Instagram採用とは?向いている企業やメリット、成功事例を解説!
こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。
最近ではSNSを日常的に使用する方も多く、若者を中心に圧倒的シェアを誇るInstagram(インスタグラム)を活用して採用活動を行う企業が増えていることをご存じでしょうか?
しかし導入方法や採用に活かす方法が分からなかったり、Instagramの特徴やメリットを押さえていなかったりする採用担当者も多いでしょう。
このためInstagram採用の具体的な事例や特徴について、事前に理解しておくことが大切です。
本記事ではInstagram採用の特徴や向いている企業を紹介し、メリットや成功事例を詳しく解説します。
目次[非表示]
- 1.採用とは?
- 2.Instagram採用のメリット
- 2.1.企業の魅力を視覚的にアピールできる
- 2.2.求人のミスマッチを減らせる
- 2.3.採用コストの削減ができる
- 3.Instagram採用のデメリット
- 4.Instagram採用の運用のポイントとは?
- 4.1.ターゲット層を明確にする
- 4.2.会社の雰囲気をイメージしやすい投稿を心がける
- 4.3.ストーリーズ/リールも活用する
- 5.Instagram採用の成功事例
- 5.1.サイバーエージェント新卒採用【公式】
- 5.2.三井住友カード株式会社 (新卒採用アカウント)
- 5.3.株式会社ONE【新卒・中途採用】公式】
- 5.4.JALスカイ採用
- 5.5.アダストリア新卒採用担当
- 6.まとめ
採用とは?
企業の採用で利用されるInstagramとはどのようなSNSなのでしょうか?まずはInstagramの基礎知識や特徴について紹介し、ユーザーなど他のSNSとの違いについても解説します。是非参考にご覧ください。
Instagramのユーザー数・年齢層
Instagramは著名人・有名人やインフルエンサーと呼ばれる影響力のあるユーザーも数多く利用しているSNSで、利用者は年々増加傾向にあります。
運用元のMeta社(旧Facebook社)の国内利用者数調査では、月間あたりの利用者数を示すMAU(Monthly Active Users)は2019年3月時点で3,300万人を突破しています。
また、総務省の調査によると、年齢層ごとのInstagram利用率は以下のように発表されています。
年代 |
利用率 |
10代 |
69.0% |
20代 |
68.1% |
30代 |
55.6% |
40代 |
38.7% |
50代 |
30.3% |
60代 |
13.8% |
参考:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
10〜30代における利用率が圧倒的に高いことが分かります。
この世代は多くの企業が採用活動において求める層と一致することから、新卒採用と併せて中途採用でもInstagramの利用が有効といわれています。
X(Twitter)、Facebook、YouTubeとの違い
SNSを採用に利用する際、Instagramとその他のSNSの違いについて知っておく必要があります。ここではX(Twitter)・Facebook・YouTubeとの違いについてご紹介します。
[ Instagram ]国内月間利用者数 : 約3,300万人
メインユーザーは10〜30代の企業が採用を求める世代が多く、画像やリール(短編動画)を利用した視覚的な訴求が可能です。
[ X ]国内月間利用者数 : 約4,500万人
10〜20代と若者のユーザーが多いXは、情報の拡散性が高くトレンドなどの情報収集に優れたツールといえます。
[ Facebook ]国内月間利用者数 : 約2,600万人
基本的に実名で利用するタイプのSNSです。若年層のユーザーは減少傾向にあります。
[ YouTube ]国内月間利用者数 : 7,000万人
自社の商品・サービスを紹介するなど企業のマーケティングに利用することも可能です。動画の構成、撮影、編集など作業に手間がかかる傾向があります。
Instagram採用のメリット
新規採用のターゲット層となる20代が多く利用するInstagramですが、Instagram採用を行うと具体的にどういったメリットを得られるのでしょうか。考えられるメリットは以下のとおりです。
- 企業の魅力を視覚的にアピールできる
- 求人のミスマッチを減らせる
- 採用コストの削減ができる
以下では、Instagramを採用に活用する際のメリットについて詳しく紹介します。
企業の魅力を視覚的にアピールできる
社内の雰囲気や社員の人柄などの情報は、企業情報だけでは上手く伝わらないケースも多いでしょう。
