動に向いており、企業情報の発信やリアルタイムイベントの投稿、他SNSと連携させてアピールしていくことができます。また、採用広告を出したい場合、Facebookは出稿ターゲットを細かく設定できるためおすすめです。
Instagramは、写真や動画のようなヴィジュアル情報がメインのSNS媒体です。国内アクティブユーザー数は3,300万人 (2019年6月)にのぼります。
女性ユーザーの割合が多く、ファッションやフードのように写真映えするような投稿が人気を集めています。Instagramアカウントを運用する際は、採用情報など発信内容の重要性はもちろんですが、視覚的に楽しめるよう意識した投稿が大切になります。BtoCの商材を扱っている企業や、若手女性をターゲットに採用活動をしたいと考える企業に最適のSNS媒体です。
SNS採用の活用事例
SNS採用の活用事例を4社紹介します。自社の取り組みと比較しながら、参考にしてみてください。
楽天グループ株式会社
1社目は、通販や金融などさまざまな事業を手がけている楽天グループ株式会社です。
同社はX(Twitter)を活用した採用活動を行っており、グループ全体の採用情報をこまめに発信しています。新卒用・中途用や職種別にもアカウントを作成しており、キャッチ―で読みやすい投稿が特徴的です。
特に会社への理解を深められるような「決算情報」「会社理念」「社内の取り組み」といった発信も多く、フォローしておけばいち早く採用情報や会社情報を手に入れることができそうです。
参考:楽天グループ株式会社
株式会社サイバーエージェント
2社目は、IT事業で認知度の高い株式会社サイバーエージェントです。
X(Twitter)を活用したSNS採用で、毎年多くのフォロワーを集めています。採用イベントの告知やインタビュー記事の紹介、イベントレポートまで情報がぎっしりと詰まっており、見ごたえのある記事が多く発信されています。
同社のように、外部ページのPV(閲覧数)を集めるためにSNSを活用する方法は真似しやすく、効果も出やすいためおすすめです。
三井住友カード株式会社
3社目は、三井住友グループの三井住友カード株式会社です。同社は新卒向けのInstagramを運用しており、内定者をピックアップしたフィード投稿が特徴的です。
新卒内定を狙う学生たちは、いろいろな会社を比較して自分に合う会社を探しています。内定者という社会人の中でも自分たちに一番近い存在のインタビューは強い興味を引く内容として非常に魅力的です。
参考:三井住友カード株式会社
DMMグループ
4社目は、動画やアニメなど60種類以上の事業を展開しているDMMグループです。
YouTubeで採用チャンネルを開設しており、現場の社員が登壇し、リアルな情報を届けるコンテンツを配信しています。執行役員や部長のように普段の生活では話を聞くことができないような人材のインタビューも盛り込まれているため、さまざまな会社を知ることができます。
動画なので、写真よりも情報量を多く発信でき、入社後のミスマッチを減らす働きも期待できるでしょう。
参考:合同会社DMM.com
SNS採用の上手な活用方法のコツ
SNS採用を活用するコツは3つあります。実際にアカウントを作成する前に、媒体選定やペルソナ設定をしておくことが重要です。選定の仕方やコンテンツ作成の方法を解説していきます。
自社の採用ペルソナにあった媒体を選定する
SNSは媒体ごとにメインユーザーの属性が異なるため、まずは自社の採用ターゲット・ペルソナを設定し、そのうえで適切な媒体を選定することが重要です。たとえばInstagramなら、10代〜20代の若年層が多い媒体になるため、新卒採用や若手の未経験採用などに向いています。年齢・性別・課題・ニーズなどを踏まえて活用する媒体を選びましょう。
社風やカルチャーがわかるコンテンツを作成
ユーザーがSNSを通して会社を知る際にもっとも重視しているのは、会社の社風やカルチャーを知ることです。採用ホームページでは伝わりきらないリアルな姿を届けることを意識してコンテンツを作成しましょう。社内イベントや普段のランチの様子などSNSだからこそ発信できる内容を投稿するのがおすすめです。
更新頻度を一定に保つ
SNSの更新は一定の頻度を守り、常に最新の情報を発信することが大切です。放置されたアカウントはネガティブな印象を与える可能性もあるため、毎週〇曜日や毎週2回のように頻度を固定して更新し続けるようにしてください。事前準備として更新するスケジュールを決め、担当スタッフを振り分けておくとスムーズに進められます。
タイミーでも採用でSNSを活用
実は当社「Timee(タイミー)」でも採用活動でX(Twitter)を活用しています。公式アカウントの運用や代表自らが投稿することで着実にフォロワーを増やしており、新卒採用などに役立てています。
投稿内容は、社長が一日部署体験を行ったり、誕生日祝いの様子だったり、堅苦しい就活情報だけではない点も特徴的です。社内の様子が身近に感じられるような投稿もあるため、SNSを通して当社に興味を持ってくれる学生も獲得できています。
まとめ
SNS採用は、どのメディアで何を発信するかによって大きく効果が異なります。「このSNSで発信すれば必ず効果が出る」というものがないからこそ、自社のターゲット・ペルソナにあった媒体を選ぶことが重要です。
まだSNS採用に着手していない企業は、ぜひ本記事を参考にはじめてみてはいかがでしょうか?成功事例として掲載した会社の方法を参考にしながら、オリジナリティのある採用アカウント作成・運用をはじめてみてください。
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