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ソーシャルリクルーティングとは?メリット・デメリット、方法について解説

こんにちは。スキマバイト募集サービス「タイミー」ライターチームです。

「採用活動でソーシャルリクルーティングがいいという話を聞くけど、どういったメリットがあるの?」「ソーシャルリクルーティングってどうやって取り入れればいいの?」など疑問を抱える担当者の人も少なくないでしょう。

この記事では、ソーシャルリクルーティングの概要やメリット・デメリット、効果の出るソーシャルリクルーティングのやり方などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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目次[非表示]

  1. 1.ソーシャルリクルーティングとは?
  2. 2.ソーシャルリクルーティングとダイレクトリクルーティングの違い
  3. 3.ソーシャルリクルーティングのメリット
    1. 3.1.採用コストを削減できる
    2. 3.2.多くの採用候補者の目に触れやすい
    3. 3.3.自社に最適な人材を見つけやすい
  4. 4.ソーシャルリクルーティングを取り入れるデメリット
    1. 4.1.情報漏洩につながるケースもある
    2. 4.2.情報の信憑性が低い
    3. 4.3.定期的な更新が必要
    4. 4.4.炎上する可能性もある
  5. 5.効果のあるソーシャルリクルーティングのやり方
    1. 5.1.自社に合ったSNSを選ぶ
    2. 5.2.運用時のルールを決定しておく
    3. 5.3.SNSの反応を確認する
    4. 5.4.採用候補者とコミュニケーションをとる
  6. 6.ソーシャルリクルーティングにおすすめのSNS
    1. 6.1.LINE
    2. 6.2.Twitter
    3. 6.3.Instagram
    4. 6.4.Facebook
    5. 6.5.Linkedin
    6. 6.6.YOUTRUST
    7. 6.7.wantedly
    8. 6.8.YouTube
  7. 7.まとめ

ソーシャルリクルーティングとは?

ソーシャルリクルーティングとは、SNSを使用した採用手法のことです。近年、新たに出現した採用手法となります。今や、多くの人がSNSを利用しているという事実があります。そういった層にリーチすることで、SNSを使用している若年層をターゲットとした採用活動ができるはずというのがソーシャルリクルーティングの考え方です。つまり、新卒、第二新卒など若手を採用したい企業には取り入れやすい採用手法でしょう。

総務省の統計によれば、2020年のSNS利用率は20代で90%以上、30~40代で80%以上であることがわかっています。そのため、取り入れることで採用に役立つ可能性が高いとされています。

参考:令和2年通信利用動向調査ポイント|総務省

ソーシャルリクルーティングとダイレクトリクルーティングの違い

ソーシャルリクルーティングと似た言葉に「ダイレクトリクルーティング」というものがあります。これはどのような違いがある単語なのでしょうか。

ソーシャルリクルーティングはSNSを活用して採用につなげる方法です。一方で、ダイレクトリクルーティングとは、人材に直接声をかけ、コンタクトをとる採用手法のことを指します。つまり、ダイレクトリクルーティングという大きな括りの中に「ソーシャルリクルーティング」という手法が内包されます。

ソーシャルリクルーティングは「SNSを使用するダイレクトリクルーティング」といえます。

ソーシャルリクルーティングのメリット

ソーシャルリクルーティングを活用するメリットには、どのようなものが挙げられるのでしょうか。ここでは、主な3つのメリットを紹介します。

採用コストを削減できる

ソーシャルリクルーティングは、採用コストを削減できます。採用には求人掲載や上位表示させるなど、大幅なコストがかかります。しかし、ソーシャルリクルーティングはアカウントさえ育ててしまえば無料で利用でき、多くの層の目に触れさせられるはずです。

つまり、コストが発生するとしても小額の広告出稿料のみのため、自社にとって最適な人材をコストを抑えて採用できる可能性があります。

多くの採用候補者の目に触れやすい

ソーシャルリクルーティングは、SNSの拡散力を使った採用手法のため、自社に興味を持つ人を増やせるメリットがあります。また、求人広告のような閉鎖的なメディアではないため、気軽に情報を確認する人が多いです。つまり、自社のことをあまり理解していない求職者にもアプローチでき、候補者を集めやすいというメリットもあります。

自社に最適な人材を見つけやすい

SNSは気軽なコミュニケーションを得意とするツールです。そのため、自社に最適な人材を何気なく探せます。また、求人サイトのような制限が設けられておらず、必要な情報を網羅的に紹介できる点もその他求人掲載ツールと異なるメリットでしょう。

ソーシャルリクルーティングを取り入れるデメリット

一方で、ソーシャルリクルーティングを取り入れるデメリットも存在します。ここでは、主な4つのデメリットを紹介します。

情報漏洩につながるケースもある

SNSの拡散力は効果的ですが、全世界への情報拡散となるため、場合によっては情報漏洩につながる危険性もあります。もちろん、SNSに限らずインターネット上の情報は広がってしまいますが、特にSNSを活用したソーシャルリクルーティングにおいては、大きなリスクに発展しやすく、注意が必要です。

情報の信憑性が低い

SNS上では、企業から情報を見られることを意識して、見られたくない情報の投稿を求職者が削除するケースもあります。そのため、本当に求職者の投稿からユーザー像を確認できるのかという点で、少し問題があります。ソーシャルリクルーティングを活用する場合は、ユーザー像をしっかりと見極められる目が必要です。

定期的な更新が必要

SNSを成長させるには定期的な投稿が欠かせません。また、アカウントを成長させるまでの時間がかかり、フォロワーを獲得できていなければ、ソーシャルリクルーティングの効果はわかりにくいでしょう。適切なタイミングでSNS投稿を行い、企業の印象をあげていくことが重要であり、工数がかかってしまう点はデメリットです。

