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事例あり!採用パンフレットの内容や表紙デザインはどうすればいい?

こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。

採用パンフレットは、採用活動を実施する上で欠かせない、企業が自社をアピールするためのツールです。本記事では、採用パンフレットの内容や表紙のデザイン作成方法を解説します。

記事を読むと、おしゃれなものや面白味のある採用パンフレットの事例も紹介しています。次の採用に向けて作成を考えている採用担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次[非表示]

  1. 1.採用パンフレットとは
  2. 2.採用パンフレットの活用シーン
    1. 2.1.大学のキャリアセンター
    2. 2.2.ジョブフェアやキャリアイベント
    3. 2.3.会社説明会
    4. 2.4.インターンシップ
    5. 2.5.オンラインリクルーティング
    6. 2.6.採用面接
    7. 2.7.パートナーシップイベント
    8. 2.8.社内リファラル
    9. 2.9.メール応募者へのフォローアップ
    10. 2.10.業界団体の会議やネットワーキングイベント
  3. 3.採用パンフレットの種類
  4. 4.採用パンフレットを作成する効果・メリット
    1. 4.1.自社を知ってもらうきっかけになる
    2. 4.2.志望度醸成につながる
    3. 4.3.リマインド効果がある
  5. 5.採用パンフレットに入れるべき内容
    1. 5.1.企業の概要・事業内容
    2. 5.2.理念やビジョン
    3. 5.3.採用情報
    4. 5.4.社員の声・インタビュー記事
    5. 5.5.求職者へのメッセージ
  6. 6.採用パンフレットを作成する際のポイント
    1. 6.1.ターゲットや目的を明確化する
    2. 6.2.求職者が知りたい内容をリサーチして入れ込む
    3. 6.3.デザインにもこだわる
    4. 6.4.PDCAを回しながら定期的に作り直す
  7. 7.採用パンフレットを作成する方法
    1. 7.1.プリントサービスを活用して自社内で制作する
    2. 7.2.制作会社に依頼する
    3. 7.3.テンプレートが豊富なCanvaを活用する
  8. 8.おしゃれな採用パンフレットや面白い採用パンフレットを作成した企業の事例
    1. 8.1.ライオン株式会社
    2. 8.2.キンキ道路株式会社
  9. 9.まとめ

採用パンフレットとは

採用パンフレットとは、企業が採用を実施するに当たり自社のことを知ってもらうためのツールです。内容は会社によってさまざまなものがあります。

採用パンフレットを配布するのは、マーケティング手法のAIDMAの法則(認知・興味・欲求・記憶・行動)でいうところの「学生や求職者に認知・興味を持ってもらう」段階です。

資料請求を行っている学生や求職者には、採用パンフレットで自社に興味を持ってもらう必要があります。採用パンフレットには、受け取った側の手元に残るというメリットがあります。


採用パンフレットの活用シーン

採用パンフレットは、自社の魅力などを学生や求職者に伝える説明用のツールです。採用パンフレットを有効活用できるシーンには、以下があげられます。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターは、学生の就職支援をしている専門機関であり学生が気軽に利用できる場所です。

学生は無料で利用できるので、就職活動の情報収集をしている学生をピンポイントで採用パンフレットのターゲットにできます。

ジョブフェアやキャリアイベント

ジョブフェアは就職フェアなどと呼ばれ、1つの会場に複数の企業が求人ブースを設けているため、多くの学生がやってきます。

キャリアイベントでは、企業は就職活動をしている学生との対話・セミナー・交流会を実施します。

ジョブフェアやキャリアイベントでは、採用パンフレットを活用しやすいです。

会社説明会

会社説明会は、自社が開催するため採用パンフレット活用における自由度が高いです。当日に配布するのはもちろんのこと、事前に出席者に郵送して採用パンフレットを読んでおいてもらう方法もあります。

