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応募者に注目されやすい職種名の書き方とは?職種と業種の違い・具体的な書き方も紹介

こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。

職種名とは、求人票に記載する仕事の名称です。どのように職種名を書くと応募者の目にとまりやすいか、思案している人も多いのではないでしょうか。

この記事では、職種と業種の違い、職種名の種類、具体的な書き方などを解説します。職種名を書く際の注意点も紹介するため、採用活動にお役立てください。

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目次[非表示]

  1. 1.職種名と業種名との違いとは
  2. 2.職種名・総合職・一般職との違いとは
  3. 3.求人票で職種名が重視される理由
    1. 3.1.検索キーワードに使われるため
    2. 3.2.求人票のトップに記載されるため
  4. 4.応募者に注目されやすい職種名の書き方
    1. 4.1.専門用語を避ける
    2. 4.2.具体的に書く
    3. 4.3.応募したくなる魅力も書く
  5. 5.職種名の種類
    1. 5.1.厚生労働省による分類
    2. 5.2.各求人サイトによる分類
  6. 6.職種名の書き方
    1. 6.1.1.事務系
    2. 6.2.2.技術系
    3. 6.3.3.営業系
    4. 6.4.4.専門系
    5. 6.5.5.接客・サポート系
  7. 7.職種名を書く際の注意点
    1. 7.1.複数の職種を記載しない
    2. 7.2.職種名欄に仕事内容を入れすぎないようにする
    3. 7.3.差別表現に注意する
  8. 8.まとめ

職種名と業種名との違いとは

職種名とは、採用された応募者が企業で担当する役割を表す言葉です。職種名を聞くと、入社後どのような働き方をするかおおまかにイメージできます。例えば、「営業職(営業スタッフ)」「事務職」「研究職」「開発職」などは、職種名です。

一方、業種名は企業の事業領域を表す言葉です。「メーカー」「IT」などは業種名です。一般的に、仕事を説明する際は業種名と職種名の組み合わせで表現します。例えば「メーカー勤務の営業職」「IT企業で働くシステムエンジニア」などと記載すると、応募者は業務内容をより具体的にイメージできます。

職種名・総合職・一般職との違いとは

総合職や一般職は職種名ではありません。総合職や一般職とは、働き方を表現する言葉です。総合職は、将来的に管理職や経営層を目指す人の働き方です。総合職として入社した人は、異動しつつさまざまな職種を経験します。例えば技術職の総合職なら、研究・開発・製造・品質管理・設計などの部門を回り、幅広い知識と経験を養います。

一般職は、総合職をサポートする立場です。書類作成、来客対応、備品管理などに従事し、異動の頻度は総合職と比較すると少ない傾向があります。

求人票で職種名が重視される理由

求人票の職種名は、応募者数を左右します。求人票で職種名が重視される理由を解説します。

検索キーワードに使われるため

職種名は仕事内容が反映されており、応募の際に注目される箇所です。検索エンジンや求人サイトを利用する際に職種名で検索をかける人が多いため、検索されやすい職種名を設定しましょう。

2017年に厚生労働省山形労働局が発表した資料によると、応募者がもっとも重要視する求人票の項目は「仕事の内容」でした。複数回答可の条件において、回答数の18.4%を占めました。

※参考:県内ハローワーク利用者に対するアンケート調査を実施 ~応募にあたり最も重要視する求人票の項目は「仕事の内容」~|厚生労働省山形労働局

求人票のトップに記載されるため

求人サイトによっても異なりますが、求人票の職種名を、太字や大きなフォントで目立たせる傾向が見られます。求人サイトには多くの求人票が並んでおり、職種名を間違えてしまうとターゲットに認識してもらえません。職種名でターゲットの興味を引き、求人票の詳細を読んでもらいましょう。

応募者に注目されやすい職種名の書き方

職種名には、わかりやすく、魅力が伝わる書き方が求められます。応募者に注目されやすい職種名の書き方を紹介します。

専門用語を避ける

専門用語や企業特有の用語が混じっていると、応募者が仕事内容を想像できません。また、多くの求人サイトでは、「職種名検索」を採用しています。応募者が検索しそうな言葉を含み、一般的に使われているシンプルな職種名を設定しましょう。

具体的に書く

他の求人票と差別化できるよう、具体的な説明を盛り込みましょう。「営業職」「事務職」のみでは応募者の興味を引くことは困難です。具体的に書くほど、求める人材にアピールできます。

例えば「飲料品のルート営業」「家具メーカーの事務職」などの表現が望まれます。検索されやすさを重視して表現を考えましょう。

応募したくなる魅力も書く

応募したくなる表現には「残業なし」「未経験者歓迎」「リモートワーク推奨」「資格取得応援」などがあげられます。

ただし「応募者全員に商品券をプレゼント」など、仕事とは関係のない内容は避けましょう。求人サイトによってはペナルティを受ける場合もあるため注意してください。

職種名の種類

職種名は、厚生労働省が設定したものと、求人サイト独自に設定されたものの2種類に分けられます。職種名の種類を解説します。

厚生労働省による分類

厚生労働省による分類は、ハローワークで採用されています。厚生労働省は、世の中の状況を踏まえて適時職種の分類を改訂しています。近年では2022年4月に改訂され、大分類は15項目、中項目は99個、小項目は440個に分けられました。

改定では、応募者とのマッチングも考慮され、大分類項目中分類項目の職種名が見直されています。ています。例えば、かつて大項目であった「専門的・技術的職業」が「研究・技術の職業」「法務・経営・文化芸術等の専門的職業」「医療・看護・保健の職業」「保育・教育の職業」「福祉・介護の職業」に細分化されています。