Instagramはリールと呼ばれる短い動画を投稿できます。そのため職場の様子を投稿し、企業が持つ魅力を視覚的にアピールすることで採用ブランディングにつながります。
求人のミスマッチを減らせる
Instagramは社内風景や社員のインタビューを投稿できるため、実際の企業イメージが伝わりやすくなります。これにより採用後の早期離職の原因となる求人のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。
採用コストの削減ができる
Instagramの企業アカウントは無料で利用できるため、Instagramを通じた問い合わせで採用が決まった場合、本来必要な広告など求人にかかる採用コストを大幅に削減することが可能になります。
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Instagram採用のデメリット
Instagram採用にはメリット以外にデメリットも存在します。採用でSNSを活用する際には注意すべきポイントがあるため、導入を始める前にどのようなデメリットがあるのかを事前に確認しておきましょう。
継続的に運用する必要性がある
Instagramは投稿後すぐに効果があるわけではないため、定期的に更新しフォロワーを増やすことが大切です。
求職者の興味を引くコンテンツ・情報を継続的に発信し、長期的な視点で採用活動を行う必要があります。
運用方法や投稿内容によっては企業のイメージを下げる可能性
Instagramを更新せず放置していたり、コメントに対応しない場合「適当な会社」などといった印象を与え、企業のマイナスイメージにつながる可能性があります。
また、多くの人が見るメディアでは投稿内容が炎上やトラブルの原因となる場合があるため、内容チェックを忘れずに行いましょう。
コンテンツ制作に人的コストがかかる
企業でInstagramを運用する場合、企画・撮影・投稿文の作成などコンテンツ制作に人的コストが発生します。
また、フォロワーを増やすために継続的に投稿する必要があるため、担当者を決めるか数人でチームを作り担当することをおすすめします。
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Instagram採用の運用のポイントとは?
Instagram採用の運用のポイントは、以下の3つです。
- ターゲット層を明確にする
- 会社の雰囲気をイメージしやすい投稿を心がける
- ストーリーズ/リールも活用する
下記にて、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ターゲット層を明確にする
まずはどのような人材を採用したいのか、求職者の中からターゲット層を明確にする必要があります。
具体的には求めるスキルや価値観、年齢や性格などいくつかの項目を用意するとよいでしょう。
企業が採用すべき人材が決まれば、提供する内容・情報を整理しアプローチできるため媒体効果も高まります。
実際に働いている社員の部署ごとにリサーチし、必要な人材を決めてからInstagram採用に取り組んでみましょう。
会社の雰囲気をイメージしやすい投稿を心がける
新たな就職先を探す求職者は、企業情報はもちろん社内の雰囲気や従業員の人柄などテキストでは分からない「実際の情報」を求める傾向があります。
例えば普段のオフィス風景・スタッフ紹介・業務中の画像・社内イベントの様子など企業の雰囲気をイメージしやすい投稿がおすすめです。
ただし、必要以上に普段とかけ離れたシーンを投稿すると、入社後のミスマッチに繋がるケースもあるため注意する必要があります。
また検索ニーズにマッチした#(ハッシュタグ)を加えると、より多くのユーザーにアプローチすることもできますので検討してみましょう。
ストーリーズ/リールも活用する
Instagramには効果的な演出が可能なツールも用意されています。
- ストーリーズ:24時間限定で写真・動画を表示する機能ですが、ハイライト機能を利用してプロフィールページ上で継続して表示することも可能です。
- リール:一定の秒数(15・30・60秒間)を指定し短編動画を投稿できる機能で、BGM・ARカメラを駆使した編集が行えます。
これらの機能は表示時間が短いため、社内イベントや社員のやり取りなど少しコミカルに演出するとアットホームな雰囲気が伝わります。
他にもアンケートなどの機能を追加できるため、求職者のニーズや悩みを把握するなどの用途に利用できます。
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Instagram採用の成功事例
Instagram採用を実際に行っている企業は、採用の取り組みや求職者へのアプローチなど、どのように活用しているのでしょうか?