会社説明会は、採用パンフレットを利用して企業情報を詳しく知ってもらえるイベントです。

インターンシップ

株式会社マイナビ「2023年卒大学生 広報活動開始前の活動調査」によると、就業体験のインターンシップには82.6%もの学生が参加しています。

就職活動に積極的な参加型の学生に対し、採用パンフレットは企業情報とともに採用機会を示す良い機会です。

参考:株式会社マイナビ「2023年卒大学生 広報活動開始前の活動調査

オンラインリクルーティング

近年はオンラインでの就職活動が増えています。オンラインリクルーティングとは、学生や求職者が求人採用にオンラインでエントリーする手法です。

企業は、自社の求人サイトなどにデジタル形式で求人パンフレットなどを設置して、希望者は好きなタイミングでダウンロードできます。

採用面接

採用面接は、求人を採用する一般的な方法です。面接時に採用パンフレットを提示して、言葉で表現しづらい部分を視覚的にサポートできます。自社の情報をより深く知ってもらうことができます。

内定者をフォローする意図で採用パンフレットを利用するのも1つの方法です。

パートナーシップイベント

就職支援として実施されるパートナーシップイベントには、さまざまな形態があります。
団体間での実施・企業と共催・大学同士でのネットワークを利用するものなどです。

企業としては、イベント情報を把握していればパートナーシップイベントで採用パンフレットを配布できます。

社内リファラル

社内リファラルとは、紹介や推薦による形式で人手不足を補う手段です。自社の社員に採用パンフレットを渡しておけば、信頼度の高い友人や知人を紹介してもらうときに利用できます。

メール応募者へのフォローアップ

メール応募者へのフォローアップをする場合には、学生や求職者へのメールに採用パンフレットのデジタル版を添付することができます。

フォローアップメールでは、応募への感謝とともに今後のスケジュールも伝えるようにしましょう。

業界団体の会議やネットワーキングイベント

業界団体の会議やネットワーキングイベントでは、専門的な意見を有する方や同じ興味を持つ方が集まっています。

この会議やイベントで専門家や応募者に採用パンフレットを配布できれば、自社の魅力を幅広く伝えることができます。

企業は、以上に述べたシーン採用パンフレットの活用シーンを通して、優秀な人材を集めるようにしましょう。

採用戦略についてさらに詳しく知りたい方は「採用戦略とは?立て方・フレームワーク・事例を詳しく解説!」の記事もあわせてチェックしてみてください。

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採用パンフレットの種類

採用パンフレットの種類には、大きく分けて次の3つがあります。

  • リーフレットタイプ
  • 冊子タイプ
  • 変形タイプ

リーフレットタイプには、さらに片面と両面の2つのタイプがあります。チラシ形式で1枚ですぐに見られるのがメリットです。QRコードを入れれば、スマートフォンから自社の求人情報を見てもらえます。

冊子タイプは、情報量が多いことがメリットです。多くの情報を伝えたい企業に向いています。インタビュー記事などを掲載して、他社と差別化を図ることができます。

変形タイプとは、自社製品をイメージさせる形状や、開くと飛び出す仕掛けなどユニークな工夫を凝らしたスタイルのパンフレットです。学生や求職者に独自性をアピールすることが可能です。

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採用パンフレットを作成する効果・メリット

採用パンフレットを作成する効果・メリットは、次の3つです。

  • 自社を知ってもらうきっかけになる
  • 志望度醸成につながる
  • リマインド効果がある

効果とメリットを十分理解した上で採用パンフレットを作成しましょう。

自社を知ってもらうきっかけになる

合同での会社説明会や就職活動のセミナーで採用パンフレットを配布すれば、自社を知ってもらうきっかけになります。説明会やセミナーには、多くの学生や求職者が参加しているため、採用パンフレットの配布は有効な手段です。