炎上する可能性もある

SNSの拡散力は予想以上に大きく、一気に広がる可能性があります。場合によっては意図的ではないものの、情報が誤って伝わり、軽率な発言だと判断されてしまうケースもあるでしょう。そういった炎上は、企業にとって不利益を被る場合もあるため、注意が必要です。

効果のあるソーシャルリクルーティングのやり方

ソーシャルリクルーティングで効果を出すには、どのようにすべきなのでしょうか。ここでは、効果の出るソーシャルリクルーティングのやり方を4つ紹介します。

自社に合ったSNSを選ぶ

まずは、自社に最適なSNSを選定することです。SNSは複数導入することも重要ですが、最初は3つ程度に絞りましょう。選定する際は、自社の採用マーケティングのターゲットとなる人材が多く存在しているSNSを活用することが重要です。

運用時のルールを決定しておく

使用するSNSを選定したら、運用ルールを設けます。具体的には、更新頻度、返信ルール、更新内容、投稿のチェックなどのルールを社内で明確に決め、担当者が焦らずに運用できる状態を目指すことが望ましいです。いきなり運用を始めてしまうと、適切な効果が出ないケースもあるため、注意が必要です。

SNSの反応を確認する

SNSはいいねやリツイート数によって、効果を見込める投稿かどうかがわかります。そのため、SNS上の反応を逐一確認し分析することが重要です。例えば、分析を行うことで反応がよかったコンテンツは横展開し、その周辺のコンテンツを公開するなどの対策ができます。

採用候補者とコミュニケーションをとる

採用候補者からのコンタクトがあった際、そこからコミュニケーションをとることも重要です。ソーシャルリクルーティングにおいては、給料や福利厚生などの情報よりも、仕事に対するやりがいを重視している求職者にリーチしやすい特徴があります。

求職者のコンタクトに対して最適な内容を返答できれば、ソーシャルリクルーティングの効果を出しやすいため、採用候補者と積極的にコミュニケーションを取れる体制を社内で整えておきましょう。

ソーシャルリクルーティングにおすすめのSNS

最後に、ソーシャルリクルーティングにおすすめのSNSを6つ紹介します。

LINE

LINEは多くの人が利用しているSNSです。企業アカウントを作成でき、Q&Aなど採用に関わる機能を備えたコンテンツを配信しやすいという特徴があります。LINEは特性上、登録に至るまでは壁となりますが、登録してもらった後は定期的にチャットを送信することで、求職者との距離を縮めてアプローチしやすいです。株式会社ニトリはLINEから他のツールにリンクさせ、LINEの画面だけで全ての採用情報を確認できる状態にしています。

Twitter

Twitterは、拡散に強いSNSです。リツイートやいいねでコミュニケーションを取りやすく、企業の採用活動に役立たせやすいというメリットがあります。ただし、最大文字数が全角で140文字ということで、採用につなげるためには短い文字数で興味を引くように工夫を施す必要があるでしょう。株式会社スヴェンソンは、トレンドを意識したハッシュタグを取り入れることで、反応率を高めています。

Instagram

Insatagramは、写真の投稿に特化したSNSです。おしゃれな写真を投稿することで、会社に興味を持ってもらえる可能性が高く、視覚的な情報に富んでいる業界の募集に最適なツールとなっています。

ユニリーバ・ジャパン株式会社はInstagramを活用して、働き方や自社商品に関する情報を発信し、ソーシャルリクルーティングを成功させています。

Facebook

Facebookは、国内ユーザー数は約2,600万人で20〜40代のユーザーが多いツールです。リファラル採用に向いており、仕事内容や詳細情報を長文で公開できます。国土交通省は、職員一人ひとりについて紹介したり、職場の雰囲気を発信したりしながらソーシャルリクルーティングを取り入れています。

Linkedin

Linkedinは、国内ユーザー数は300万人以上、全世界では8億5,000万人程度が登録しているツールです。30代〜50代のユーザーが多く、転職潜在層にリーチしやすい点が特徴です。また、企業向けサービスも存在し、採用ページ掲載やHPの掲載もできます。ちなみに、ダイレクトメールでユーザーを直接スカウトすることもできます。株式会社メルカリは、Linkedinで働く環境を公開し、半年間で複数名の内定を獲得した実績があるようです。

YOUTRUST

YOUTRUSTは95%がインターネット業界に属している人のSNSです。登録者は10万人を突破しており、ITやWeb業種を中心に求人募集がかけられています。キュレーションズ株式会社は、YOUTRUSTを取り入れてから2か月で7人を採用できたという事例があります。

wantedly

国内ユーザー数は350万人で20〜30代の活発なユーザーが多いSNSです。スカウトサービスや求人広告など兼ね備えている上、SNSとの連携により拡散力を使えます。株式会社ココナラは、wantedlyを利用したことで募集ページのPVを10倍以上に伸ばすことができ、母集団形成に大きく役立ったようです。

YouTube

国内ユーザー数は6,500万人で幅広い世代に登録されている動画サイトです。文章では伝わりづらい雰囲気を伝えられるため、文章より強いインパクトで記憶に残りやすい採用ツールとなるでしょう。DMMグループは計13部署の仕事内容やキャリアパスに関する動画を公開したところ、各部署に魅力を感じる方が集まってくれたようです。

まとめ

本記事では、ソーシャルリクルーティングの概要やメリット・デメリット、効果の出るソーシャルリクルーティングのやり方などを紹介しました。ソーシャルリクルーティングはアカウントを成長させるまでに時間がかかりますが、成長してしまえば、大きな効果を期待できる採用手法です。本記事の内容も参考に、ぜひソーシャルリクルーティングを導入してみてはいかがでしょうか。

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