ここではInstagram掲載時の特徴や、採用の成功事例について5つご紹介します。
サイバーエージェント新卒採用【公式】
画像引用:サイバーエージェント新卒採用【公式】
ネット配信「AbemaTV」や広告事業を展開する株式会社サイバーエージェントでは、新卒の方を対象とした就活情報を発信しています。
内定者の選考時の体験談や、事業部・スタッフの紹介など就活に役立つ動画コンテンツを提供しています。
動画はおもにスマートフォンを利用し撮影されていて、それぞれのコンテンツは制作の手間も少ないため、他社も取り組みやすい内容といえるでしょう。
他にもジャンル別にハッシュタグを使い分けることで、目的の情報に辿り着きやすくする工夫も人気を集めています。
三井住友カード株式会社 (新卒採用アカウント)
クレジットカードを取り扱う三井住友カード株式会社では、新卒向けのInstagram採用コンテンツを提供しています。
おもに社員へのインタビューや社内の雰囲気、求職者へのアドバイスなど就活時に役立つ情報を発信しているのが特徴です。
就活に関する情報に興味・関心のあるユーザーを対象にしているため、シンプルな情報コンテンツとして利用しやすいInstagramアカウントといえるでしょう。
株式会社ONE【新卒・中途採用】公式】
画像引用:株式会社ONE【新卒・中途採用】公式
株式会社ONEは人材派遣、Webマーケティングを扱う企業で、Instagram採用を展開しています。
社員のインタビューや説明会など会社情報と併せて、オフィス周辺のスポット紹介や会社制度の紹介などを投稿しInstagramを介した応募・採用に成功しています。
アイキャッチやデザインが工夫された投稿が多く、ストーリーズでユーザーの興味・関心を引くなど着実にフォロワーを増やしています。
JALスカイ採用
画像引用:JALスカイ採用
日本の大手航空会社JALグループに属し、空港運営業者を請け負う株式会社JALスカイでは、採用情報と併せて社員の仕事のレポートやインタビューなどの情報を発信しています。
通常の求人広告では掲載されていない空港設備の紹介や航空券を発券する際の業務内容など、Instagram限定の情報も得られるため、求職者はフォローする価値があるといえるでしょう。
さらにイベント開催時の様子も投稿されているため、JALスカイの社員や業務を身近に感じられ、就職意欲を高める有効なコンテンツといえます。
アダストリア新卒採用担当
画像引用:アダストリア新卒採用担当
カジュアル衣料品、雑貨をメインに扱うSPA(specialty store retailer of private label apparel)ブランドを展開する株式会社アダストリアのInstagram採用アカウントです。
社内の雰囲気や仕事風景、社員を取り上げた投稿が多くおしゃれな社風が伝わる内容です。
また、企業の具体的な成長戦略やES(エントリーシート)の書き方講座などアパレル業界に関心のある求職者にとって有益な情報が多く、順調にフォロワー数を増やしています。
アパレル業界ならではのビジュアルによる訴求以外にも、有用な情報コンテンツとして効果的に運営されていることが人気の理由といえるでしょう。
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まとめ
今回は、Instagram採用の特徴や向いている企業の紹介、メリットや成功事例を解説しました。
Instagramは新卒の求職者が多く、採用に向けた情報コンテンツを扱う企業が増えています。
求職者が必要とする「就活に必要な情報」を効率よく提供する際には、Instagramは効果的であることがご理解いただけたのではないでしょうか?
普段利用しているInstagramから情報を得ることが可能なため、気軽にInstagram採用募集に取り組んでいきましょう。
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企業の求人広告では、ユーザーの嗜好や興味・関心に合わせたマーケティングを行うことが大切です。広告を掲載すべきタイミングや予算をもとに、具体的な採用計画を立てることから始めてみましょう。
しかしマーケティングリサーチやコンテンツ制作には時間や手間がかかるため、思うように採用活動が進まないケースもあるでしょう。
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