採用パンフレットを配布すると、会社の認知度が拡大します。採用パンフレットの内容が優れていれば、自社のイメージアップ戦略としても利用できます。

秀逸な採用パンフレットは、学生や求職者が手元に残すため、作成するメリットは大きいといえるでしょう。

志望度醸成につながる

企業の魅力が伝わる採用パンフレットは、自社の志望度醸成にもなり、ひいては入社意欲の向上にもつながる可能性があります。

そのためには、魅力的な採用パンフレットを作成し、自社ならではの独自性をPRする必要があります。

魅力的な採用パンフレットの作成が、志望度醸成につながるのは大きなメリットです。逆に採用パンフレットの内容が、学生や求職者の期待度を下回ると、企業にとって求人活動の成果にはつながらないでしょう。

リマインド効果がある

採用パンフレットの作成には、リマインド効果があります。採用パンフレットが手元に残ることで、渡した後でも読み返してもらえるためです。

魅力的な採用パンフレットであれば、パソコンやスマートフォンを使用して企業の求人サイトを閲覧することなく、すぐに見返すことができる効果が期待できるでしょう。

リーフレットなどの形で手元に残れば、何度も見返すうちに親近感が高まり、好感度もアップする可能性があります。「ザイオンス効果」と呼ばれる、心理的な良い傾向が期待できます。

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採用パンフレットに入れるべき内容

以下では魅力ある採用パンフレットを作成するために、入れるべき内容を確認していきましょう。

企業の概要・事業内容

採用パンフレットの1番の目的は、自社を知ってもらうことです。そのためには、企業概要や事業の内容を掲載する必要があります。

具体的には、下記の内容を入れておくと良いでしょう。

  • 企業の沿革(創業から年数が少ない場合は、事業展開など)
  • 企業概要
  • 社長からのメッセージ
  • 各部門ごとの事業内容など

文字数にも限りがあるので、コンパクトに分かりやすくまとめましょう。

理念やビジョン

企業の理念やビジョンは入れておくべきです。長きにわたって働く会社の企業理念や今後の展開を示すビジョンを伝えるようにしましょう。

理念やビジョンを伝えておかないと、学生や求職者が「思っていた企業イメージと違う」と感じるかもしれません。今後の展望などを示すことで企業の意気込みが伝われば、アピールになります。

採用情報

採用パンフレットなので、採用情報の記載は必須といえるでしょう。学生や求職者が聞きづらい、給与などの待遇面や福利厚生制度も入れておきたい内容です。社員がキャリアアップした事例などがあれば、独自性が発揮できます。

福利厚生施設や施設利用費の助成制度などは、他社との差別化につながるため、写真やグラフなどで施設の外観や利用状況が分かるようにしましょう。

社員の声・インタビュー記事

社員の声が紹介されていれば、親しみやすい採用パンフレットになります。インタビュー記事だと、興味を持って読み進める方も多いでしょう。

社員の声は、ライティングに当たって一定の文章力が必要です。さらに、インタビュー記事には、文章力にとどまらずインタビューされる方の良さを引き出すことも重要です。

求職者へのメッセージ

社長をはじめとして経営陣や社員から、求職者に向けてのメッセージがあれば、入社への意欲が高まる一定の効果があります。

テンプレートにあるものでなく、自身のエピソードや体験談が添えてあれば、読んだ後も内容が頭に残ります。紙面の制限があるので、QRコードなどから動画を視聴できるよう工夫されてはいかがでしょうか。

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採用パンフレットを作成する際のポイント

採用パンフレットを作成する際のポイントは、以下の4つです。

  • ターゲットや目的を明確化する
  • 求職者が知りたい内容をリサーチして入れ込む
  • デザインにもこだわる
  • PDCAを回しながら定期的に作り直す

ターゲットや目的を明確化する

採用パンフレットを作成する際には、まず企業として採用ターゲットや目的を明確にしておく必要があります。明確でないと、担当者それぞれの判断が採用活動に反映され、一貫性がなくなるためです。