※参考:厚生労働省編 職業分類改定のお知らせ|厚生労働省

各求人サイトによる分類

ハローワーク以外の求人サイトでは、独自の職種名も採用しています。「職種一覧」などのページを確認して、職種名を合わせましょう。

また、IT関連の職種が充実しているなど、求人サイトにより注力している分野は異なります。採用したい職種に強い求人サイトを選び、応募者に対する訴求力を高めることが重要です。

職種名の書き方

ターゲットが求めていそうな情報を職種名に記載すると、応募者への訴求力が高まります。事務系・技術系・営業系・専門系・接客やサポート系の5つに分け、職種名の具体的な書き方を解説します。

1.事務系

事務系の職種名には、部門と作業内容、応募にあたって必要な知識やスキルなどを記載しましょう。以下に例を示します。

  • 書類作成がメインの事務スタッフ、電話応対あり
  • 化粧品メーカーの営業事務、Word・Excelのスキル必須
  • 経理部門の事務スタッフ、伝票整理や来客対応などあり
  • 法務部門の事務スタッフ、秘書経験者歓迎
  • ITメーカーの事務スタッフ、帳票管理やデータ入力など
  • 不動産会社の一般事務、来客対応や簡単な手続きサポートあり

2.技術系

技術系の職種名には、製品や操作する装置、必要な技術などを記載しましょう。以下に例を示します。

  • 車メーカーの設備工
  • 鉄骨製品の製造スタッフ、穴あけ・切断・溶接など
  • 資材メーカーの製造スタッフ、品質管理・検査業務など
  • 設備管理の緊急対応員
  • ○○工場のライン作業(梱包)の管理スタッフ
  • ○○工場の保守・点検スタッフ
  • パン職人募集、正社員登用あり、未経験歓迎
  • プラスチック製品の製造スタッフ、詳細なマニュアルあり、未経験者活躍

3.営業系

営業系の職種名には、商材や、営業方法、営業の対象、ノルマの有無などを記載しましょう。以下に例を示します。

  • インテリア関連専門商社のルート営業、正社員への登用あり
  • 飲料品メーカーの法人営業スタッフ、主に既存顧客を担当
  • ウォーターサーバーメーカーの営業スタッフ、ノルマや飛び込みなし
  • 派遣会社の営業職、新規顧客開拓・既存顧客対応など
  • 「女性活躍」保険会社のお客様相談窓口スタッフ
  • パソコン関連メーカー、法人向け営業スタッフ

4.専門系

ここでの専門系とは、コンサルタントやWebデザイナーに加え、税理士など士業の仕事を対象としています。抽象的な表現にならないよう注意して職種名を設定しましょう。以下に例を示します。

  • 化粧品メーカーのWebサイトデザイン、完全リモート可
  • 「UIデザインのスキルがレベルアップする」Webデザイナー
  • IT関連、戦略コンサルタント募集、リモートOK
  • 税理士、書類作成・顧問先訪問・各種相談対応など
  • 常駐型社内SE、インフラ構築・運用・保守
  • Webアプリ開発のプロダクトマネージャー

5.接客・サポート系

接客・サポート系の職種名には、商材や接客方法、接客の対象などを記載しましょう。以下に例を示します。

  • カフェのホールスタッフ、オーダー・調理補助
  • アパレル販売スタッフ※個人ノルマなし
  • 販売スタッフ、ファッション・メイク・アパレル関連
  • ドーナツ店接客スタッフ、店内掃除・調理補助
  • デイサービスの送迎ドライバー
  • スーパーのレジ打ち※交通費一部支給あり

職種名を書く際の注意点

職種名を書く際の注意点を紹介します。求人票の一般的な書き方と、差別表現に注意しましょう。

複数の職種を記載しない

求人票には、1求人あたり、1職種・1勤務地が望ましいとされています。職種名には文字数が制限されており、複数の職種名を入れると具体的な説明をする余裕がなくなります。複数の職種を募集したいときは、別々に求人票を作成しましょう。以下に、修正例を示します。

  • 「営業企画」は、「営業」と「企画」にわける
  • 「ホールスタッフと簡単な事務」は、「ホールスタッフ」と「事務」にわける

職種名欄に仕事内容を入れすぎないようにする

仕事内容以外の情報は、職種名欄からできるだけ省きましょう。詳細は仕事内容の部分に記載してください。また、求人サイトによっても異なりますが、施設名や仕事内容そのものも避けましょう。以下に修正例を示します。

  • 「清掃」は「清掃スタッフ」に変更する
  • 「オフィスワーク」は「管理スタッフ」「事務スタッフ」などに変更する
  • 「時給 1,100円清掃スタッフ」は「清掃スタッフ」のみにして、時給は説明欄に記載する

差別表現に注意する

差別的な表現をすると、企業のモラルが疑われます。性別や年齢、人種などの表現に注意しましょう。

例えば「ウェイトレス」は「ホールスタッフ」、「カメラマン」は「撮影スタッフ」など、性別を問わない表現に変更します。「30歳以下歓迎」「若い人積極採用」など年齢を制限する表現も使用できません。事情がある場合は、「10~20kg程度の荷物を運ぶため、体力に自信がある人を募集」などの表現を説明欄に記載し、ミスマッチを避けましょう。

まとめ

職種名とは、仕事内容を表現する言葉です。採用したいターゲットに注目してもらえるよう、求人票の職種名には、わかりやすく魅力的な表現を心がけましょう。なお、希望に沿う人材をすぐに獲得したい企業には、タイミーがおすすめです。

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