人材の採用においては、ターゲットや目的の明確化が必要です。

明確化の方法について知りたい場合は、「採用ペルソナとは?ペルソナ設定方法や人材採用への活用方法を解説!」の記事もあわせてチェックしてみてください。

求職者が知りたい内容をリサーチして入れ込む

採用パンフレットの作成では、求職者が知りたい内容をリサーチして記載することが重要です。求職者が知りたいことが少なければ、読んでもらえないからです。

求職者が知りたい内容を入れて訴求することが、採用パンフレット作成の目標でもあります。

日頃から、求職者が何を求めているかについて意識し、リサーチしておきましょう。

デザインにもこだわる

デザインが大切なのは、メラビアンの法則でコミュニケーションでの視覚情報の影響力は55%と大きいことからも分かります。

視覚に訴えるためには、採用パンフレットデザインにこだわる必要があります。他社と異なる形にすることや材質にこだわってみるのも大切です。

自社らしい色合いを使う工夫もしてみましょう。

PDCAを回しながら定期的に作り直す

採用パンフレットを作成し続ける中で、パンフレットを渡した学生や求職者からのフィードバックを受けるユーザーフィードバックは、またとない機会です。

PDCAを回しながら、生じた問題への対策と改善を実施して定期的に作り直すことが大切です。一度作って終わりではなく、ブラッシュアップしていきましょう。


採用パンフレットを作成する方法

採用パンフレットを作成するには、自社制作・制作会社への依頼・Canvaの活用などの方法があります。

プリントサービスを活用して自社内で制作する

デザイン作成や文字入稿から印刷発注までの全てを、Web上で完結させることをオンラインプリントサービスといいます。

プリントサービスは手軽に利用でき、費用を抑えることも可能です。自社に製本できる複合機があれば、印刷発注は外注せず、手早く印刷することもできます。

一般的には、テンプレートからのデザイン作成となるため、オリジナルの採用パンフレットにならないのはデメリットです。

制作会社に依頼する

自社に採用パンフレットに関するノウハウが全くなければ、制作会社に依頼することもおすすめです。ノウハウがあっても、自社の企業ブランディングに力を入れたいときには、プロの視点から作成してもらえます。

印刷や加工段階での選択肢は多く、第三者目線から客観的に見てもらえる点はメリットです。ある程度の出費がかかるので、費用対効果から導入を検討してみましょう。

テンプレートが豊富なCanvaを活用する

Canvaは無料で使えるオンラインのビジュアルツールキットを集めたプラットフォームです。さまざまな用途で利用できるテンプレートが豊富なため、活用を検討してみてもいいでしょう。操作も次の通り比較的簡単です。

  • 「デザインを作成」の中から「チラシ」を選択(A4で作成する場合)
  • テンプレートから「採用パンフレット」と検索

わずかこれだけで多くのテンプレートを見つけることができるので、Canvaの活用も検討してみてはいかがでしょうか。


おしゃれな採用パンフレットや面白い採用パンフレットを作成した企業の事例

ライオン株式会社とキンキ道路株式会社の2つの企業から、採用パンフレットの事例を紹介します。

ライオン株式会社

ライオン株式会社の採用パンフレットは、おしゃれでありながらも機能性が高いパンフレットです。企業説明会の会場には、営業職向けと研究開発職向けの2冊のパンフレットが積まれています。

実は表の表紙が営業職向け、裏表紙が研究開発職向けでめくっていくと中身は同じで、1冊のパンフレットなのです。

参考:ライオン株式会社

キンキ道路株式会社

キンキ道路株式会社の採用パンフレットは、直球勝負でなにわ建設マンからの熱い想いを就活生に届ける面白い採用パンフレットです。

伝統的な和紙に筆文字でダイレクトなメッセージが書かれています。ファーストビューで就活生の心を捉えており、内容的にも社員のSNS風のメッセージを数多く掲載することで、若い世代に向けた親しみやすさや面白味を加えています。

参考:キンキ道路株式会社


まとめ

社員のインタビュー記事などを記載すると、魅力的なパンフレットになりやすいです。

学生や求職者の視覚に訴える意味でも、採用パンフレットのデザインにはこだわった方がいいでしょう。

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